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足が重い・歩きにくいのはなぜ?8つの原因や解消する方法を紹介!

年齢を重ねるとともに、足が重い、スムーズに歩けないといった足のトラブルを感じる機会が増えてくるかもしれません。足が重い・歩きにくいという症状は、加齢による体力の衰えだけでなく、さまざまな原因が考えられます。当記事では、足が重い・歩きにくい原因やその改善策を詳しく解説していきます。

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足と血行の関係性

足のむくみやだるさの原因には、血行不良が大きく関係しています。

心臓から送り出された血液は、全身を巡り再び心臓に戻りますが、足から心臓へ血液を戻すには重力に逆らう必要があります。

そのポンプの役割を担うのがふくらはぎの筋肉であり、ふくらはぎの筋肉が動くことで静脈が圧迫され、血液が心臓へと押し戻されます。

そのため、ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれており、全身の血行促進に重要な役割を果たしているのです。

ふくらはぎの筋肉が伸び縮みすることによって、血液が下から上へと汲み上げられていくことを「筋ポンプ機能」と呼びます。

しかし、デスクワークや立ち仕事などで長時間同じ体勢が続くと、ふくらはぎの筋ポンプ機能が低下してしまいます。

その結果、重力に負け血液が足にどんどん溜まり、むくみやだるさの原因となるのです。

ふくらはぎの筋ポンプ機能が低下すると、以下のような症状が現れやすくなります。

  • 足のむくみ
  • 足のだるさ
  • 冷え性

これらの症状を改善するためには、ふくらはぎの筋ポンプ機能を向上させることが重要です。

足が重くて歩きにくくなる8つの原因

足が重くて歩きにくくなる原因は一つとは限りません。

普段の生活習慣や体の不調をはじめとした、足が重くて歩きにくくなる8つの原因を解説します。

  1. 疲労の蓄積
  2. 立ち仕事やデスクワークなどによるむくみ
  3. 下肢静脈瘤
  4. 甲状腺機能低下症
  5. 閉塞性動脈硬化症
  6. 月経前症候群
  7. パーキンソン病
  8. 起立性調節障害

以下で、それぞれについて解説していきます。

疲労の蓄積

運動などで筋肉を使ったわけではないのに、なぜか足が重く歩きにくいと感じる場合、ふくらはぎの筋肉を動かす機会が少ないことが挙げられます。

立ち仕事やデスクワークなどふくらはぎの筋肉を使わない状態が長く続くと重力の影響で水分が下半身に溜まってしまい、足がむくむ原因になります。

また、スポーツをしたり長時間歩きまわったりしたときに感じる足の重さや歩きにくさは筋肉の疲労が原因である可能性も考えられるでしょう。

疲労が蓄積すると、ふくらはぎの筋肉がこわばりやすくなります。

筋肉がこわばってしまうと、ふくらはぎのポンプ機能がうまく働かなくなってしまいます

その結果、血液循環が悪くなって老廃物が溜まりやすくなるため、足が重く感じたり、だるさを感じやすくなったりするのです。

立ち仕事やデスクワークなどによるむくみ

立ち仕事やデスクワークの方、足のむくみに悩まされていませんか?

長時間同じ姿勢でいると、足が重だるく、パンパンにむくんでしまうことがあります。

長時間同じ姿勢でいると、ふくらはぎのポンプ機能が十分に働かず、血液が足に溜まってしまうのです。

さらに、足の血行が悪くなると、体内の水分や老廃物がうまく排出されずに細胞と細胞の間に溜まってしまいます。

これが、足が重く感じるむくみやだるさの原因です。

下肢静脈瘤

「夕方になると足がむくむ」「足に血管が浮き出ている」といった症状に心当たりはありませんか?

