漢方の医薬品・化粧品の再春館製薬所

報道関係者

2015年11月24日
再春館製薬所 NR15-006

シワ・シミなど加齢に伴うお悩みひとすじに向き合い続けて41年
”進”ドモホルンリンクル2015 [基本4点]リニューアル

2011年秋以降の“進化”と“深化”の研究成果を反映し、新発売。

 株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町 代表取締役社長:西川正明 以下、再春館製薬所)は、2015年11月21日(土)、年齢化粧品「ドモホルンリンクル」の主力商品群[基本4点](保湿液・美活肌エキス・クリーム20・保護乳液)の4年ぶりのリニューアルを行い、新発売いたします。

ドモホルンリンクルとは

 ドモホルンリンクルは、世の中にまだ“アンチエイジング”という言葉も無かった1974年、シワ・シミなどの加齢に伴うお悩みに応えるために誕生した、年齢肌専門の化粧品です。“お肌の曲がり角”とされる20代後半くらいから急激に落ち始める肌体力に対して、肌の表面から足りないものを与えるだけではなく、お肌本来の内なる力へアプローチ。「自然界の生命力から人の力になるものを探り当て、自己回復力を底上げする」という漢方理念に基づき選ばれた、原料は約150種類。しなやかな力強さを余すことなく引き出せるよう、製薬会社としての技術や最新の皮膚科学研究との融合で、その潜在力を発揮させています。

 ドモホルンリンクルは、「身体を本来の正常な状態に整える」という漢方の考えのもと、お肌の表面的なお悩み一つひとつに対処するのではなく、“根本力”に着目しています。年齢肌のトラブルを根源から捉え、お悩みを加速させる年齢や紫外線などの要因にも立ち向かうというトータルケア。“根本力”に働きかけるものだからこそ、肌質・季節・年齢・お悩み別によって使い分ける必要はないという結論から生まれた、全8点のワンラインです。

 ラインナップは大きく3つの役割に分かれています。お肌の汚れ・ダメージを取り除いて素に戻し、根本力を引き立てる[準備3点](化粧落しジェル・洗顔石鹸・泡の集中パック)、それぞれが段階的にお肌の表面から奥*まで働きかけ、お肌本来の力を呼び覚ます[基本4点](保湿液・美活肌エキス・クリーム20・保護乳液)、紫外線から守ることはもちろん、紫外線ダメージからのケアまでも後押しする[日中ケア](光対策素肌ドレスクリーム)。これらの「1+1=2」にとどまらない役割を持つ各製品が、全方位的にお悩みへ深くアプローチ。お肌に備わる本来の力を底上げし、季節や年齢にもゆらぎにくいお肌を目指します。

*注:角層深部

“進化”と“深化”の歴史 ドモホルンリンクルのリニューアル

 シワ・シミなど加齢に伴う年齢肌のお悩みにお応えするという基本姿勢を変えることなく、ドモホルンリンクルはその質をひたすらに磨き上げるという独自の進化を重ねてまいりました。新製品を出すのではなく、長年のお客様にもさらにご満足いただくために「より良いもの」を常に探求し、一つひとつの製品を進化させていくことがドモホルンリンクルの使命です。新しいアプローチや新成分という“進化”はもちろん、既存の原料や技術に甘んじることのない、さらなる“深化”も盛り込みつつ、その時代にできることのすべてを尽くす3〜4年に一度のリニューアル。“進”ドモホルンリンクルは、41年間“進化”と“深化”をくり返し、磨き上げた結果です。

 1974年発売当時、火傷の治療など医療用としても用いられてきたコラーゲンを日本で初めて基礎化粧品に配合したクリームも、2015年11月で17代目。日本でいちばん売れているクリーム*です。

 私たちは、「医薬品でもなく、ただの化粧品でもない」唯一無二の存在としてドモホルンリンクルが選ばれ続けていくため、今後も「史上最高のドモホルンリンクル」を追及してまいります。

*出典元:クリーム [スポットケア部門] 売上高
「化粧品マーケティング要覧No.1 2014」 富士経済発行

”進”ドモホルンリンクル2015 [基本4点] リニューアルポイント

再春館製薬所が分析する「シワ・シミの要因」と「理想のお肌」

 加齢に伴うお肌の悩みは、大きく二つの原因に端を発しています。一つは、紫外線や肌疲労を含むダメージの蓄積などによる[環境老化]。もう一つは、遺伝子や細胞の機能低下によって自然に起きる[加齢老化]です。老化が加速した年齢肌は、自身ですこやかさを保てなくなり、“根本要因”を引き起こします。

 再春館製薬所は、自らの力でこれらの“根本要因”に立ち向かい、跳ね返すだけの肌体力を備えたお肌が理想であると考えます。その鍵となるものが「自己回復力の強化」です。

年齢によるお悩みを深く刻ませない、2つのタンパク質に着目

自己回復力の鍵を握る二つのタンパク質の存在

 再春館製薬所はこの「自己回復力の強化」において、二つのタンパク質に着目しました。一つは、ストレスに対して自己を守り再生させる性質を持つ、HSP(ヒート・ショック・プロテイン)老化のスピードを緩やかにすることから、再春館製薬所では「自己回復タンパク」と位置付けています。2009年、再春館製薬所が美容業界でいち早く研究成果を製品に応用し、以降も研究を続けるHSPは、このたびのリニューアルでも大きな進化を遂げています。

