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お正月明けの疲れた胃腸におすすめ!「黒胡麻豆腐」

お正月明けの疲れた胃腸におすすめ!「黒胡麻豆腐」

今月は、疲れた胃腸に優しく、冬にぜひ召し上がっていただきたい「黒胡麻豆腐」をご紹介します。豆腐を固めるために使用している葛(くず)は、お腹にやさしい食材。また、冬は老化に関わる「腎」が弱りやすいため、黒胡麻などの腎を補う黒い食材がとても大切。黒胡麻はポリフェノールも豊富で、アンチエイジングにもおすすめな食材です。
黒胡麻の濃厚な風味が前菜にもぴったりですよ♪ぜひお試しください。

冬のおすすめの食材

葛(くず)

粘膜を補い、潤いを高める効果があるといわれています。
体の内側に入り込んだ寒さを追い出すとされ、風邪の初期におすすめ。

黒胡麻

エネルギーをチャージしてくれる黒い食材。足腰の衰えや白髪にも良いとされています。

黒胡麻豆腐

黒胡麻豆腐

材料(4人分)調理時間目安:約30分(冷やす時間含む)

  • 葛粉 ・・・・・ 20g
  • 出汁 ・・・・・ 300cc
  • 砂糖 ・・・・・ 小さじ1
  • 塩 ・・・・・ 小さじ1/3程度
  • 黒練り胡麻 ・・・・・ 大さじ1
  • 生姜のすりおろし ・・・・・ 少々

  • *あんかけ
  • 出汁 ・・・・・ 100cc
  • 醤油 ・・・・・ 小さじ1
  • 酒 ・・・・・ 小さじ2
  • 塩 ・・・・・ 小さじ1/4
  • 葛粉 ・・・・・ 小さじ1
  • 水(葛粉を溶かす用) ・・・・・ 大さじ1

  • 保存期間目安:約3~4日

つくり方

1ココットなどの深さのある器を4個ほど用意し、ラップを広げておく。
2葛粉を出汁300ccに少しずつ溶かし、砂糖と塩、黒練り胡麻を加える。
3②を鍋に入れて中火にかけ、へらで鍋底をこするようにして5~10分程度しっかり混ぜ続ける。全体が一つにまとまって鍋底が見えるくらいになったら火を止める。
4③を①の器に大さじ3程度入れ、絞りの要領でラップを絞って形を作り、輪ゴムなどで止める。冷水か冷蔵庫で30分ほど冷やす。
5葛粉はあらかじめ大さじ1の水で溶いておく。鍋にあんかけの材料をすべて入れて火にかけ、とろみがつくまで煮詰める。
6黒胡麻豆腐が固まっていたら、皿に盛り付ける。上から⑤をかけ、さらに生姜のすりおろしを乗せて完成。

谷口ももよ先生 監修

薬膳料理研究家
岐阜県出身。長年の自身の体調不良から薬膳の道へ。
「健康は日々の食卓から」「美食薬膳」をテーマに、身近な食材を使った簡単で美味しい薬膳レシピを料理教室や様々なメディアで紹介。

*一般社団法人東洋美食薬膳協会 代表理事
*全日本薬膳食医情報協会 名誉顧問
*薬膳料理教室「Salon de Maman」主宰
*著書「薬膳ビューティーレシピ」等多数
(グルマン世界料理本大賞2度グランプリ受賞)

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