もしかしたら、それは下肢静脈瘤のサインかもしれません。

下肢静脈瘤は、足の静脈に異常が起こることでさまざまな症状を引き起こす病気です。

私たちの血管には、血液が逆流するのを防ぐ「静脈弁」というものが備わっています。

しかし、加齢や遺伝、長時間の立ち仕事などの影響によって、この静脈弁がうまく機能しなくなることがあります。

その結果、血液が逆流して静脈内に血液が溜まってしまい、下肢静脈瘤を引き起こすのです。

下肢静脈瘤になると、血管がコブのように膨んで皮膚の表面にボコボコと浮き出るため、見た目ですぐにわかります。

また、下肢静脈瘤は次のような症状が現れる場合もあります。

  • 足のむくみ
  • 足のだるい、疲れやすい
  • 膨らんでいる血管が熱くなる、ピリピリする
  • 睡眠中や寝起きに足がつる
  • ふくらはぎに湿疹ができる

急激に症状が悪化する病気ではありませんが、これらの症状に心当たりがある場合はなるべく病院を受診することが大切です。

これらの症状に心当たりがある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、首の前側にある甲状腺の働きが悪くなり、甲状腺ホルモンと呼ばれるホルモンが十分に作られなくなる病気です。

甲状腺ホルモンは、体の代謝を調節する重要な役割を担っており、甲状腺ホルモンが不足すると全身の機能が低下し、さまざまな症状が現れます。

甲状腺機能低下症で現れる症状として、以下のようなものが挙げられます。

  • 疲労感
  • だるさ
  • むくみ
  • 体重増加
  • 冷え性
  • 便秘
  • 記憶力低下

特に、女性は甲状腺機能低下症を発症しやすい傾向にあると言われています。

これらの症状は、他の病気でも見られることが多いほか、軽度では症状や所見に乏しいこともあるため、甲状腺機能低下症と気づかれにくい場合があります。

気になる症状がある場合は、自己判断せず、医療機関を受診して相談するようにしましょう。

閉塞性動脈硬化症

「少し歩くと足が痛む」「休むと痛みが治まる」といった症状を繰り返している場合、もしかすると閉塞性動脈硬化症のサインかもしれません。

閉塞性動脈硬化症とは、動脈硬化が進行することで手足の血管が狭くなり、その先の血液の流れが悪くなる病気です。

通常、私たちが歩くときには足の筋肉に安静時の10~20倍の血液を必要とします。

しかし、閉塞性動脈硬化症のように手足の血管が狭くなる疾患を発症すると足の筋肉に流れる血流と酸素が十分に行き渡らなくなり、筋肉が酸素不足を起こして足に痛みが生じます。

動脈は心臓から全身に酸素や栄養を運ぶ血管で、動脈が硬くなってしまう動脈硬化は、加齢や生活習慣の乱れによって引き起こされます。

閉塞性動脈硬化症になると、足のだるさやつりやすくなるほか、次のような症状が段階をもって現れます。

初期症状

手足の冷えやしびれ

第2期

一定距離を歩くとふくらはぎの筋肉が締めつけられるように痛くなるが、休憩すると痛みがなくなって再び歩けるようになる

第3期

安静にしていても痛みが続くようになる

第4期

皮膚や筋肉の血流が不足して、手足に潰瘍ができて壊死する

進行すると、安静時にも痛みを感じたり、足の組織が壊死してしまうこともあるため、早期発見と治療が重要です。

少しでも気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

月経前症候群

生理前に心身の不調を覚えた場合、月経前症候群(PMS)の症状かもしれません。

月経前症候群(PMS)とは、生理が始まる3~10日前から、心身にさまざまな不調が現れる症状のことです。

月経前症候群(PMS)は年齢に合わせて症状の種類も変化し、人によって非常にさまざまな症状があります。

  • イライラしやすくなる
  • 憂鬱な気分になる
  • 集中できない
  • 食欲が増す、食欲不振になる
  • 乳房が張る
  • 頭痛、腹痛、腰痛がする
  • 体がだるい

これらの症状は、生理が始まるとともに軽快していくことがほとんどです。

月経前症候群(PMS)の原因ははっきりとは解明されていませんが、女性ホルモンのバランスの変化や、セロトニンという神経伝達物質が関係していると考えられています。

もし、毎月の生理前に今回ご紹介したような症状で辛い思いをしている場合は、我慢せずに婦人科を受診してみましょう。

パーキンソン病

パーキンソン病は、脳の神経伝達物質であるドーパミンが減少することで、体の動きにさまざまな影響が現れる病気です。

初期症状として、以下のような症状が見られることがあります。

  • 手足が震える
  • 片足が重く歩きにくい
  • つまずきやすい
  • 手足が思うように動かない

これらの症状は、徐々に進行していくため、初期段階では気づきにくい場合があります。

パーキンソン病は完治が難しい病気ですが、早期発見・早期治療によって症状の進行を遅らせることができます。

少しでも気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診し、専門医に相談するようにしましょう。

起立性調節障害

起立性調節障害とは、自律神経の一つである交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、さまざまな不調が現れる病気です。

