首が痛いときに起こる頭痛の原因は?治すための7つの対処法を解説
「首が痛いときに起こる頭痛の原因って?」とお困りの方へ。首が痛いときになぜか頭痛も起こる、その原因はさまざまです。緊張型頭痛といった病気や、慢性的な首こりやストレスなども考えられます。本記事では、頭痛の原因や、7つの対処法を解説します。

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種類 |
効能・効果 |
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第②類医薬品 |
三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。 |
第②類医薬品 |
発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。 |
首が痛いときに頭痛も起こる原因は?
首が痛いときに頭痛も起こる原因は主に4つです。
- 日常的に姿勢が悪い・頚椎のゆがみ
- ストレス
- 慢性的な首こり
- 病気
ここでは、それぞれの原因について解説していきます。
日常的に姿勢が悪い・頚椎のゆがみ
日常的に姿勢が悪い方は、脊椎にあるS字カーブが崩れてしまいます。
S字カーブとは、骨盤がまっすぐに立ち、背骨がゆるやかなカーブを描いていることです。
猫背のような姿勢でいる時間が多い方は、頚椎が頭を支えきれず、首や肩周辺の筋肉へ負担が高まり、筋肉が緊張することで血行不良を引き起こす可能性があります。(首こり)
また、筋肉が緊張して固くなると、脳へつながる血管を圧迫します。
圧迫された血管によって血流障害が生じ、脳が酸欠状態になった結果、頭痛として私たちに体の異変を教えてくれることもあるのです。
ストレス
ストレスは、自律神経の乱れを引き起こす原因になります。
自律神経が乱れると筋肉が緊張して血行不良を引き起こすこともあるでしょう。
そして、血行不良による首こりや肩こりから、頭痛につながる場合もあります。
慢性的な首こり
首こりとは、首の後ろにある頭部を支えている筋肉群が、過度な緊張状態にあることで違和感が生じている状態です。
違和感には「硬い」「何かが詰まっている感覚」「張り」「重い」と感じる方が多く、徐々に首こりが悪化すると頭痛や吐き気、嘔吐、うなじの痛みなどを生じる場合もあります。
病気
首が痛むと頭痛が起こる原因として、何らかの病気である可能性も考えられます。
その場合、早期の病院受診と治療が必要な病気もあるため「市販の鎮痛薬が手放せない」「首や頭の痛み以外にも気になる症状がある」という場合は、病院を受診してください。
首の痛みと頭痛を引き起こす病気は何がある?
首の痛みと頭痛を引き起こす病気はさまざまです。
- 緊張型頭痛
- 頚椎症
- 頚椎椎間板ヘルニア
- スマホ首(ストレートネック)
今回は、上記で挙げた4つの病気について解説します。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、後頭部から首すじにかけて重苦しい感じや、頭をベルトで締め付けられているような圧迫感が起こる病気です。
片頭痛のようにズキズキとした痛みや、寝込む程の強い痛みがあるわけではなく、体を動かしても痛みの強さは変化しないケースが多いです。
また、緊張型頭痛には次の2種類があります。
- 時々起こる反復性緊張型頭痛
- ほぼ毎日起こる慢性緊張型頭痛
緊張型頭痛の原因は、身体的・精神的なストレスが原因だと考えられています。
ストレスの種類 |
原因として考えられているもの |
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身体的ストレス |
無理な姿勢の維持や、長時間のパソコン・スマートフォンの使用による血行不良 |
精神的ストレス |
精神的に緊張した状態が長時間続くことで起こる、脳の痛みを調整する部分の機能不全 |
また、ストレスに加えて首すじの筋肉が弱いと頭部をしっかり支えきれず、頭痛を引き起こすのではないかという説もあります。
頚椎症
頚椎症は、首の痛みや張り、違和感、肩こりなど多様な症状が起こる病気です。
痛みや違和感以外にも、手や腕のしびれ、握力の低下など状態によって症状は異なります。
頚椎症の原因に関して、従来は加齢によるものだと考えられていました。
しかし、加齢以外にもパソコンやスマートフォンの使用など、姿勢の悪さを原因として頚椎へ強い負荷がかかった結果、頚椎症を引き起こすのでは?とも言われているのです。
頚椎椎間板ヘルニア
頚椎椎間板ヘルニアは、椎間板内部にある髄核と呼ばれる組織が神経を圧迫・損傷してしまうことによって起こる病気です。
軽度の場合、首の痛みや肩こりなど、頭痛以外にもさまざまな症状が起こります。
頚椎椎間板ヘルニアの原因はよくわかっていませんが、コラーゲン遺伝子の変異が関連しているという報告や、椎間板の機能低下が原因ではないかという説もあります。
重度になると手や腕の感覚が無くなったり、握力を始めとした筋力の低下、また軽度であっても徐々に首を反らす動きが制限されるようになるため、早めの病院受診が重要です。
スマホ首(ストレートネック)
スマホ首とは、正式名称ストレートネックと呼ばれる状態です。
初期症状には首こりや肩こり、背中のこりなどが起こり、症状が悪化すると頭痛や吐き気、しびれなどが生じる場合もあります。
スマホ首の原因は、パソコンやスマートフォンを使用する際、無意識に首が前に出ている姿勢が続くことや、合わない寝具を使用している、などが挙げられるでしょう。
S字カーブが崩れた状態では頚椎が頭を支えきれなくなるのです。
また、日常的に猫背である方や、デスクワークなどによって長時間動かない状態が当たり前の環境にいると首周辺の筋肉に緊張が起こり、首や頭に痛みが生じる場合もあります。
首の痛みと頭痛を解消する5つの対処法
次は、首の痛みと頭痛を解消する5つの対処法を解説します。
