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- 進み続けるコラーゲン対策 コラーゲンを引っ張る! 〜第1話 進化してきたアプローチ〜
進み続けるコラーゲン対策 コラーゲンを引っ張る!
第1話 進化してきたアプローチ

基礎研究グループ 峯田一隆

コラーゲンは、右の図のように、肌の奥の真皮層に張りめぐらされています。それはまるでラケットのガットのようです。
真皮層にある線維芽細胞同士が、コラーゲンを引っ張りあうことで、肌の弾力は保たれています。
ガットが緩んだラケットではボールを打ち返せないように、コラーゲンが緩んだお肌はハリがなく、指で押したときの戻りが鈍いのです。
「コラーゲンの量も線維芽細胞の数も大事。でも、それを活かすのはコラーゲンを引っ張る力ではないのか?」
我々は、線維芽細胞がハリを生む仕組みに注目し研究を開始しました。
こうしてコラーゲンを引っ張る力に着目したコラーゲンケアの進化が開始されました。


細胞がコラーゲンを引っ張る力、すなわち「ハリをもたらす力」を高める素材を開発するには、まずその評価方法が必要です。
我々はコラーゲンで固めたゲルに細胞を埋めこみ、肌の状態を簡単に再現したモデルで実験を行うことにしました。
岐阜県国際バイオ研究所の協力の下、コラーゲンゲルを引っ張る細胞の力を高める素材探しを続けた結果、遂にそのエキスに出逢いました。
次回は、コラーゲンへの新しいアプローチを実現する素材を紹介します。
進み続けるコラーゲン対策 コラーゲンを引っ張る!
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