起立性調節障害になると、足の症状として以下のようなものが現れます。

  • 足関節の痛み
  • 足全体のだるさ
  • 筋肉の痛み

起立性調節障害によって引き起こされる倦怠感や体調不良により、活動量が減ってしまうのも、症状を悪化させる原因となります。

長時間横になっていることが多くなると、下肢の筋力が低下し、ますます足の重だるさを感じやすくなってしまうのです。

足の症状以外にも、朝起きられない、倦怠感や腹痛、めまい、関節痛、集中力の低下といった症状も見られます。

症状が改善しない場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。

足の重さを予防する3つの方法

足が重いと感じたら、それは体のSOSサインかもしれません。

そのまま放置しないように、日頃から足の重さを予防するための習慣を身につけておきましょう

  • 屈伸・アキレス腱を伸ばす運動をする
  • 弾性ストッキングを履く
  • 水分補給を心がけ、塩分の摂りすぎは避ける

以下で、足の重さを予防する3つの方法を解説します。

屈伸・アキレス腱を伸ばす運動をする

屈伸運動やアキレス腱を伸ばす運動は、ふくらはぎの筋肉を動かすことになるため、血流を促進する効果が期待できます。

軽いストレッチ感覚でできるため、仕事の合間や家事のちょっとした休憩時間などに行うようにしましょう。

弾性ストッキングを履く

立ち仕事やデスクワークで、夕方になると足がむくんでしまう方に試していただきたいのが、弾性ストッキングです。

弾性ストッキングとは、足に段階的な圧力をかけることで足の血行を促進し、むくみを予防・改善する効果が期待できるストッキングです。

足首の辺りが最も強い締め付けで、上に向かうにつれて圧迫力が緩くなるように設計されています。

この段階的な圧迫によって、血管を絞るように締め付けることで、ふくらはぎのポンプ機能をサポートする効果が期待できます。

弾性ストッキングには、圧力の強さによっていくつかの種類があります。

  • 圧力の弱いもの:ドラッグストアなどで購入できる
  • 圧力の強いもの:医療機関で処方してもらう必要がある

むくみの程度や症状に合わせて、適切な圧力のものを選ぶようにしましょう。

弾性ストッキングは、履くだけで足のむくみやだるさを軽減する効果が期待できるため、足の疲れやむくみが気になる方は、ぜひ一度試してみてください。

水分補給を心がけ、塩分の摂りすぎは避ける

水分不足や塩分の摂りすぎも、足がむくむ原因の一つとなる可能性があります。

体内の水分量が不足すると、体は水分を溜め込もうとしてしまい、その結果むくみが起こりやすくなってしまうのです。

水分補給は、体内の老廃物を排出し、血液循環をスムーズにするためにも重要です。

1日に1.5~2リットル程度を目安に、こまめな水分補給を心がけましょう。

また、塩分の摂りすぎにも注意が必要です。

塩分を摂りすぎると、体内の水分バランスが崩れ、むくみが悪化してしまいます。

インスタント食品やスナック菓子、外食が多い方は、知らず知らずのうちに塩分を摂りすぎてしまっている可能性があります。

塩分の多い食品の摂取は控えめにするように心がけ、バランスの取れた食事を意識しましょう。

足の重さを解消するマッサージ3選

足が重いと感じた時に、すぐにできる対処法としておすすめなのがマッサージです。

マッサージによって血行を促進し、老廃物の排出を促すことで、足の重だるさを軽減する効果が期待できます。

  • 仰向けでできるマッサージ
  • ふくらはぎを揉みほぐすマッサージ
  • 土踏まずを刺激するマッサージ

以下では、簡単にできる足の重さを解消するマッサージをそれぞれご紹介します。

仰向けでできるマッサージ

足の重だるさを解消するのにおすすめなのが、仰向けの状態でのふくらはぎマッサージです。

ふくらはぎは血流が滞りやすく、足が重くなったり、痛くなったりしやすいので、こまめにマッサージをするようにしましょう。