- 首・肩を温める・ストレッチ
- コンディショニング「体調改善運動」
- ツボ押し
- 適度な運動をする
- 長時間のパソコン作業・スマートフォンの使用を避ける
それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
首・肩を温める・ストレッチ
筋肉の血行不良によって起こる緊張型頭痛の場合、お風呂やストレッチなどによって首や肩を温めると血行が促進されて症状の緩和につながる場合もあります。
ただし、片頭痛の場合は冷やした方が良いとする場合もあるため、自己判断で対処するのではなく、まずは病院を受診して対処法を相談すると良いでしょう。
コンディショニング「体調改善運動」
コンディショニングとは、身体の不調を改善する運動です。
コンディショニングは次の2つを組み合わせて行います。
- リセットコンディショニング
- アクティブコンディショニング
リセットコンディショニングは、使い過ぎ、もしくは使う機会が少ないことで硬くなってしまった筋肉をもとの弾力ある状態に戻す運動のことを言います。
一方、アクティブコンディショニングは、筋肉を再教育して動作を改善することを指しており、筋肉と呼吸を意識しながら動かす運動のことです。
ここでは、場所や服装を問わず簡単に行えるコンディショニング方法を2つ紹介します。
- リセットコンディショニング
- 仰向けに寝て、首の下にタオルを丸めて入れ、両膝を閉じて立てる。
- そのまま膝を腰幅くらいに小さくユラユラと振る。
リセットコンディショニングを行う際のポイントは脱力です。
力を入れないよう意識して、小さな動きで行いましょう。
- アクティブコンディショニング
- うつ伏せに寝て、お腹の下に丸めたタオルを入れる。背骨の延長線上に首がくるように、おでこの下にタオルなどを入れる。
- 息を吐いたときにおへそが床から離れるイメージで呼吸を繰り返す。吸ったときはお腹をふくらませる。
アクティブコンディショニングを行う際は、おへそから背骨が立ち上がるイメージを描きながら行いましょう。
ツボ押し
次はツボ押しです。
頭痛に効くツボを3つ紹介します。
- 頷厭(がんえん):食べ物を噛むときに動く場所、こめかみ
- 百会(ひゃくえ):頭のてっぺん中央にある少しくぼんだ場所
- 肩井(けんせい):首のうしろの付け根と肩先の中間にあるツボ
肩井(けんせい)のツボは、他2つのツボに比べて場所が分かりにくいことがよくあります。
正しい肩井(けんせい)の場所を知るためにも、下記の画像を参考にして探してみてください。

いずれのツボも、ゆっくり息を吐きながら10秒程押してゆっくり指を離します。
ツボを押す際は「心地よい程度」が目安です。
痛みが強いのに我慢して押すとツボ周囲の筋肉が炎症を起こす恐れもあるため、軽く押しても痛い場合は無理をせず、他のツボへトライしてみましょう。
適度な運動をする
ウォーキングやジョギングなどの適度な運動は、首や肩周辺の筋肉が感じている緊張をほぐし、血行不良の予防改善につながります。
毎日適度な運動をする時間がない場合は、週2〜3回などご自身ができる範囲でライフスタイルの中に運動習慣を取り入れてみてください。
長時間のパソコン作業・スマートフォンの使用を避ける
長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用は首周辺の筋肉に負荷を与えます。
また、姿勢の悪さから起こる血行不良・頚椎のゆがみは首の痛みや頭痛を引き起こす原因となる場合もあるため、なるべく控えるべきです。
どうしても使用しなければならない場合は「1日〇時間まで」と時間を決めたり「定期的にストレッチなど首周辺の筋肉をほぐす」などセルフケアも忘れずに行いましょう。
市販薬を服用しないと痛みが辛いときは病院を受診しよう
首の痛みや頭痛があまりにも辛いとき、家事や仕事などを理由として「すぐに病院に行けないから市販薬で緩和しよう」と考える方もいます。
しかし、首や頭に痛みが生じる原因はさまざまです。
「市販薬を服用しないと痛みが辛い」「痛む度に薬を飲んでいる」という場合は、なるべく早く病院を受診して医師に相談しましょう。
首や頭の痛みで受診する科
首の痛みや頭痛は、脳神経内科や脳神経外科、ペインクリニックの受診をおすすめします。
特に、頭痛は「頭痛外来」という診療科が病院に設置される程悩む方が多い症状です。
病院を受診して医師の診察を受けることが痛みの緩和や、症状の改善につながります。
また、首の痛みや頭痛だけでなく何らかの気になる症状がある場合は、さまざまな病気を診察・診断してもらえる総合病院の受診も検討してみましょう。
病院の受診目安
病院の受診目安は次のとおりです。
- 頭痛が起こる程、首に痛みや違和感があり、日常生活で辛いときがある
- 首の痛みや頭痛以外にも手のしびれなど気になる症状がある
- いつもよりも痛みが強い
- いつもと痛み方が違う
- 突然の頭痛で身動きができない など
首の痛みや頭痛には、早急に脳神経外科や脳神経内科を受診するべき症状もあります。
特に「いつもよりも痛みが強い」「痛み方が違う」「突然の痛みで身動きができない」という場合は緊急性が高いため、救急車を呼ぶなどすぐに病院を受診してください。
まとめ
本記事では、首の痛みに頭痛を伴う場合の原因と対処法を解説しました。
原因はさまざまですが、姿勢の改善など日常的に意識するべき点もあります。
また、首の痛みと頭痛、いずれも症状が強い場合は早急に病院を受診するべき症状です。
まずは対処法を試しつつ、改善しない場合は病院受診を検討してくださいね。
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煎じタイプは苦いと思っていたが、飲みやすかったので煎じタイプも注文しようと思う
再春館さんのは安心ですよね。
それなりに気遣いもしてくださるから安心して飲んでます。
しばらく続けます。