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胸の真ん中が痛い原因を特徴別で解説!何科を受診すべき?

「胸の真ん中が痛い原因は?」「胸の痛みは何科を受診すれば良い?」とお悩みの方へ。胸の真ん中が痛む原因は様々で、何科を受診するべきか困ってしまいますよね。本記事では、胸の真ん中が痛い原因を特徴別で解説し、何科を受診するべきかもあわせて紹介します。

痛散湯は「第②類医薬品」として販売を開始してから半世紀以上の販売実績を持つ、漢方に学んだ痛みに効く医薬品です。

痛散湯(煎じ薬)と再春痛散湯エキス顆粒の2種類があり、神経や関節炎などの適用症状による痛みを生薬のチカラで治していきます。

種類

効能・効果

第②類医薬品
痛散湯(煎じ薬)

三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。

第②類医薬品
再春痛散湯エキス顆粒

発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。

胸に痛みを感じる3つのパターン

ここでは、胸に痛みを感じるパターンを3つ解説します。

  • 胸の表面にチクチクなどの痛みがある
  • 胸の奥に痛みがある
  • 胸の痛み以外にも何らかの症状がある

胸の痛みには様々な原因が考えられます。

それぞれのパターンを確認し、早めの病院受診を検討してください。

胸の表面にチクチクなどの痛みがある

1つ目のパターンは「胸の表面がチクチクする/刺すような痛みがある」です。

代表的な原因に、胸壁の神経や筋肉の炎症、外傷や帯状疱疹などが挙げられます。

胸の奥に痛みがある

2つ目のパターンは「胸の奥に痛みがある/胸の内側に痛みを感じる」です。

代表的な原因に、狭心症や心筋梗塞、大動脈解離などが挙げられます。

このような痛みを胸に感じた場合、早めに病院で医師による診察を受けましょう。

胸の痛み以外にも何らかの症状がある

3つ目のパターンは「胸の痛み以外にも何らかの症状がある」です。

こちらは、食道や胃、十二指腸潰瘍などの消化器疾患や肺炎、骨や筋肉の障害などが原因で胸が痛むように感じられるタイプです。

また、「心の病気」が原因のときもあります。

胸の真ん中が痛い原因を特徴別で解説

次は、胸の真ん中が痛い原因を特徴別で解説します。

  • 胸の真ん中に「急に電気が走るような痛み」や「ジクジクとした痛み」がある場合
  • 胸の真ん中の部分にある骨が痛む場合
  • 胸の真ん中の部分に痛みだけでなく、圧迫感もある場合
  • 咳をすると胸の真ん中の部分に痛みがある場合
  • 朝起きると胸の真ん中の部分に痛みがある場合
  • 胸の真ん中の部分に縦方向の持続的な痛みがある場合
  • 胸の真ん中部分に痛みと息苦しさがある場合

