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ふくらはぎがだるいのは病気?理由や病院は何科を受診すべきか解説

「最近、ふくらはぎがだるいのだけど、これって病気?」とお悩みの方へ。ふくらはぎにだるさを感じる原因は様々で、1つの可能性として病気も考えられます。本記事では、ふくらはぎにだるさを感じる理由や病院は何科を受診するべきかを解説します。

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歩みのゼリーは、中高年の「歩く力の向上」に役立つとともに、お腹まわりの「脂肪を消費・減少」させ、年齢に負けないしなやかな体づくりをサポートする、機能性表示食品です。

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ふくらはぎがだるいのは病気?考えられる3つの理由

ふくらはぎにだるさを感じる場合、病気である可能性があります。

しかし、だるさを感じる理由が病気だけとは限らないため、気になる方はまず病院の受診を検討してください。

ここでは、ふくらはぎにだるさを感じる時に考えられる理由を3つ解説します。

  • 筋肉の疲労や血行不良によってふくらはぎがだるい
  • むくみによってふくらはぎがだるい
  • 更年期による自律神経の乱れでふくらはぎがだるい

それぞれ見ていきます。

筋肉の疲労や血行不良によってふくらはぎがだるい

「長時間立ち仕事をしている」「最近足を使うスポーツをしたり、長時間歩いたりした」などの心当たりがある場合、それは筋肉疲労や血行不良の可能性も考えられるでしょう。

足の筋肉疲労は、筋繊維や周囲の結合組織が何らかの原因によって損傷した結果、炎症が生じて筋肉痛や、だるさなどの症状を引き起こします。

また、ふくらはぎの筋肉は血液を心臓に押し戻すポンプの役割を果たしています。

筋肉疲労などによって筋肉が硬くなるとポンプの力が低下し、血液の循環とリンパの流れが悪くなり、更に老廃物や疲労物質がたまり、だるいという悪循環がうまれるのです。

むくみによってふくらはぎがだるい

むくみとは、何らかの原因によって皮膚ないし皮膚の下に水分が溜まった状態です。

むくみが起こる原因は「長時間の立ちっぱなしや座りっぱなし」「食生活の乱れ・塩分の摂り過ぎ」「日頃の運動不足・筋力不足」「妊娠」など様々です。

ただし、むくみの原因には「何らかの病気」が隠れている場合もあります。

そのため「あまりにもむくみがひどい」「むくむような心当たりがない」という場合は病気の可能性も踏まえて1度病院を受診してみるべきでしょう。

更年期による自律神経の乱れでふくらはぎがだるい

更年期は女性ホルモンが減少することによって、全身の血行が悪くなることもあります。

血行不良は筋肉に必要な酸素や栄養が届きにくくなるため、ふくらはぎや体にだるさを感じる可能性もあります。

加えて、ホルモンバランスの変化による体調の変化なども、ふくらはぎの筋肉に負担をかけてだるさを引き起こす原因になる場合があるのです。

ふくらはぎ(足)にだるさを伴う6つの病気

次は、ふくらはぎ(足)にだるさを伴う病気を6つ解説します。

  • 下肢静脈瘤
  • むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)
  • 甲状腺機能低下症
  • 深部静脈血栓症
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 月経前症候群

これらの病気は、あくまで原因の例です。

正しい原因は病院を受診して医師による診察を受けましょう。

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤は、足の静脈が太くなってこぶ状に浮き出て見えるようになった状態です。

下肢静脈瘤によるむくみや、だるさの原因は「静脈内にある逆流防止弁と呼ばれるものが壊れ、足の静脈内に血液が滞り、静脈の内圧が高くなった結果、血液中の水分が毛細血管外へ染み出て皮膚下の脂肪組織に溜まってしまうから」と考えられています。

また、下肢静脈瘤ができた足は何もない方に比べて疲れやすいという特徴もあります。

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)は、主に下肢(足)へ不快な症状を感じる病気で、下肢静止不能症候群と呼ばれる場合もあります。

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)の原因には「特発性」と「二次性」があり、足のだるさ以外にも不快な感覚が生じます。

特に、夕方から夜にかけて症状が強くなったり、足の不快感で眠れなかったりする方が多いですが、人によってあらわれる症状はさまざまです。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は「甲状腺ホルモン」の分泌量が低下する病気です。

首にある甲状腺の機能が低下することによって、足のむくみやだるさ、疲れやすいなどの症状を引き起こします。

女性の発症が多い傾向にあると考えられていますが、原因に関しては「甲状腺の手術後」や「ヨウ素の過剰摂取」「明らかな原因がないのに発症した」など様々です。

深部静脈血栓症

深部静脈血栓症は、足から心臓へ帰る静脈へ何らかの原因によって血栓ができて詰まってしまう病気です。

深部静脈血栓症によって足のむくみやだるさ、痛みが生じることがあります。

また、むくみが強いと痛みや赤み、放置していると皮膚が茶色に変色する場合もあります。

閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症は、動脈硬化が進行して血管の狭窄や閉塞が起こる病気です。

