再春館製薬所 研究開発部

パール柑エキスに
細胞遊走活性化作用が
あることを発見

日本生薬学会第67回年会

2021.09.16

学会発表

再春館製薬所 研究開発部は、日本生薬学会第67回年会にて熊本産「パール柑」抽出エキスに「細胞遊走性活性化作用」があることを確認しました。
細胞遊走性とは、細胞が元ある場所から他の場所へ移動する性質のことです。例えば、擦り傷ができた時、傷口から細菌が入った場合です。そのとき、細菌を撃退する細胞が傷口に移動し、細菌を撃退する…という動きを細胞遊走性といいます。

パール柑エキスの
「細胞遊走活性化作用」

コラーゲンを作る細胞(線維芽細胞)も細胞遊走性があるため、細胞の密度を均一にすることが可能です。
しかし、コラーゲンを作る細胞がない場所ではコラーゲンを作ることは不可能です。その結果、コラーゲンの量が減ることに繋がってしまいます。
コラーゲンの量を増やすためには、細胞遊走性を高めるとが大事であると考え、再春館製薬所の独自成分であるパール柑エキスに着目しました。
さまざまな柑橘類のエキスとパール柑のエキスを線維芽細胞に添加し、細胞遊走性の測定を実施したところ、パール柑エキスを添加した線維芽細胞は、他の柑橘類のエキスを加えた線維芽細胞に比べて細胞遊走性が高まるという結果が確認されました。(写真赤枠内細胞の"疎"→"密"への変化)
実験により、パール柑エキスは、細胞遊走性を高め、コラーゲンを作りやすい環境を整えるためのカギになると見出しました。

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