首・肩に痛みが起こる原因は?対処法と受診科・目安を解説
「首と肩が痛い」「原因は何?」とお困りの方へ。首や肩に痛みが起こる原因は、姿勢不良や首こり・肩こり、病気などさまざまです。本記事では、首や肩に痛みが起こる原因と対処法、病院の受診科や目安を解説します。

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種類 |
効能・効果 |
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第②類医薬品 |
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首や肩に痛みが起こる原因は?
首や肩に痛みが起こる原因はさまざまです。
- 日常的に姿勢が悪い
- ストレス
- 慢性的な首こり・肩こり
- 病気
それぞれ解説していきます。
日常的に姿勢が悪い
デスクワークやスマートフォンの長時間利用による前傾姿勢や猫背、合わない寝具の使用は、脊椎にあるS字カーブが崩れる原因の1つです。
S字カーブとは、骨盤がまっすぐに立ち、背骨がゆるやかなカーブを描いていることです。
S字カーブが崩れてしまうと頚椎が頭を支えきれず、首や肩まわりの筋肉へ大きな負担をかけてしまうため、筋肉が緊張して血行不良を起こします。
首や肩まわりの筋肉が緊張して硬くなると、痛みや張りなどの原因につながるのです。
ストレス
ストレスは、自律神経の乱れを引き起こす原因の1つです。
自律神経が乱れると筋肉の緊張を引き起こし、血行不良が生じます。
そして、血行不良は首や肩の痛み、張りの原因につながるため、何らかのストレスを抱えている場合、心当たりはないのに首や肩が痛むという状況を引き起こす恐れがあるのです。
慢性的な首こり・肩こり
首こりとは、首の後ろにある頭部を支えている筋肉群が過度な緊張状態にあることで違和感が生じている状態を指します。
一方、肩こりとは、首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行不良を起こして重く感じる状態です。
いずれの慢性的なこりであっても「痛み」「張り」「何かが詰まっている感覚」「重たく感じる」などの違和感を伴う場合があります。
また違和感が強くなると「吐き気」「嘔吐」「めまい」などを生じることもあります。
病気
首や肩に痛みを感じる場合、何らかの病気である可能性も考えられるでしょう。
その場合、早期の病院受診と治療が必要な病気もあるため「市販の鎮痛薬が手放せない」「首や肩の痛み以外にも気になる症状がある」という場合は、病院を受診してください。
首や肩に痛みが起こる病気は何がある?
首や肩に痛みが起こる病気は多岐にわたります。
- 寝違え(急性疼痛性頸部拘縮)
- 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 変形性頚椎症
- 頚椎偽痛風
- 石灰沈着性頚長筋腱炎
- 肩腱板損傷
ここでは、上記に記載した病気について解説していきます。
寝違え(急性疼痛性頸部拘縮)
寝違えとは、正式名称「急性疼痛性頸部拘縮」と呼ばれるものです。
朝起きて首を動かそうとして痛みが走るときは、寝違えが原因であるケースも多いです。
寝違えは、睡眠中に不自然な姿勢が続いたり、首を過度に使った運動したりした後などに首の筋肉や靭帯へ急性の炎症が生じることで痛みや動きの制限が生じます。
動きの制限とは「首を動かそうとすると痛い」など、首を動かせる範囲が狭くなったり、特定の方向に首を曲げたり伸ばしたりする動きが難しくなった状態です。
動きの制限に関しては寝違え以外にも生じる場合があります。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
四十肩・五十肩は、正式名称「肩関節周囲炎」と呼ばれる病気です。
加齢に伴って肩の関節や靭帯が老化し、肩関節周囲の組織に炎症が起こります。
加齢のほかにも自律神経障害や血行障害なども原因という説もあります。
肩関節周囲炎は、最初激しい痛みやしびれが現れ、関節の動きが悪くなるほか、安静時にも痛みが生じるのです。
また、肩関節の動きを良くするための袋「肩峰下潤滑包」や、関節を包む袋「関節包」が癒着を起こすと、さらに肩関節の動きが悪くなるという特徴も挙げられるでしょう。
頚椎椎間板ヘルニア
頚椎椎間板ヘルニアは、椎間板内部にある髄核と呼ばれる組織が神経を圧迫・損傷してしまうことによって起こる病気です。
頚椎椎間板ヘルニアの原因はよくわかっていませんが、コラーゲン遺伝子の変異が関連しているという報告や、椎間板の機能低下が原因ではないかとの説もあります。
軽度の場合、首の痛みや肩こりなど、頭痛以外にもさまざまな症状が起こります。
また軽度であっても徐々に首を反らす動きが制限されるという点も挙げられるでしょう。
重度になると手や腕の感覚が無くなったり、握力を始めとした筋力の低下が起こります。
変形性頚椎症
変形性頚椎症は、加齢に伴って起こる骨のでっぱりによって神経根や脊椎が圧迫されて生じるものです。
神経根(神経の本幹である脊髄(せきずい)から左右に枝分かれする細い神経)が圧迫されると、首から肩甲骨、腕や手指にかけて焼けるような痛み、しびれが生じます。
また、首を後ろに倒した際に痛みが悪化する恐れもあるでしょう。
加えて、脊髄が圧迫されると、手の細かい作業がしにくくなったり、ふらつきが生じます。
頚椎偽痛風
頚椎偽痛風は、ピロリン酸カルシウムと呼ばれるカルシウムが沈着する病気です。
ピロリン酸カルシウムにはトゲがあり、これにより首へ痛みが生じます。
その他にも、首の動きが制限されてまったく回らなくなるという点も挙げられます。
