3つの「首」を温め冷え知らず!効率よく冷え対策

師走を迎え、クリスマス、年末年始の準備、仕事納めなど何かと慌ただしい時季になりましたが、同時にクリスマスや新年を迎える期待感に街中も包まれているのを感じますね。
やりたいことがたくさんあるこの時季は、寒さも本番を迎える時季でもあります。
気温も湿度も非常に低くなるため、なかなか暖房の効いた部屋から出られない、といった方も多いのではないでしょうか。
冬に起こる、そして誰もが防ぎたい「冷え」にはどう対策をしたらいいのか、今回は効率よく体を温める方法をご紹介します。
そもそも「冷え」はなぜ起こる?
私たちの体は体内で熱を作り、血液がその熱を体全体に行き渡らせており、自律神経がうまくはたらき、体温調節を行っていますが、気温が下がると、血管が収縮し、大切な臓器が集まっている体の中心に血液を集中させるので、手足の冷えを感じやすくなってしまいます。
さらに、熱を作る筋肉量が少なかったり、ストレスで自律神経が乱れていたり、そのほかの冷えの要因もあります。冷えが続くと、だるさ、頭痛、肩こり、食欲不振、腹痛など、さまざまな不調にもつながりやすくなります。
効率よく体を温める方法とは?
冷えにもさまざまな原因がありますが、冬の大きな原因は気温の低さ。
温かい飲み物を飲んでも気温が低いとすぐに冷えにつながってしまいます。
そんな冬の効率の良い冷え対策は三首と呼ばれる「首」「手首」「足首」を温めること。
三首は皮膚が薄く、さらに太い血管も通っている場所でもあるので、外気の影響を受けやすく、体の冷えにつながりやすいですが、その部分を温めることで、熱を体に行き渡らせることができ、全身がポカポカとしてきます。

首
首は冷えると血行の悪さから肩こりにもつながりやすいです。
マフラー、ネックウォーマー、ハイネックのトップスを着て外気の影響を受けづらくしましょう。日中のデスクワークなどの影響も受けやすいので、1日の終わりにストレッチを行うのも血流をよくしてくれるのでおすすめです。
手首
手先が冷たくてお悩みの方も多いのではないでしょうか。先ほどもお伝えしたように、臓器を温めようと血液が中心へ集中してしまうため、末端が冷えやすくなります。
外出の際は手袋やアームウォーマーを使うと寒さをしのぐことができます。
冷えを感じたときにマッサージを行うのもおすすめです。
足首
足は下半身にたまった血液を重力に逆らって戻さないといけないため、大切な部位になります。温めて血流もよくしましょう。
冬は足首を出さず、靴下などで温めましょう。
1日の疲れを癒すためにも、入浴中や睡眠前にストレッチを行うのも効果的です。
外だけでなく、お家の中にいるときも三首をあたためることで、お家の中でもポカポカ温まることができます。なかなか改善しない冷えや、なんとなく感じていた体の不調も解消するかもしれません。
今年の冬こそ冷え知らずデビューを果たし、1年の締めくくりを気持ちよく迎えましょう!