 そして、このたびの[基本4点]リニューアルで最大の進化となるのは、その対極的な存在「加齢加速タンパク(Angptl2)」についての世界初の研究成果です。過剰に増加するとコラーゲンの分解を促すなど、老化のスピードを加速させる性質が認められたことからこのように名付けられた同タンパク質を意図的に抑制することで、「年齢によるお悩みを深く刻ませない、肌体力を備えたお肌」を目指せることが示唆されています。これらの新たな研究成果を応用しドモホルンリンクルの[基本4点]が、一層頼もしい存在となりました。

コラーゲンのパイオニアとしての、さらなる進化

鱧コラーゲン
配合目的:保湿・肌をなめらかにする

浸透型コラーゲン(マツダイ)
配合目的:保湿・肌にハリを与える

 日本で初めてコラーゲンを配合した基礎化粧品・ドモホルンリンクルは、コラーゲンのパイオニアとして、並々ならぬコラーゲンへのこだわりを持っています。積み重ねてきた経験を活かし、コラーゲンとともに肌弾力を支える成分の質までもサポート。独自のコラーゲンケアをさらに進化させながら、最先端のコラーゲン研究成果を取り入れてきました。

 このたび、2007年以来、独自のコラーゲンとして採用してきた、純度の高い良質なコラーゲン「鱧コラーゲン」の抽出方法を改良。弾力性と保湿性をさらに高めました。さらに独自のコラーゲン「浸透型コラーゲン」を新たに配合。コラーゲンの再生力を持つマツダイから抽出された、強靭なコラーゲンがお肌深く*までしっかり届き、弾むようなハリをもたらします。

*注:角層深部

原料のさらなる“深化”

 既存の独自原料についても、より潜在力を引き出すための研究成果を反映しました。その一例として、2011年、紫外線に打ち克つ力に着目して採用したピンピネラエキス(※肌をすこやかに保つ)を、生体内エネルギーが最も高まる開花期に収穫したものからのみ抽出することへ変更旧来のエキスより効果が20%高まり、お肌をサビさせる原因に打ち克つ効果がさらに期待できるようになりました。その他にも、チューリップエキス(※肌にハリを与える)を内包化したカプセルの大きさをより極小化・均一化したことで、今まで以上にお肌の深く*届けるなど、さまざまな深化を遂げています。

*注:角層深部

[基本4点]すべて、「抗シワ評価」で効能取得

49歳女性 “進”「クリーム20」を8週間使用

 このたびリニューアルした[基本4点]の「抗シワ評価」が第三者機関により証明されました。日本香粧品学会の「化粧品機能評価法ガイドライン」に沿って試験を実施し、乾燥で小じわが目立った状態でテストを行い、目じりに8週間塗布した場合と塗布しなかった場合を比較。シワグレード標準を用いた評価を行った結果、皮膚科医によって、95%以上の人に有意に改善があったことが認められました。

ワンランク上の安全性の追及

 毎日使うものだからこそ、ドモホルンリンクルは「お肌につけるものは、口に入れるものと同じ」と考え、「安心・安全」について、寸分の妥協も許しません。本来化粧品に義務化されていない、食品同等もしくはそれ以上の厳しい基準を自ら課し、原料から製品が完成するまでのそれぞれの段階で、厳しい試験を行います。このたびも、これらの試験への新たな項目追加やアレルギー指定原料の制限などの原料への新たな基準を設け、さらに内容を進化させました。

自社による試験:パッチテスト/実使用試験(短期・長期)/チャレンジテスト/加速チャレンジテスト/スティンギング試験/連用刺激性評価/実使用防腐力試験/細胞毒性試験/生菌数試験/原料トレース 等

第三者機関による試験:長期アレルギー試験/パッチテスト/肌疾患既往歴者パッチテスト/光刺激性テスト/眼粘膜刺激性試験/ライン使用での刺激性試験/残留農薬試験/放射線量試験 等

人間工学と「使い心地の良さ」を両立した容器

 長年ご愛用いただいているお客様が多いからこそ、ドモホルンリンクルは常に「生涯使いやすい容器」を追求します。実際のお客様の手による容器の形の見直しや人間工学にもとづく開発を重ね、このたびの「あらゆる角度での持ちやすさ」「視認性の向上」「収納しやすく、最後まで使い切りやすくするための形状変更」などの改良が実現しました。

進化した「基本4点」詳しくはこちら

 【予告】このたび進化した、“進”[基本4点]との組み合わせによる、より完璧な“8点処方”ラインナップに向け、2016年春、[準備三点](化粧落しジェル・洗顔石鹸・泡の集中パック)と[日中ケア](光対策 素肌ドレスクリーム)のリニューアルを予定しています。42年目のドモホルンリンクルにも、どうぞご期待ください。

お問い合わせ先

株式会社 再春館製薬所
広報室 渡辺真喜子
makiko.watanabe@saishunkan.co.jp
TEL:096-289-4444(代表)

以上

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