安全性試験
safety test
わずかな違和感も見逃さないよう、
整品の安全性を科学的に検証
「この製品は、自分の肌や体にとって本当に安全なのだろうか?」お客様が抱くその想いに、科学的根拠をもって誠実にお応えするための試験です。
化粧品は、毎日直接肌に触れるもの。
食品は、体の中から健やかさを支えるもの。
だからこそ、私たちは目に見えるトラブルだけでなく、お客様が感じる「ピリピリするかも?」といった、ほんのわずかな違和感も見逃さないように、あらゆる角度から安全性を徹底的に検証しています。
化粧品の安全性試験
ヒトパッチテスト
化粧品を肌に塗布した際の、赤みやかぶれといった皮膚への刺激性を確認する試験です。
- 試験の目的
- お客様に毎日安心してお使いいただくために、製品が肌に対して刺激を与える可能性を確認します。
- 試験方法
- 製品を少量含ませたパッチテストユニット(絆創膏のようなもの)を、主に背中や腕の内側といった目立ちにくく、皮膚が敏感な部分に24時間または48時間貼り付けます。パッチテストユニットを剥がした後の肌の状態を、複数回にわたって丁寧に観察し、刺激の有無を評価します。

スティンギングテスト
パッチテストでは評価が難しい、塗布した時の一時的な「ピリピリ」「ヒリヒリ」「チクチク」といった感覚的な刺激を評価するための試験です。
- 試験の目的
- 肌が敏感だと感じていらっしゃるお客様にも心地よくお使いいただける製品であることを確認します。目に見える変化だけでなく、お客様が感じる使い心地まで大切にしたいという想いから実施しています。
- 試験方法
- 肌が敏感な方々にご協力いただき、頬に製品を塗布していただきます。塗布直後から時間を追って、刺激を感じるかどうか、また、感じた場合はその強さなどを詳細にヒアリングし、評価します。

保存効力試験(チャレンジテスト)
お客様が製品を開け、使用するといった日常的な使用シーンで、製品の中に雑菌が混入してしまった場合を想定し、製品自体が菌の増殖を抑える力(防腐性)を持っているかを確認する試験です。
- 試験の目的
- お客様が製品を使い終わる最後の瞬間まで、品質が保たれ、安全にお使いいただけることを保証するために行います。
- 試験方法
- 製品にあえて細菌やカビ(真菌)を加え、一定の温度で保管します。その後、時間を追って製品中の菌の数を測定し、菌がきちんと減少していくか、増殖しないかを確認します。
