再春館製薬所 研究開発部

老化研究

research introduction

ヒトの「根本原因」に
アプローチし、
自己回復力を最大限に引き出す。

老化研究とは、生物の加齢現象のメカニズムを解明し、病気のリスクを低減し、健康寿命を延ばすことを目指す科学分野です。
老化の主な原因は「酸化」「糖化」「慢性炎症」であり、他にも無数の原因が複雑に絡み合っています。これらは細胞にダメージを与え、シワ・シミといった見た目に関わる箇所から、動脈硬化や糖尿病といった生活習慣病に至るまで、さまざまな老化現象を引き起こします。
私たちは原因一つ一つに対処するのではなく、問題の根本となる原因にアプローチし、自己回復力を最大限に引き出し、ヒトが活き活きとした生活を送れるよう、日夜研究を重ねています。

ANL
(Angptl2、
アンジオポエチン様因子2)

ANL イメージ

私たちヒトの身体の中では、常に傷ついた組織を修復する作業が行われています。その役割を担っているのが「Angptl2(アンジオポエチン様因子2)」というタンパク質です。
しかし、加齢や様々なストレスによってAngptl2が過剰につくり出されると、身体に様々な悪影響を及ぼし、老化を加速させる要因となるのです。

再春館製薬所では、いわば「老化のアクセル」ともいえるこのタンパク質を重点ターゲットとして研究しています。

詳しく見る

HSP
(ヒートショックプロテイン)

HSP(ヒートショックプロテイン) イメージ

タンパク質の品質管理役として働くHSP。
HSPの増加は健康増進や美容効果が期待でき、入浴やサウナなどでHSPを増やす、「HSPケア」が近年注目を集めています。

HSPには、HSP32、HSP47、HSP70など様々な種類があり、私たちの研究ではHSP70・HSP47において特に興味深い結果を確認しました。

詳しく見る

生体リズム

生体リズム イメージ

私たち人間は、朝起きて、夜寝るという生活を送っています。この当たり前な生活に、生体リズムが関係しています。
生体リズムを整えることは、本来私たちがもっている力(自己回復力)を高めます。
しかし、生体リズムは、不規則な睡眠や食事、平日と休日の生活リズムの違いなど、さまざまな要因によって影響を受け左右されます。
生体リズムに影響を与えないためにも、体の内側と外側の両方を意識し、健康な体を作ることが大事です。

詳しく見る

ミトコンドリア

生体リズム イメージ

私たち再春館製薬所の研究は、表面的に現れる症状・原因を見るのではなく、さらに奥にある「根本の原因」にアプローチすることを信条としています。
私たちは人体の細胞ほぼ全てに存在する、ミトコンドリアに着目して研究を進めてきました。
そして、ミトコンドリアがヒト本来の力を高めることができることを確認しました。

詳しく見る