坐骨神経痛に効く市販薬や漢方薬はある？痛みを感じたら早期的な病院受診が大切！

坐骨神経痛とは？

坐骨神経痛とは、足（下肢）に痛みやしびれなどがあらわれる症状の総称です。

坐骨神経は、坐骨をとおり、お尻の筋肉である梨状筋を抜けて足へ向かう末梢神経の1つで、何らかの原因によって圧迫されると痛みを生じることがあります。

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛であらわれる症状の一例は次のとおりです。

• お尻から足（下肢）にかけて痛みがある
• 長時間立っていることが辛い
• 腰を反らすと足が痛んだりしびれたりする
• 椅子などに長時間座っているとお尻に痛みが生じる
• 歩くと足が痛み歩けなくなるが、休憩すると歩けるようになる　など

坐骨神経痛で感じる痛みは「ズキズキ」などと表現されるケースが多く、しびれに関しては「ピリピリ」「チクチク」など人によってさまざまです。

ただし、これらの症状は坐骨神経痛以外でも生じる可能性があります。

いずれか1つでも該当する場合は、一度病院受診が必要です。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛の原因には「腰椎椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」などによって坐骨神経が圧迫される、というものが挙げられます。

他にも、比較的軽症の坐骨神経痛であれば「坐骨神経を保護したり、栄養を供給する血管を守る役割を持つお尻の筋肉が衰えたこと」を原因とする場合もあります。

坐骨神経痛に効く市販薬や漢方薬はある？

ここでは、坐骨神経に効く市販薬や漢方薬はあるのかについて解説します。

• 市販の鎮痛薬や漢方薬の服用を検討する方も多い
• 市販の薬を服用する際は、薬剤師や登録販売者に相談しよう
• 坐骨神経かな？と思ったら早期の病院受診が大切

坐骨神経痛はなるべく早く病院を受診することが大切です。

「病院に行くまでの痛み緩和に活用したい」と考えている方は参考にしてください。

市販の鎮痛薬や漢方薬の服用を検討する方も多い

坐骨神経痛かな？と考えている方の中には、なかなか病院に行く時間が取れず市販の鎮痛薬や漢方薬の服用を検討する方もいます。

漢方薬であれば「芍薬甘草湯」や「疎経活血湯」「五積散」など、市販で購入できるものもあります。

市販の薬を服用する際は、薬剤師や登録販売者に相談しよう

「病院に行くべきなのはわかっているけれど、どうしても今時間がない」「市販の薬や漢方を活用したい」と考えている方は、まず薬剤師や登録販売者に相談してください。

相談することで体の状態に適した市販薬や漢方薬の提案、「病気と薬の相互作用」「服用する漢方薬の副作用」を説明してもらえます。

坐骨神経痛かな？と思ったら早期的な病院受診が大切

「最近、腰から足にかけて痛む」「もしかして坐骨神経かな？」そう感じたら、早期の病院受診が大切です。

坐骨神経痛は症状が悪化すると日常生活にも大きな影響を与えるため、一度整形外科を受診して医師による診断と適切な治療を受けましょう。

坐骨神経痛には「リリカ」や「タリージェ」が効くって本当？

インターネットで「坐骨神経痛薬」と検索した際に表示される「リリカ」や「タリージェ」は通販でも購入できるため、気になる方もいるでしょう。

ここでは、坐骨神経痛の症状に「リリカ」や「タリージェ」が本当に効くのかという疑問について解説していきます。

• 医師の診断で「リリカ」や「タリージェ」が処方されることもある
• どちらの薬にも副作用があるため、通販など独自で購入しての服用はNG

それでは見ていきましょう。

医師の判断で「リリカ」や「タリージェ」が処方されることもある

結論として、腰から足にかけての痛みなど「坐骨神経痛かな？」と感じて病院を受診した際、医師の診断でリリカやタリージェが処方されることもあるでしょう。

ただし、実際に医師が診察をした結果、リリカやタリージェではない薬を処方するケースもあります。

どちらの薬にも副作用があるため、通販など独自で購入しての服用はNG

リリカやタリージェはインターネットにある通販サイトでも購入できます。

ただし、どちらの薬も医師の診断によって病院で処方されるものです。

薬の副作用が出る可能性もあるため、通販サイトなどを利用して購入し服用することはやめましょう。

坐骨神経痛の改善に大切なのは、まず病院を受診し、医師による診察を受けることです。

まとめ

本記事では「坐骨神経痛に効く市販薬や漢方」「リリカやタリージェ」など、坐骨神経痛の薬に関する疑問を解説しました。

どうしても病院に行く時間が取れず、市販薬や漢方薬の服用を検討する際は「登録販売者」や「薬剤師」に必ず相談しましょう。

また坐骨神経痛の改善にはなるべく早く病院で受診することが大切です。