石灰沈着性頚長筋腱炎
石灰沈着性頚長筋腱炎は、比較的稀な疾患と呼ばれている病気です。
頚長筋と呼ばれる頚椎にくっついている筋肉に、ハイドロキシアパタイトという歯と骨の主成分であるカルシウムが沈着することが原因で起こります。
首の痛み以外にも飲食の際に飲み込みにくいと感じたり、飲み込むときに痛みを伴うという特徴も挙げられるでしょう。
肩腱板損傷
肩腱板損傷は、肩関節を包んでいる腱が切れて痛みや運動障害が現れている状態です。
「転倒して肘をつく」「長年手を挙げた姿勢でいる時間が多い作業に従事していたことで腱に負担がかかり続けていた」「加齢」など、人によって原因は異なります。
肩腱板損傷は腕を上げる途中がもっとも痛みを感じ、上げきると痛みが減り、腕を下す際に再度痛みを感じるという特徴が挙げられます。
首や肩に痛みが起こったときの対処法
次は、首や肩が痛いと感じたときの対処法を解説します。
- まずは安静にしよう
- 腫れや熱感がある場合は「冷やす」
- 腫れや熱感がない場合は「温める」
- 一時的に市販薬を服用してみる
- 病院を受診する
それぞれ見ていきましょう。
まずは安静にしよう
急に首や肩へ痛みを感じた場合は、まず安静にすることが大切です。
痛みを緩和しようと無理に動かすと症状を悪化させる恐れもあります。
原因がわからない場合、楽な姿勢で様子を見て必要であれば病院を受診してください。
腫れや熱感がある場合は「冷やす」
首や肩に痛みに腫れや熱感を伴う場合、炎症が起きている可能性があります。
症状を抑えるためには患部を冷やすべきだとする説もありますが、自己判断で対処するのではなくて、まずは病院を受診して医師に相談することが大切です。
また医師に相談後、冷やすことで症状が緩和した場合であっても、首に負担がかかる作業や仕事・姿勢はなるべく避けて安静を保ちましょう。
腫れや熱感がない場合は「温める」
首や首に痛みはあるけれど、腫れや熱感はない場合、温めることが良いとされる場合があります。
その理由として、痛みの原因が冷えである場合、血行不良になっている血流を温めて改善させると痛みの緩和につながるケースも考えられるからです。
しかし「腫れや熱感がある場合は冷やす」で解説したとおり、自己判断はNGです。
病院を受診して医師に相談すること、適切な対処法を講じた後も首に負担がかかる作業や仕事・姿勢は避けて安静を保ちましょう。
一時的に市販薬を服用してみる
あまりにも首や痛みがひどくて病院受診を検討しているが、すぐには行けない場合、一時的に市販の湿布や鎮痛薬で様子を見る方も多いです。
「寝違えた」「久しぶりに運動をして肩を酷使した」など原因がわかっている場合は、ドラッグストアの薬剤師や登録販売者に相談して一時的に市販薬で様子を見ても良いでしょう。
しかし「市販薬を服用しても効かない」「首の痛みが強い」「痛み以外にも気になる症状がある」という場合はなるべく早く病院を受診しましょう。
病院を受診する
首には、私たちの身体にとって大切な神経が何本も通っています。
そのため、首や肩の痛みが必ずしも首周辺だけが原因とは言えないことから、できれば市販薬を検討する前に病院を受診して医師による診察を受けるべきでしょう。
また「いままで首や肩に痛みはなかったが、違和感があった」「最近首や肩が痛くて困っている」という場合も、病院を受診し、医師による適切な指示を受けてくださいね。
首や肩が痛いときは病院の何科を受診する?
次は、首や肩に痛みを感じたときは何科を受診するべきか、受診目安を解説します。
整形外科
首や肩を動かすと痛い場合、まずは整形外科を受診しましょう。
お近くに整形外科がない場合や、痛み以外にも違和感があってそちらも気になっている場合は、さまざまな症状に対応できる総合病院でもOKです。
受診目安
- いつもとは違う痛みがある
- 安静にしていても痛みが強い
- 痛み以外にも吐き気やめまいなどの症状がある
今回、受診目安を記載していますが、首周辺は重要な神経が通っているため、上記のような症状は感じていなくても、一度は病院を受診することをおすすめします。
また、痛みが徐々に強くなっている場合や、吐き気やめまい、頭痛、高熱などを伴う場合は悩まず早急に病院を受診してくださいね。
首と肩の痛みを予防する方法
首と肩に感じる痛みを予防するためには次の方法がおすすめです。
- 日常的に良い姿勢を保てるよう意識する
- 血行不良を防ぐために、適度に体を動かす
- シャワーよりもお風呂!血行促進を促す
- マッサージやストレッチを取り入れる
姿勢の悪さは血行不良や筋肉の緊張を引き起こします。
血行不良を防ぐためには良い姿勢を保つほか、適度に体を動かしたり、湯船に浸かって温めたりすることが大切です。
また、日常的に簡単なマッサージやストレッチを行い、筋肉の緊張や、こりをほぐしてあげることで痛みの予防改善につながります。
まとめ
本記事では、首や肩に痛みが起こる原因や対処法、病院の受診科と目安を解説しました。
首や肩の痛みは悪化すると日常生活に支障をきたしてしまうほど、辛いものです。
痛みなどの症状を早く治すためには、病院を受診して医師による診察と状態に合った対処法を提案してもらうことが大切です。
まずは対処法を試しつつ、時間を作って病院を受診してみましょう。
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三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。 |
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再春館さんのは安心ですよね。
それなりに気遣いもしてくださるから安心して飲んでます。
しばらく続けます。