発酵マルチプルコラーゲン
サステナブルかつ効果の増したコラーゲン
- 起源
- 鱧(ハモ)の皮
- 原産地
- タイ王国(アンダマン海)
- 役割
-
- コラーゲン産生
- コラーゲン産生関連転写因子発現亢進
発酵マルチプルコラーゲン©とは
発酵マルチプルコラーゲンとは、これまでの再春館の製法とは異なる製法で生成した、新たなコラーゲンです。
生成の過程で発生する廃棄物を、従来の生成方法よりも減少させることができ、自然環境保全へ大きく貢献することができています。
効果としても、肌への高い浸透力は保ちつつ、「紫外線ダメージから守る働き」「コラーゲンを生み出す働き」を併せ持っています。

より効果の高いコラーゲンを
生成するために
再春館製薬所では、鱧(ハモ)皮を原料としたコラーゲンを使用しています。
元来捨てられてしまう鱧の皮に良質なコラーゲンが含まれていることを発見し、そこからコラーゲンを抽出することで環境にも配慮した原料づくりを行ってきました。
しかし、抽出後の残渣はどうしても廃棄せざるを得ず、私たちの課題となっていました。
「鱧皮の成分を余すことなく使用し、より良質なコラーゲンを生成することはできないか?」
より性能を高め、よりサステナブルにコラーゲンを生成するため、私たちは海の生態系の循環に着目しました。

海の分解者、ラビリンチュラ
ラビリンチュラは、海に生息する真核微生物で、"海の分解者"です。
生物の死骸や排泄物などの有機物を分解し、循環させる役割を担っています。
「海の生物もコラーゲンを持っているが、海の中に残り続けてはいない。この役割をもつ微生物を利用すれば、今までにない機能性を持ったコラーゲン原料が得られるのではないか?」
という考えから、新たなコラーゲン研究が始まりました。

発酵マルチプルコラーゲン©の誕生
私たちは607種類のラビリンチュラを培養し、研究を開始しました。
その中の12種類が有用な分解を行うことを突き止め、研究開始から1年半が経ったころに、さらにその中の1種類のみが鱧の皮ごと分解することができることが確認できました。
これにより、コラーゲンを抽出した残滓を余すことなく活用することができるようになっただけではなく、分解され生成されたコラーゲンは、コラーゲン合成に関わる因子の活性を高める効果が確認されました。私たちはこのコラーゲンに、発酵マルチプルコラーゲンと名前をつけました。

発酵マルチプルコラーゲン©の効果
発酵マルチプルコラーゲンを用いると、様々な種類のコラーゲン合成に関係のある上流因子の転写活性が上昇することが確認できました。
因子により影響の大きさは異なりますが、発酵マルチプルコラーゲンを加えない場合と比較すると約1.5〜3倍、活性が上昇しました。
また、細胞に紫外線を照射するとコラーゲン遺伝子の発現は減少してしまいます。しかし、発酵マルチプルコラーゲンを添加すると、T型・W型・Z型コラーゲンの発現が回復することが分かりました。
肌に必要なコラーゲンは数種類あるため、発酵マルチプルコラーゲンはそれらの合成経路の上流に作用するため、コラーゲン全体の合成を促進することが期待されます。

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