胸の真ん中に痛みがある原因は様々です。

特徴別で考えられる原因を確認し、早めの病院受診を検討しましょう。

①胸の真ん中に「急に電気が走るような痛み」や「ジクジクとした痛み」がある場合

胸の真ん中に「急に電気が走るような痛み」や「ジクジクとした痛み」がある場合、肋間神経痛の可能性が考えられるでしょう。

肋骨に沿っている神経(肋間神経)が痛む肋間神経痛は、原因によって痛みが異なります。

②胸の真ん中の部分にある骨が痛む場合

胸の真ん中の部分にある骨が痛む場合、2つの可能性が考えられるでしょう。

病気や疾患

特徴

肋軟骨炎

・胸やあばらが痛み「上腕・前腕・手の部分」の運動や、深呼吸を伴う活動で痛むことが多い

・痛みは「鋭い痛み」「圧迫するような痛み」と表現されることもある

胸骨骨折

・胸の中央に位置する胸骨の骨折で、深呼吸や咳「体を捻る」「肩を動かす」などの動きで痛むことが多い

・痛みは「激痛」と表現されることもある

いずれも咳や深呼吸、上半身の動きで痛むことが多いと考えられています。

また肋軟骨炎の場合は、痛みが複数の軟骨に及ぶ場合もあります。

③胸の真ん中の部分に痛みだけでなく、圧迫感もある場合

胸の真ん中の部分に痛みと圧迫感がある場合は2つの可能性が考えられるでしょう。

病気や疾患

特徴

狭心症

・狭心症には、階段を上ったり、急いで歩いたり、重い荷物を持ったときなどに起こる労作性狭心症と、夜間、特に早朝、就寝中に発作の起こる安静時狭心症がある

・痛みは「締め付けられるような痛み」と「圧迫感」で「首や肩」にも広がるような痛みや、上腹部の痛みとして現れることもある

・激しい痛みではなく「不快感がある」「圧迫感がある」と表現する方が多い

心筋梗塞

・心臓を動かす心筋に血液が届かなくなり、激しい胸の痛みが起こることが多い病気

・痛みは狭心症で生じる症状と同じく「胸の中央が締め付けられるような痛み」と表現されることもある

・狭心症の痛みがよりひどく、持続期間も長く、冷や汗や呼吸困難などの症状も生じる場合、心筋梗塞が疑われる場合もある

狭心症と心筋梗塞は「締め付けられるような胸の痛み」と「圧迫感」が特徴です。

心疾患は、早期発見と早期治療が行えるかどうかで予後に大きな影響を与えます。

「胸に圧迫感がある」「激しい痛みを感じた」場合は早期の病院受診を行ってください。

④咳をすると胸の真ん中の部分に痛みがある場合

咳をすると胸の真ん中の部分に痛みがある場合、複数の可能性が考えられます。

病気や疾患

特徴

咳のしすぎによる筋肉痛

・喘息やコロナなどの呼吸器疾患で、長時間激しい咳が続いた時に痛みを感じることが多い

・痛みは「筋肉痛のような痛み」で咳だけでなく、体を動かしたり息を吸いこんだりするだけでも現れることもある

心臓疾患

・狭心症や心筋梗塞などの病気でも「咳」と「胸の痛み」を感じることが多い

・痛みは「締め付けられるような痛み」と表現されることもあり、冷や汗、呼吸困難などの症状も現れることがある

肺炎

・肺の炎症が肺を覆う胸膜に広がると胸に痛みを感じることが多い

・痛みは「強い痛み」と表現され、他にも「咳」「発熱」「倦怠感」などの症状が現れることもある

咳をすると胸が痛いという場合、呼吸器疾患に伴って起こる痛みや、心臓疾患、肺炎など様々な可能性が考えられるため、まずは病院受診をしてください。

特に「安静にしている状態でも胸が痛い」「胸の痛み以外に発熱などの症状がある」という場合は早期に病院受診を行い、適切な治療を受けましょう。

⑤朝起きると胸の真ん中の部分に痛みがある場合

朝起きると胸の真ん中の部分に痛みがある場合、2つの可能性が考えられます。

病気や疾患

特徴

狭心症

・狭心症には、階段を上ったり、急いで歩いたり、重い荷物を持ったときなどに起こる労作性狭心症と、夜間、特に早朝、就寝中に発作の起こる安静時狭心症がある

・痛みは「締め付けられるような痛み」と「圧迫感」で「首や肩」にも広がるような痛みや、上腹部の痛みとして現れることもある

・激しい痛みではなく「不快感がある」「圧迫感がある」と表現する方が多い
胸痛症候群(ストレス性胸痛)

