リウマチの血液検査の項目は?結果の見方や何科を受診するかを解説
「リウマチの血液検査はどんな項目がある?」「検査結果の見方は?」とお考えの方へ。リウマチの血液検査には9つの項目があり、初めて検査結果を見た方は「どの項目の数値が悪いとリウマチの可能性があるのだろう」と悩んでしまうかもしれません。本記事では、リウマチの血液検査でわかる9つの項目と、結果の見方、そしてリウマチを疑う場合は何科を受診すれば良いかについて解説します。

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痛散湯(煎じ薬)と再春痛散湯エキス顆粒の2種類があり、神経や関節炎などの適用症状による痛みを生薬のチカラで治していきます。
種類 |
効能・効果 |
---|---|
第②類医薬品 |
三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。 |
第②類医薬品 |
発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。 |
リウマチは血液検査でわかる?診断に必要な検査は?
ここでは、リウマチって血液検査でわかるものなの?どんな検査が必要なの?という疑問について解説していきます。
- リウマチは血液検査だけで判断することはできない
- リウマチを診断するために必要な検査は何がある?
「病院でリウマチの検査を勧められた」「医師に血液検査をしてみましょうと言われた」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
リウマチは血液検査だけで判断することはできない
リウマチであるかの診断は問診、診察、血液検査などに基づいて専門医が行います。
医師は複数の情報を得てリウマチかを診断するため、血液検査で結果が悪いからリウマチである、結果が良いからリウマチではないと簡単に判断できないのです。
リウマチを診断するために必要な検査は何がある?
リウマチを診断するためには様々な検査が必要です。
例
- 1つ以上の関節に腫れがあるかを触診・超音波・MRIなどでチェックする
- 腫れまたは痛みのある関節の数を医師が診察でチェックする
- 血液検査で異常な数値はないかを検査でチェックする
- 関節炎の持続期間(6週間未満/6週間以上)をチェックする
- 炎症反応の有無をチェックする
病院によって尿検査を行う場合もあれば、X線やCTを使用する場合もあります。
医師が必要と判断した検査が行われるため、必ずこの検査がある、とは言えないのです。
リウマチの血液検査の項目と検査結果の見方
リウマチの血液検査では次の9項目を検査しています。
検査項目 |
解説 |
---|---|
リウマトイド因子(RF) |
リウマトイド因子(RF)は、別名リウマチ因子と呼ばれる自己抗体の一種 |
抗シトルリン化ペプチド抗体 |
関節リウマチに特異性の高い抗体 |
MMP-3 |
リウマチの発症に大きな関連があると考えられている |
免疫グロブリン |
異物が体内に入ったとき、それを排除するように働く抗体 |
CRP(C反応性タンパク) |
感染症や炎症、外傷、組織破壊などによって血漿(けっしょう)中に増加するタンパク質 |
ESR(赤血球沈降速度[血沈、赤沈]) |
炎症や悪性腫瘍の活動性、進行性の判定指標に利用される基準 |
Hb(ヘモグロビン[血色素量]) |
血液中の酸素を運搬する赤色色素タンパク質 |
血小板 |
血液中の血液細胞の一種であり、出血を止める役割を持つ |
抗核抗体(ANA) |
自己抗体の総称 |
リウマトイド因子(RF)は、別名リウマチ因子と呼ばれる自己抗体の一種です。
関節リウマチを検査するために必須の項目であり、関節リウマチ患者の約80%の方は陽性になるケースが多いと考えられています。
ただし、リウマチの場合であっても必ずリウマトイド因子(RF)が陽性になるわけではなく、陰性だった場合は他の項目も診断結果として重視されます。
- 抗シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)
- MMP-3(マトリックスメタロプロテアーゼ-3)
- 免疫グロブリン
ESR(赤血球沈降速度)は、炎症の強さの目安とする数値です。
これらの検査項目をチェックする際の注意点として、基準値を超えていても必ずしもリウマチであるとは限らないため、あくまで目安としてください。
リウマチの血液検査の結果待ちはどの位かかる?
