
早摘み晩白柚エキス
起源:晩白柚の実
原産地:日本(熊本県八代郡氷川町)

肌の生まれ変わりを促す
早摘み晩白柚エキス
熊本産の晩白柚(ばんぺいゆ)は、黄色く熟すと4kg以上にもなり、
柑橘類の中で重さ世界一という記録を持っています。
そのまま実をいただくだけでなく、ジャムやジュース、皮を砂糖漬けにするなど、
熊本県の特産品として親しまれています。
この晩白柚の実には、肌の生まれ変わりを促す力が秘められていることが分かりました。
丁寧な仕事は、
晩白柚を大きく
育てるために

熊本県八代市の特産として
1920年頃、ベトナムから株を持ち込んだことが日本での始まりとなった晩白柚ですが、当時はほとんど普及することはありませんでした。

その後、1930年代に改めて台湾から鹿児島に「白柚」の株が導入され、気候や土壌などから最適な産地として八代市に根付きました。
今回の取材先の「服田果樹園」では、摘み取った晩白柚の葉や実の他、い草やもみ殻を撒く、有機栽培で晩白柚を育てています。

晩白柚は、人工授粉で実をなす為、手作業で受粉を行います。大きな実に育てるためには、受粉の時にも不要な花を摘みます。余分な花が咲いているだけでも、実の大きさが小さくなってしまうのです。
その後成長した実も、枝の太さや長さを考えながら、余分な実を摘果します。
今までは、摘果した実はそのまま捨てていましたが、私たちはこの摘果した実に着目しました。

皮も実も丸ごと全部が
肌の巡りを支える
成長の途中で摘み取られてしまう晩白柚の実には、まだまだ生命力が眠っているはず。
様々な研究の結果、早摘みした晩白柚は肌にとって、重要なサポートをしてくれることが分かりました。
エネルギーの通貨とも呼ばれ、肌が生まれ変わる時に重要な役割を果たすATP。
早摘みした晩白柚から抽出したエキスの中に、このATPを増やす働きがあることを発見しました。

肌研究の進歩により
また、肌研究の進歩により、表皮にもヒアルロン酸が存在することが分かってきています。表皮ヒアルロン酸は表皮でも細胞間で水分の保持を行っており、肌のうるおいや弾力を保ってくれています。
そして、徹底的に研究を重ねた結果、早摘み晩白柚が、表皮ヒアルロン酸の合成を助けることが明らかとなりました。
美味しいだけでなく、肌にも役立つ。地元熊本の特産品を余すこと無く活かせること、とても嬉しい発見でした。

