再春館製薬所 研究開発部

不知火菊の経口摂取により、
ANGPTL2抑制効果や
生活習慣病改善に
つながる可能性を発見

第24回日本抗加齢医学会

2024.05.31

学会発表

再春館製薬所 研究開発部は、ヒトの不知火菊抽出物摂取におけるANGPTL2(※)抑制効果を確認しました。 これは「第24回日本抗加齢医学会」で発表した内容です。 行った試験の中でANGPTL2と生活習慣病に関連する項目の相関性を改めて確認し、不知火菊抽出物を摂取することにより、ANGPTL2 生成が抑制されることがわかりました。これにより、糖尿病や動脈硬化、がんなどに対する有効な手段になる可能性が示唆されました。

※ ANGPTL2
アンジオポエチン様因子2。組織の修復に重要なタンパク質だが、過剰に分泌されると慢性炎症を引き起こし、老化を促進したり、糖尿病や動脈硬化、がんといった生活習慣病の発症・進展に関与する

試験方法と調査方法

試験は以下の2群に分けて行いました。

@不知火菊群:不知火菊抽出物200mg/ 日を摂取する不知火菊サプリメント摂取群
A非介入群:通常の生活を送る

摂取開始前と、接種開始から12 週間後に採血を行い、血中 ANGPTL2 濃度と糖代謝・脂質代謝に関わる項目などの検査を実施・解析を行いました。

不知火菊の経口摂取でANGPTL2が
減少していることを確認

試験開始から12週間後に計った、血中ANGPTL2 濃度のグラフです。
不知火菊を摂取した郡は、ANGPTL2が下がっていることがわかります。

血中ANGPTL2濃度のグラフ

この実験により、不知火菊は経口摂取でもANGPTL2に対して効果があることが示されました。
またANGPTL2への効果のみではなく、メタボリックシンドロームに対しても有効になる可能性が示唆されました。

実用化には更なる調査・検討が必要ですが、不知火菊を経口摂取することで生活習慣病の改善に大きく寄与できる可能性があります。
私たち再春館製薬所 研究開発部は、ヒトが健やかな日常生活を送れるよう、引き続き邁進して参ります。

不知火菊

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