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再春館ヒルトップに「クリーンエネルギー」の明かりが灯ります

 再春館製薬所では、弊社の製造工場である「再春館ヒルトップ・薬彩工園」(上益城郡益城町寺中1363-1)において、日本最大規模となる太陽光発電の建設に着手いたしました。2004年2月末の完成をめざして工事が順調に進行するなか、 取り付ける太陽光パネルの製造がほぼ完了し、いよいよ本格的な設置工事を開始いたします。

  当事業は、独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)」の『太陽光発電新技術等フィールドテスト事業』として2003年8月に認定を受けたもので、9月末に起工式を執り行い、架台工事等を進めてまいりました。今回導入する太陽光発電の480kWという発電能力は、NEDOが推進するフィールドテスト事業における発電設備としては、国内最大規模となります。総事業費は、約2億9000万円。NEDOとの共同研究事業のため、費用の1/2をNEDOが負担することによって実施されます。

 発電用には傾斜屋根用太陽電池モジュールを使用。1枚で40ワットの蛍光灯約3.3本分の発電量(134kW)を持つ太陽光パネル(モジュール)3600枚が、薬彩工園の屋根や外壁に取り付けられる予定です。再春館製薬所では従来から様々な環境への取り組みを進めており、2001年に竣工した薬彩工園はその拠点として、完成当初から深夜電力を利用した氷蓄熱システムや太陽光発電(10kW)など先進のエネルギーシステムを備えていました。今回の増設で、太陽光による発電能力は一気に現在の約50倍、合計490kWとなり、完成後は薬彩工園における年間消費電力の約10%をまかなうまでになります。  

 また今回使用される太陽電池パネル(モジュール)は、環境に悪影響を及ぼすとされる鉛を一切使用しない新開発の「無鉛はんだ太陽電池」で、自然環境の保全を第一とする薬彩工園に、最もふさわしいものと言えます。


(再春館ヒルトップ薬彩工園 太陽光発電設備 完成予想図)


再春館ヒルトップ・薬彩工園は、自然一体型の「アースファクトリー」をめざしています。クリーンエネルギー導入のほか、原料(生薬)絞りカスの有機肥料としての活用、製品の包装にタオルの残糸を使い、裏紙として使用済みの紙をシュレッダーにかけて緩衝材として利用するなど、これまでにも大小様々な環境への取り組みを行ってきました。その薬彩工園が、またひとつ自然との共生に大きな明かりを灯します。