
キバナオウギ
起源:キバナオウギ
原産地:中国山西省

オウギとは

オウギはマメ科キバナオウギ又はナイモウオウギの根および、
その他同属の植物を乾燥させたものです。
主に生薬として使用されており、イソフラボン類を豊富に含み、他にフラボノイドや多糖類、GABAといったアミノ酸類を含んでいます。
薬理学的な効果としては強壮作用、免疫力増強作用、抹消循環改善作用、抗ストレス作用などの身体に元気をつけるさまざまな効果があり、人の力を引き出す代表的な生薬として知られています。
より効果の高いオウギを求めて

再春館製薬所では、中国は山西省大同市渾源県で栽培されている渾源オウギを使用しています。
同県の渾源オウギの年間生産量は約50万kgで、オウギ生育に最適な優生地域の1つと言われており、山地で野生に近い状態で栽培を行っています。
そのため、自然の中で育まれて栄養を蓄えた渾源オウギは多糖類、特にオウギ多糖(APS)を豊富に含むという特徴を持っています。
老化抑制効果と不知火菊との相乗効果
オウギから抽出されるオウギエキスは、細胞から分泌され、慢性炎症を起こし、老化を促進するSASP因子の発現を抑制することができる、アンチエイジング原料であることが判明しています。
私たちは老化に対抗する力が、老化のアクセルタンパク質「ANL (Angptl2)」の抑制にも関係するのではと考え、研究を行いました。
研究の結果、渾源オウギと再春館製薬所独自原料であり、ANL抑制効果を持つ不知火菊と独自の配合を行うことで、不知火菊単体よりも高い抑制効果を示すことを確認しました。
また、長年肥沃な土壌で栄養を吸収し、強い生命力をもった10年根が、特に高い抑制効果を持っていることが明らかとなりました。
今後の展望

私たち再春館製薬所の独自原料である不知火菊と、自然の力を多く含んだオウギを掛け合わせることで、新たな効果を引き出すことができました。
私たちは老化の根本に働きかける素材をこれからも探し、植物の相乗効果を発見し、人の力により活かしていけるよう研究を続けていきます。