・ストレスや自律神経の乱れ等を原因として胸の痛みを引き起こす

・痛みは「チクチク」「ピリピリ」や、うずくまってしまうような激しい痛みまで様々

胸の真ん中の部分に「締め付けられるような痛み」や「圧迫感」を伴う狭心症は「朝起きて体を動かす時」や「安静にしている時」にも痛みが生じる点が特徴です。

そして、胸痛症候群(ストレス性胸痛)は「チクチク」や「ピリピリ」とした痛みを生じるほか、場合によってはうずくまるような激しい痛みなど様々な表現があります。

⑥胸の真ん中の部分に縦方向の持続的な痛みがある場合

胸の真ん中の部分に縦方向の持続的な鈍痛を感じる場合、逆流性食道炎の可能性が考えられます。

逆流性食道炎は、胸以外に「背中の痛み」や「胸やけ」「胃酸逆流」などの症状を伴うこともあります。

⑦胸の真ん中部分に痛みと息苦しさがある場合

胸の真ん中の部分に痛みだけでなく、息苦しさもある場合、2つの可能性が考えられます。

病気や疾患

特徴

気胸

・肺がしぼむことで胸膜が破れて胸の痛みを伴うことが多い

・痛みは「突然の痛み」で、そのほかにも「呼吸困難」「咳」などの症状が現れることもある

狭心症

・狭心症には、階段を上ったり、急いで歩いたり、重い荷物を持ったときなどに起こる労作性狭心症と、夜間、特に早朝、就寝中に発作の起こる安静時狭心症がある

・痛みは「締め付けられるような痛み」と「圧迫感」で「首や肩」にも広がるような痛みや、上腹部の痛みとして現れることもある

・激しい痛みではなく「不快感がある」「圧迫感がある」と表現する方が多い

胸の痛みや、息苦しさは必ずしも解説した2つが原因であるというわけではありませんが、いずれも、早期発見と早期治療が非常に重要な病気、疾患です。

特に「突然痛みがあらわれて、咳がとまらない」「胸に締め付けられるような痛みや圧迫感があり、痛みが広がっている」という場合は昼夜を問わず、すぐに病院を受診しましょう。

胸の真ん中に痛みがある原因は様々なので、まずは病院受診を

胸の真ん中に痛みを感じる原因は様々です。

病院を受診し、薬の服用や安静を保つことによって回復する場合もあれば、すぐに入院をして手術を受けなければならないものもあります。

安易に自己判断せず、病院を受診して医師による診察と適切な治療を受けてください。

胸の真ん中が痛む場合、何科を受診するべき?受診目安は?

次は、胸の真ん中が痛む場合、何科を受診するべきかと受診目安を解説します。

大学病院や総合病院の内科を受診しよう

胸の真ん中が痛いと言っても「どのように痛むのか」「痛み以外に何か症状はないか」など状態によって適切な診療科が異なります。

そのため、まずは様々な受診科がある大学病院や総合病院の内科を受診して、医師による診察から何科の受診が適しているのかを判断してもらうべきでしょう。

こんな症状はすぐに病院を受診しよう

次の症状を感じた場合、すぐに病院で医師による診察を受けてください。

  • 激しい胸の痛みや圧迫感
  • 冷や汗が出る
  • 吐き気がする
  • 呼吸困難
  • 意識がぼーっとする

日中であればすぐに病院へ連絡して事情を説明するか、あまりにも症状が強い場合は救急車を呼んでもかまいません。夜間であっても、同様です。

まとめ

本記事では、胸の真ん中が痛いときに考えられる原因と受診するべき科を解説しました。

胸の真ん中に痛みを感じる原因は様々です。

最後に解説した「こんな症状はすぐに病院を受診しよう」の症状以外でも「いつもと違う」「何だか胸がおかしい」と感じた場合はなるべく早く病院を受診しましょう。

漢方に学んだ、痛みに効く医薬品「痛散湯」

「神経から来る体の痛みを治したい」とお困りの方へ。

神経痛などによる痛みには、漢方に学んだ医薬品「痛散湯」をおすすめします。

痛散湯は販売から50年以上の販売実績を持つ「第②類医薬品」です。

痛散湯(煎じ薬)と再春痛散湯エキス顆粒の2種類があり、神経や関節炎などの適用症状による痛みを生薬のチカラで治していきます。

種類

効能・効果

第②類医薬品
痛散湯(煎じ薬)

三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。

第②類医薬品
再春痛散湯エキス顆粒

発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。

ご服用いただいているお客様のお声

こちらでは痛散湯をご服用いただいているお客様のお声を紹介します。

痛散湯はドモホルンリンクルと同じ会社。

再春館の商品なら安心して使える。

顆粒タイプを飲んだ後、煎じタイプを飲んだら飲みやすかった。

煎じタイプは苦いと思っていたが、飲みやすかったので煎じタイプも注文しようと思う

再春館さんのは安心ですよね。

それなりに気遣いもしてくださるから安心して飲んでます。

しばらく続けます。

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DOMO COLUMN 年齢と共に輝き続けるひとのためのコラム

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