原料の力を引き出す
漢方の知恵

第1話 修治(しゅうじ)とは!?

料理のひと工夫?

料理を作る時、ひと手間加えることで仕上がりが断然良くなることってありませんか?
例えば、素材に隠し包丁を入れることで味がしみ込みやすくなったり、火の通りが良くなったり。
普段から、皆さんも様々なひと工夫をされていると思います。
このように生薬にひと手間加えることを、漢方では「修治」といい、昔から修治を施し、さまざまな病気を治してきたのです。
今回は、この漢方における「修治」の紹介と、「修治」の考え方を活かした原料開発についてお伝えしていきます。


漢方における修治

修治の図

「修治」とは、生薬原料に行う加工操作のことで、具体的には、「蒸す」「煮る」「炒める」などのひと手間を加えることです。 このようなひと手間をかけることにより、特定の効果を高めたり、生薬の副作用を弱めたりすることを目的としています。
「修治」は、中国の前漢時代(二千年以上昔)の医学書にも記載されている歴史ある手法で、今でもなお中国や日本の漢方処方に息づいています。
例えば、神経痛やリウマチの特効薬として知られる「附子(ブシ)」などが挙げられます。附子は猛毒を持つトリカブトの根ですが、 「塩水に浸した後に加熱する」などの修治を施すことで毒を弱めて使用しているのです。

原料の力を引き出す

原料とビンの図

人がもともと持っている「自己回復力」を目覚めさせ、表面的にではなく、身体の奥からじっくりと治していこうとする漢方の考え方。
これまでも私たちは、この漢方の考え方を取り入れ原料の開発を行ってきました。
さらに、開発の過程では原料の力を引き出す「修治」も活かされています。

天然原料に「修治」を施すことで、より肌にいい働きを引き出せると考え研究を重ねた結果、辿り着いたのが、「長白紅参エキス」や「長白参発酵エキス」。
大地の栄養をたっぷり含んで成長していく天然原料たち。その貴重な原料が持つ働きを最大限に引き出すため、私たちの研究は今も続いています。

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