リウマチの血液検査には検査当日に結果が出るものと、数日かかるものがあるため、検査を受けることが決まった際は医師に直接聞いてみましょう。
検査結果が出るまでに数日かかるものは「膠原病の検査」「リウマトイド因子(RF)や抗シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)」などが含まれます。
リウマチの血液検査にかかる費用は?保険は使えるの?
リウマチの血液検査にかかる費用は病院や検査内容によって異なります。
初めて受診する病院は初診料などもかかるため、一概にいくらとは言えないでしょう。
また保険が使えるのかに関して、医師の診察で検査が必要と判断される場合は保険が適用されるため、費用が気になる方は症状を伝えた上で医師に確認してください。
リウマチは治る?治療法は?
リウマチは基本的に完治が難しい疾患と考えられています。
治療は「基礎療法」「日常生活」「薬物療法」「リハビリテーション」など、状態によって医師が判断して必要な治療が行われます。
また、リウマチで行う治療の目的は症状の緩和と進行を防ぐためで、定期的に診察や問診、検査を受けて状態をチェックし、治療を続けることが大切です。
リウマチかな?と感じたら何科を受診する?
ここでは、リウマチかな?と感じたときに受診する科を解説します。
- リウマチ科
- 膠原病科(膠原病内科)
- 整形外科
- 総合病院
病院を受診する際は「リウマチ専門医」など、リウマチに関する高い学識と豊富な経験を持った医師が在籍している病院かを事前に調べておくと良いでしょう。
- 日本リウマチ財団:「日本リウマチ財団登録医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士が所属する医療機関」
- 日本リウマチ学会:「リウマチ専門医・指導医・施設検索」
リウマチ科
リウマチ科は、関節リウマチを含むリウマチ性疾患を専門とする診療科です。
リウマチ性疾患は、骨や関節、筋肉などの運動器が免疫異常によって全身的に炎症を起こす病気の総称です。
また、病院によっては、膠原病やその他の自己免疫疾患もリウマチ科で診療することがあります。
さらに、専門外来としてリウマチ外来を設けている病院もあります。
膠原病科(膠原病内科)
膠原病科(膠原病内科)は、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの全身性自己免疫疾患を専門とする診療科です。
お住まいや職場の最寄りから通える範囲にリウマチ科がない場合は、膠原病科(膠原病内科)を探してみると良いでしょう。
整形外科
整形外科は、骨や軟骨、筋、靭帯、神経などの疾病や外傷を対象とした診療科です。
リウマチ専門医が在籍している場合もあります。
お住まいや職場の最寄りから通える範囲にリウマチ科や膠原病科(膠原病内科)がない場合は、整形外科の受診も検討してみましょう。
総合病院
これまでに記載した診療科が近くにない場合や、さまざまな症状があるので何科が適しているかわからないという場合は総合病院を受診することも検討してください。
注意点として、総合病院は紹介状がないと特別料金が必要になる可能性もあります。
そのため、まずはかかりつけの医師に相談してみることをおすすめします。
まとめ
本記事では、リウマチの血液検査について解説しました。
リウマチを診断するためには、血液検査を含めたさまざまな検査が行われるため、まずは病院を受診して症状を医師に相談することが大切です。
リウマチは進行性の疾患であるため、もしかして?と感じたら放置せず、お住まいの近くにある病院を受診しましょう。
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種類 |
効能・効果 |
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第②類医薬品 |
三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。 |
第②類医薬品 |
発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。 |
ご服用いただいているお客様のお声
こちらでは痛散湯をご服用いただいているお客様のお声を紹介します。
痛散湯はドモホルンリンクルと同じ会社。
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再春館さんのは安心ですよね。
それなりに気遣いもしてくださるから安心して飲んでます。
しばらく続けます。