リウマチで指や手に起こる症状は?指の変形タイプや受診科を解説
「リウマチはどんな症状が起こるの?」「指や手が腫れるって本当?」とお悩みの方へ。リウマチは、関節に炎症を起こすことで指や手に症状をきたす場合があります。本記事では、リウマチに伴う指や手の代表的な症状や変形の種類、受診すべき診療科について解説します。

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種類 |
効能・効果 |
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第②類医薬品 |
三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。 |
第②類医薬品 |
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リウマチで指や手に起こる初期症状は?
リウマチの初期症状は、指や手に以下のような症状が起こります。
- 痛み
- 腫れ
- こわばり
- 熱感
- ばね指
手や指の関節に痛みや腫れを伴うことや、起床時にこわばりを感じることもあります。
さらに、痛みやこわばりによって指が動かしにくく感じる「ばね指」を併発する場合もあるでしょう。
以下の記事では、リウマチの初期症状やチェックリストについて詳しく解説しています。
ばね指とリウマチの違いって何?
ばね指は、指の腱に異常をきたすことで起こります。
一方、リウマチは自己免疫疾患を原因として発症する進行性の疾患です。
リウマチによって手首の炎症が強くなると、腱が通っている腱鞘にまで炎症が及ぶケースもあるため、腱の滑りが悪くなってばね指を併発する可能性もあります。
症状を放置すると指に結節が生じるなどの変形をきたす場合もある
リウマチは進行性の疾患です。
症状を放置すると指に結節(しこり)が生じたり、変形したりする場合もあります。
リウマチの指に出る症状と似ている「ブシャール結節」って何?
ブシャール結節は、指の第二関節の軟骨が摩耗することで「腫れ」や「屈曲」そして「関節の変形」などの症状をきたす病気です。
リウマチで指や手に生じる症状と似ていますが、原因が異なります。
ブシャール結節の症状が進行すると「ペンや箸が正しく使えない」「タオルを絞れない」など、日常生活に支障が出るため、まずは病院を受診して医師による診断を受けてください。
イラストで解説!リウマチによって起こる指の変形タイプ
次は、リウマチによって指に起こる変形のタイプを5つ、イラストを交えて解説します。
- 尺側偏位
- ボタン穴変形(ボタンホール変形)
- スワンネック変形(白鳥の首変形)
- Z型変形
- ムチランス変形(オペラグラス変形)
リウマチで起こる指の変形は、早期的な病院受診と治療によって防ぐことができます。
少しでも「最近体調が変だな」「指や手が腫れている」など、いつもとは違う症状を感じた場合はなるべく早く病院を受診してください。
尺側偏位
尺側偏位は、親指を除く4本指の付け根の関節が炎症を起こし、変形した状態です。

手の指が流れるように小指側へ傾いた状態になります。
ボタン穴変形(ボタンホール変形)
ボタン穴変形(ボタンホール変形)は、指の第二関節が炎症を起こし、変形した状態です。

指の真ん中の関節が手のひら側に曲がったまま固定され、指先の関節は手のひらと反対側へ過剰に曲がった状態になります。
スワンネック変形(白鳥の首変形)
スワンネック変形(白鳥の首変形)は、指の第三関節が炎症を起こし、変形した状態です。

指の付け根の関節が曲がり、真ん中の関節がまっすぐに伸びていますが、指先の関節は曲がった状態になります。
Z型変形
Z型変形は、親指の第一関節が炎症を起こし、変形した状態です。

親指の第一関節が伸びて、第二関節が曲がった状態になります。
ムチランス変形(オペラグラス変形)
ムチランス変形(オペラグラス変形)は、炎症で関節の骨が破壊され、変形した状態です。

指が短くなったり、指を引っ張ると伸び縮みする状態になります。
指や手のリウマチはどうやって見つける?
指や手のリウマチの見つけ方は以下のとおりです。
- 他の指と比べてぷっくりとしている指がある
- 反対の指で押して腫れをチェックした際、ブヨブヨと膨らみ、痛みがある
- 手首も同様である
手首や手の指の付け根、第二関節、足の指の付け根に痛みや腫れが生じると、見た目で異変が起きていると感じます。
また、腫れている部位に触れるとぶよぶよしている場合も症状の一つです。
ただし、リウマチは足に症状が出るケースや、微熱・身体のだるさなど風邪に似た症状が生じたりする場合もあります。
必ず指や手から症状が出るわけではないため、病院を受診することが大切です。
もしかしてリウマチ?と思ったら何科を受診すれば良い?
ここでは、もしかしてリウマチかな?と感じたときに受診する科を解説します。
- リウマチ科
- 膠原病科(膠原病内科)
- 整形外科
- 総合病院
病院を受診する際は「リウマチ専門医」など、リウマチに関する高い学識と豊富な経験を持った医師が在籍している病院かを事前に調べておくと良いでしょう。
- 日本リウマチ財団:「日本リウマチ財団登録医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士が所属する医療機関」
- 日本リウマチ学会:「リウマチ専門医・指導医・施設検索」
リウマチ科
リウマチ科は、リウマチ性疾患を専門とする診療科です。
リウマチ性疾患は、骨や関節、筋肉などの運動器が免疫異常によって全身的に炎症を起こす病気の総称です。
病院によっては、膠原病やその他の自己免疫疾患もリウマチ科で診療することがあります。
さらに、専門外来としてリウマチ外来を設けている病院もあります。
膠原病科(膠原病内科)
膠原病科(膠原病内科)は、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの全身性自己免疫疾患を専門とする診療科です。
お住まいや職場の最寄りから通える範囲にリウマチ科がない場合は、膠原病科(膠原病内科)を探してみると良いでしょう。
整形外科
整形外科は、骨や軟骨、筋、靭帯、神経などの疾病や外傷を対象とした診療科です。
リウマチ専門医が在籍している場合もあります。
お住まいや職場の最寄りから通える範囲にリウマチ科や膠原病科(膠原病内科)がない場合は、整形外科の受診も検討してみましょう。
総合病院
これまでに記載した診療科が近くにない場合や、さまざまな症状があるので何科が適しているかわからないという場合は総合病院を受診することも検討してください。
注意点として、総合病院は紹介状がないと特別料金が必要になる可能性もあります。
そのため、まずはかかりつけの医師に相談してみることから始めると良いでしょう。
まとめ
本記事では、リウマチで指や手に起こる症状の1つ、変形をイラスト付きで解説し、病院の何科を受診すればよいかについて紹介しました。
指や手に症状が起こる病気はリウマチだけではないため、自己判断でリウマチと考えず、まずは病院を受診して医師に相談し、適切な診断と治療を受けることが大切です。
また一度、通える範囲の病院にリウマチ専門医などが在籍しているかをインターネットで事前に調べておくとスムーズです。
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種類 |
効能・効果 |
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第②類医薬品 |
三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。 |
第②類医薬品 |
発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。 |
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