「お勝手口」図書室

弊社会長・西川通子が、ひとりの女性としての胸の内を綴ったコラムです。
家事の合間にお勝手口で、お馴染みのご近所と、ちょっと立ち話、世間話。
そんな気楽な気持ちでお読みください。

平成30年 2月号

お手当て

明けましておめでとうございます。二月に明けましてもなかろう…そんなお声が聞こえてくる気もいたしますが。この欄で皆様にお会いするのは、昨年、バドミントンの追っかけ婆と化していることをお知らせして以来。これが年始の書初めとなりますゆえ、おトボケはしばし後ろに下がらせて、出来得る限りにかしこまる気持ちで申し上げます。

本年もなにとぞよろしくお願いいたします。

そのままで膝をくずさず、今は昔のお話を一つ。ドモホルンリンクルを世に送り出した当初から、それを使うことを「お手入れ」でなく「お手当て」と呼ぶように!と、口を酸っぱくして言いつづけてまいりました。そこまでこだわらなくても…。そういう社員も少なからずおりましたが、私はその意見を頑として入れませんでした。

恋をするときれいになる、よいことがあると肌の調子が上向く、反対に気の持ち様ひとつで病にもかかる。まこと人間とは「気」に動かされ生きる物。昔から折りにふれ、そう思っておりましたが。漢方と袖すり合ってからは、目には見えねど確としてある気の力を頼りにせねば、人は幸せになれぬという想いを、ますます強くしてまいりました。

手当てとは病気や怪我を治すためにすること。そこに込められた気は、お手入れとは比べものにならぬほど、ずっしりと真剣です。およそ基礎化粧品らしくない言葉であると重々承知していながら、あえてお手当てと呼び習わすことにこだわったのは、他では得られぬ至高の満足を感じていただくために、病気や怪我を治すときと同じ真剣な気を、ドモホルンリンクルとともに肌へ向けていただきたいと思ったからです。

当時、高度経済成長を遂げた世の中には、猛烈な勢いで便利、簡単、手軽があふれ出しておりました。私も有難くその恩恵に浴してきましたが。その一方で、便利手軽には決して済ませてはいけないものがあることを、日々思い知ってもまいりました。

その最たるものが肌にかける手間暇です。きれいに生きたい、きれいに死にたいと願うならば、ドモホルンリンクルを、ただ漫然と使うだけでは足りません。年齢を重ねた肌をなにより満足させるのは、誰よりも肌を愛し、肌の未来に幸あれと願う自分自身の気の力。手間がかかっても、それを併せて与えるからこそ、肌はその想いに気付き、応えるためにドモホルンリンクルを役立てるのです。

つまりお手当てとは、肌に真剣に向かう気を湧きださせる呪文、手の使い方はその気を引き出す魔法…などと言うと、またふざけたことを!とお叱りを受けそうですが。

決してふざけてはおりません。はじめに申し上げた通り、膝をくずさずここまで書いてまいりました。今年もドモホルンリンクルとお手当てで、もっともっと健やかで素晴らしい肌になっていただきたい――この文章を通し、皆様に寄せる私の気をお感じいただけたならば、それ以上この身この胸に気の満つる想いがすることは、他にございません。

西川通子

初めての方限定。無料お試しセットのお申込み

マイページへログイン 商品のご注文・新規ネット会員登録はこちらから