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老化が加速!? お肌のコゲとサビ

第1話 お肌が「コゲる?」

お肌の老化を防ぐには

基礎研究グループ 野口雅彦
基礎研究グループ 野口雅彦

歳を重ねるごとに潤いやハリを失い、シワやシミが目立つようになる年齢肌。しかしながら、あなたの周りにも歳の割にお肌が若々しい方がいらっしゃいませんか?
そんな方たちに共通するお肌に良いこととは何なのでしょうか?若々しいお肌を保つために必要なことは何なのでしょうか?

今回は、その答えの鍵である「お肌の老化を加速させる原因」について、『老化が加速!?お肌のコゲとサビ』と題し、注目すべき老化の要因とその対策についての研究を紹介していきます。

キーワードはお肌の「コゲ」と「サビ」。それでは、まずお肌の「コゲ」から紹介していきます。

体がコゲる? 〜「コゲ(糖化)」とは〜

お肌をはじめ体が「コゲる」反応を専門的には、糖化反応(メイラード反応)と呼びます。糖化反応は、医療・食品業界ではなじみが深いのですが、美容や健康にも関わりが強いことがわかってきています。

糖化反応は、下図で示すようにグルコースなどの還元糖とタンパク質などが非酵素的に反応し、結びつく現象のことを指します。最終的には、還元糖が最終糖化生成物(Advanced Glycation End products=AGEs)と呼ばれる物質に変化していきます。
AGEsは褐色を示し、身近な食品では醤油や黒ビール、カラメルなどはその色です。

しかし、体の中でできるAGEsはいわば一種の老廃物です。糖化したタンパク質(糖化タンパク質)は、架橋構造をつくることで本来の働きを失ったり、組織を硬くすることが知られています。この糖化反応は、ごく自然な反応なので、体の中で糖とタンパク質が出会うだけで起こってしまいます。
血糖値の高い方の血流が悪くなるのは、血管のコラーゲンが糖化し、硬くなってしまうためなのです。

それでは、お肌のタンパク質が糖化すると、どうなるのでしょうか?

お肌がコゲると老けてみえる?

お肌の中での代表的なタンパク質はなんといってもコラーゲンです。他には弾力に関わるエラスチンなどがありますが、いずれも糖化で架橋ができるとカチコチに固まってしまい、お肌のハリが失われます。
また右写真のように、糖化タンパク質はそれ自身が褐色です。そのため、お肌にたまると透明感が失われ、くすみの原因となることも知られています。

このように糖化タンパク質は、お肌のハリを低下させ、くすみの原因となるのです。しかしながら、糖化タンパク質がお肌に及ぼす影響はこれだけではありません。

糖化タンパク質は、一度作られると分解されにくいため、お肌の新陳代謝を悪くするのです。特に表皮において、糖化タンパク質がたまると、ターンオーバーが遅くなり、メラニンが排出されずにシミの原因につながります。

お肌のコゲと血糖値

糖化タンパク質がたまることで、お肌のハリが失われたり、くすみやシミの原因になることがおわかりいただけたでしょうか?
では、このお肌が「コゲる」状態をどうしたら避けることができるのでしょうか?

自然にできてしまう糖化タンパク質を減らすには、糖とタンパク質の接触を減らすことが重要です。まずは、急激な血糖値の上昇や高血糖状態が続くのを防ぐことが対策になります。

  • 炭水化物や甘いものを控える
  • 野菜などを先に食べる(炭水化物の急激な吸収を防ぐ)
  • ゆっくり噛んで食べる
  • 間食やジュースなどを控える

このような糖化タンパク質を減らす生活習慣に加えて、糖化タンパク質を作らせない成分でのケアができたら、体とお肌を健やかに若々しく保つことにができます。

我々は天然素材の中から、糖化反応を防ぐ成分を探すことにしました。

老化が加速!? お肌のコゲとサビ
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