※こちらでご紹介しているのは旧商品開発時(2007年)の内容です。

ここには、35年以上続くドモホルンリンクルの容器を並べてみました。いかがでしょうか。

ドモホルンリンクルは、年齢肌ひとすじに処方を磨きあげています。それと同時にお客様の声を活かして容器やパッケージも、こだわりの想いをもって進化させています。
この開発スタイルは、いわゆる高級で華やかなイメージを創り出す化粧品とは全く違う考え方といえます。
容器開発を担当する研究員の合い言葉は、「容器にも感動を!」
進化し続ける容器に込めた私たちの想いを、紹介していきます。

研究室は、1日に7000件以上もお電話をいただくコールセンターのすぐ横。
私たちのもとには、毎日お客様からのお声が届きます。
その中には、容器に関するお声も少なくありません。お声に耳を傾け、お客様になりきり、毎日のお手当てが少しでも楽しくなるように、ひとつひとつ開発を進めています。
実はこのようにお客様のお声をもとに開発を行うスタイルは、過去にいただいたお叱りのお声がきっかけとなっています。
以前、お客様からのお声が十分に反映されないままに容器を開発したことがありました。

それは、2000年のリニューアルのことでした。容器の形状を、それまでの円筒状から、三角フラスコ型(右写真)へ変更を行いました。
この時、すぐにお叱りのお声が寄せられました。
「三角フラスコ型のせいで、これまでのスペースに収まらないわ!」
「濡れた手で持ったら落として割れてしまったわ。この形はすべるからやめて欲しい!」
「持ち運びに不便。今までのほうがいい!」
多くのお客様からたくさんのご指摘をいただきました。「お客様のお声の大切さ」に改めて気づき、すぐさま形を変更することにしました。
この時は、「品質を守ること」や「お手当のイメージをもってもらうこと」ばかりに気を取られ、リニューアルを行ってしまったのです。しかしそれは、私たちの都合でしかありませんでした。
この出来事を通じて、お客様のお声の大切さを心から認識することができました。お客様は何を求めているのか、どうすれば喜んでいただけるか。どうすれば感動していただけるのかを追及すればいい。「お客様のお声」のおかげで、 「お客様のお声の大切さ」に気づいたのです。

容器をつくるにあたっては、お客様から学んだ3つの「軸」を守って開発をしています。
1つ目は、医薬品基準(GMP)に準じて製造されたドモホルンリンクルを、使い切る最後の一滴まで品質を維持するということです。
2つ目は、様々なお客様がいらっしゃるなかで、お手当ての環境・背景が変わっても、ストレスなくお手当てできる時間を提供することです。
3つ目は、使うことで、自然からいただいた力に感謝し、環境への貢献につなげることです。
「最後の一滴まで、高い品質で」
「どんな方にも、わかりやすく、使いやすく」
「自然への感謝をかたちにしたい」
この3つの想いは、ドモホルンリンクル容器のどれをとっても、息づいています。