【仰向けでできるマッサージのやり方】

  1. 仰向けに寝転がり、両膝を立てる
  2. 片方の足を持ち上げ、反対の膝に重ねるようにふくらはぎをのせる
  3. 足首の力を抜いて、ぶらぶらと揺らす
  4. 反対側の足も同様に行う

お風呂上がりなど、体が温まっている状態で行うとより効果的です。

ぜひ、試してみてください。

ふくらはぎを揉みほぐすマッサージ

ふくらはぎを揉みほぐすマッサージは、ふくらはぎをしっかりと揉みほぐすことで、血行を促進する効果が期待できます。

足に溜まった老廃物を流すイメージで、筋肉にしっかりと圧をかけるようにマッサージを行いましょう。

【ふくらはぎを揉みほぐすマッサージのやり方】

  1. 床に座り、片膝を立てる
  2. 足首から膝に向かって、片足のふくらはぎを両手の指でつまむように、ゆっくりと揉み上げていく
  3. 反対側の足も同様に行う

マッサージは痛気持ちいいと感じる程度の強さで、行うようにしましょう。

また、足のむくみが気になる時は、お風呂上がりなど体が温まっている時に行うとより効果的です。

土踏まずを刺激するマッサージ

足の裏には、全身の臓器や器官と繋がっているツボがあります。

東洋医学では、足裏を刺激することで血行促進や老廃物の排出を促し、さまざまな体の不調が改善できると考えられています。

特に、足のむくみやだるさに効果的なのが土踏まずのマッサージです。

足裏には「足底静脈叢(そくていじょうみゃくそう)」と呼ばれる、静脈血が溜まりやすい部分があります。

土踏まずを刺激することで、この足底静脈叢のポンプ機能が活性化され、血行を促進する効果が期待できます。

【土踏まずを刺激するマッサージのやり方】

  1. 階段のへりや低めの段差を土踏まずで軽く踏む
  2. 痛気持ち良いくらいの強さで土踏まずをほぐすように刺激する
  3. 反対の足も同様に行う

靴を履いた状態ではなく、靴下やはだしなど土踏まずを刺激しやすい状態で行いましょう。

足が重い・歩きにくいときは何科を受診すればいい?

足の重さや歩きにくさを感じた時に、どこで受診すればいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?

足の症状には、さまざまな原因が考えられます。

そのため、自己判断せずに、まずは医療機関を受診し、医師に相談することが大切です。

症状によって受診するべき診療科が異なります

症状

診療科

下肢静脈瘤が疑われる症状(足の血管の膨らみ、むくみ、痛みなど)

血管外科、心臓血管外科、皮膚科、形成外科、循環器内科

甲状腺機能低下症が疑われる症状(全身の倦怠感、体重増加など)

内分泌科、耳鼻咽喉科

閉塞性動脈硬化症が疑われる症状(歩行時の痛み、しびれなど)

血管外科、循環器内科

月経前症候群が疑われる症状(生理前の精神的・身体的症状)

婦人科

血管外科は専門性の高い診療科のため、病院によっては設置されていない場合があります。

お近くの医療機関に血管外科がない場合は、まずは循環器内科や皮膚科、整形外科を受診してみましょう。

また、かかりつけ医がいる場合は、まずはかかりつけ医に相談して適切な診療科を紹介してもらうようにしましょう。

まとめ

今回は、足が重い・歩きにくい原因と、その解消方法について解説しました。

足の重さや歩きにくさは、疲労やむくみ、血行不良など、さまざまな要因が考えられます。

症状を放置すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、重篤な病気が潜んでいるサインを見逃してしまう可能性もあります。

少しでも気になる症状がある場合は、自己判断せずに早めに医療機関を受診するようにしましょう。

また、日頃から足のむくみやだるさを予防するために、適度な運動を心がけ、健康的な生活習慣を送りましょう。

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