”一つで二役”!!不知火菊が持つ驚きのパワー!
相乗効果で発見した絶妙な
バランス“黄金比”


老化のアクセルとブレーキを解明したこれまでの研究

これまでの研究の中で、私たちは加齢に伴う肌悩みを軽減させるカギとして、2つのタンパク質に着目してきました。
肌老化の“ブレーキ役”、「HSP(ヒートショックプロテイン)」。
肌老化の“アクセル役”、「Angptl2(アンジオポエチン様因子2)」。
この2つのタンパク質をどちらもケアして肌本来の力をしっかり底上げすることで、シワやシミの原因を食い止めることが理想だと考えています。


まずは肌老化の“ブレーキ役”、 「HSP(ヒートショックプロテイン)」 。
私たちの体は、もともとコラーゲンをつくる力を持っています。真皮の70%を占め、肌のハリや弾力に必要不可欠なコラーゲン。
HSPには、このコラーゲンの働きを助ける役割があります。
例えるなら、“老化のブレーキ役”です。
私たちは美容業界では先駆けて、2011年にHSPの肌への効果を発表。
HSPの中で、コラーゲンを正しく編みこみ、ハリや弾力に関与しているのがHSP47です。
このHSP47の研究過程で見出されたのが「チューリップ」でした。
中でも、「ピンクダイヤモンド」という品種に優れた効果があることを確認しています。

そしてもう1つの、HSPと対極の存在である「Angptl2(アンジオポエチン様因子2)」 。
紫外線の影響や加齢が進むと、私たちの体内のAngptl2が増加し、肌の衰えにも関与することを、私たちは世界で初めて発見。
Angptl2は、いわば“老化のアクセル役”。
この働きを抑えることができれば、年齢肌のさまざまな悩みを食い止めることができるはず、と考えました。
その後、さまざまな植物の研究を続けるなかで、熊本県の不知火地方で民間伝承的に伝わってきた「不知火菊(しらぬいぎく)」にAngptl2の発現を抑制する働きを発見したのです。
新発見!不知火菊が持つ
驚きのパワー

その後の研究で、不知火菊が“老化のアクセル役”であるAngptl2の抑制効果だけでなく、
“老化のブレーキ役”であるHSPを生み出す効果まで持っていることを発見したのです。
複数の働きを同時に実現できるのは、様々な成分が入っている植物だからこその特徴と言えます。

これぞ、処方の妙!
不知火菊とチューリップの
最大効果

では、新しい働きを見つけた不知火菊の量を増やせば、効果がそれだけ高まるのか?
いいえ、そうとは限りません。
その効果が最大化する最適なバランスが必ずあります。言い換えると、どんな成分にも効果を最大化できる「黄金比」があるのです。
不知火菊の“一つで二役”という予期せぬ発見に続いて行った研究では、この最適なバランスを見つける研究を行いました。
すると、HSP47の発現量において、不知火菊とチューリップを組み合わせることで、チューリップだけでは到達することができなかった強い効果が得られることを発見しました(右図)。
これまでも植物の組み合わせに漢方理念の「1+1>2」という、“相乗効果”を活かしてきた実績を持つ私たちだからこその最高バランス「黄金比」を見出し、「処方の妙」を科学しています。