足の静脈で起こることが多く、動脈硬化が起きた部位の先に血流不足を起こします。

足のだるさや、足がつりやすいなどの症状を伴うほか、間欠性跛行と呼ばれる症状があらわれる場合もあります。

※間欠性跛行:少し歩くと足の痛みで歩けなくなるが、休むとまた歩けるという状態

月経前症候群

月経前症候群は、月経前の3~10日間続く精神的あるいは身体的な症状です。

基本的に月経がはじまると症状が軽くなるあるいは消失することが多いです。

月経前に感じやすいイライラや不安感などの精神的症状や「肌荒れ」「胸の張り」そして「足がだるい」など人によって幅広い身体症状を伴います。

ふくらはぎがだるいときのセルフケア方法

次は、ふくらはぎがだるいときのセルフケア方法を6つ解説します。

  • ストレッチ・マッサージ
  • 湿布
  • ツボ押し
  • 炭酸入浴剤を使った入浴
  • フットケア用品の活用
  • 病院を受診する

解説するセルフケア方法は、ふくらはぎのだるさだけでなく体全体の疲れやだるさにも有効であるため、ぜひ参考にしてください。

マッサージ

足のだるさを感じる時は「ふくらはぎの血行不良」が原因の可能性もあります。

ここでは「ふくらはぎのマッサージ」を2つ解説します。

ふくらはぎのマッサージ①

ふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれる部分で体全体の健康にもつながります。

「足がだるいな」と感じたら、まずはふくらはぎをしっかりマッサージしてあげましょう。

  1. 床に足を崩して座る
  2. 片方の足だけあぐらをかいて、すねの骨のキワに手の付け根を当てる
  3. 当てている手の脇をしめて、肘を入れるよう意識しながらふくらはぎを押す
  4. 足首に向かってふくらはぎ全体を押していく
  5. 反対側も同様に行う

お風呂上りやストレッチに組み合わせて行うと血行促進に役立ちます。

ふくらはぎのマッサージ②

次のマッサージは「リンパマッサージ」です。

リンパの流れを良くすることで溜まっていた水分や老廃物をスムーズに排出できます。

  1. 足の裏を親指で押す
  2. ふくらはぎの内側を体重をかけて押す
  3. ふくらはぎを膝までさする

注意点として「疲れがひどい」「体調が悪い」という時は症状を悪化させる恐れもあるため、リンパマッサージは控えましょう。

また、妊娠中や妊娠の可能性がある場合は医師に相談してください。

湿布

ふくらはぎにだるさを感じる時は、温めて血行を良くする温湿布をおすすめします。

人によっては、冷湿布を貼って一時的にだるさが改善したという方もいますが、

冷湿布によって皮膚の表面温度が下がると、血管の収縮が起こるため、ふくらはぎの血行が悪化してだるさやむくみを逆に引き起こす可能性があります。

また、長時間湿布を貼り続けたり、肌が弱い方は湿布によってかぶれる可能性もあるため、湿布を試す際は「規定の時間を守る」「購入前に薬剤師や登録販売者に相談する」などの対策をおこなうと良いでしょう。

ツボ押し

ふくらはぎのだるさには足のツボ押しが有効な場合もあります。

足には約60〜70ものツボ(反射区)があるとされており、ふくらはぎや、足全体のだるさ、むくみの改善予防におすすめのツボもあります。

下に3つの足ツボをご紹介しますので、ご自分でお風呂上りなどに押してみてください。

足ツボの名前

場所

どんなときに押すと良いか

飛陽(ひよう)

・外くるぶしの後ろのへこんだところから指7本分くらい上

・ふくらはぎの筋肉にあたるところ

背中・腰・太ももの裏側・ふくらはぎにかけてのむくみ・疲れ・だるさ

足三里(あしさんり)

・膝下の外側

・膝のお皿の下から自分の指4本分下がった近辺にあるポッコリと凹んだところ

膝痛や足のしびれのような足のトラブル など

湧泉(ゆうせん)

・足の裏、土踏まずの斜め上辺り

・足の指を曲げて一番へこむ場所

体のむくみや便秘の解消

炭酸入浴剤を使った入浴

疲労感で足のだるさを感じる場合は、炭酸入浴剤を使用した「炭酸浴」もおすすめです。

高濃度の炭酸が溶けたお湯に浸かることで血管拡張による血流改善に役立ちます。

また、40度位のお湯にゆったりと浸かることは血行促進にも繋がります。

フットケア用品の活用

ふくらはぎのだるさには、市販で購入できるフットケア用品の活用もおすすめです。

着圧ソックスやストッキングなど、シーンに合ったフットケア用品を活用することで、足のだるさやむくみの予防改善につながります。

注意点として「夜、寝ながらふくらはぎのだるさをケアしたい」など、夜の装着を想定していないフットケア用品を利用すると血行不良を招く恐れがあります。

必ず、装着する状態に合ったものを購入してください。

また「いつもフットケア用品を活用しているけれどふくらはぎのだるさが治らない」という方は、医師の指導を受けて使用する弾性ストッキングも検討してみましょう。

病院を受診する

ふくらはぎにだるさを感じる原因は、筋肉の疲労や血行不良、病気など様々です。

そのため、自己判断で対処するだけではなく、病院の受診もおすすめします。

医師の診察やアドバイスによって、適切な治療を受けたり、日常生活でだるさの原因と対処法を見直したりすることもできるため、長期的に続く場合は病院を受診してください。

ふくらはぎがだるいときは病院の何科を受診するべき?

次は、ふくらはぎにだるさを感じる時は病院の何科を受診するべきか解説します。

何科を受診するべきかは原因によって異なる

何科を受診するべきかは原因によって異なります。

そのため、まずは「どのような症状があるか」「どの位続いているか」など気になる病気や状態をセルフチェックしてみてください。

「整形外科」「神経内科」「内科」のいずれかを受診しよう

ふくらはぎや足全体のだるさなどの症状へ対応している科は次の3つです。

  • 整形外科:骨格筋を専門とする科
  • 神経内科:脳や神経を専門とする科
  • 内科:体全体を診察し、総合的に診察する科

もしも「こういう症状があって、これは〇科かもしれない」と感じている場合はいずれかの科から選択して受診を検討してもOKです。

「どの科が良いかわからない」という方は、体全体を診察し総合的に診療してくれる内科を受診し、医師による診察で適切な科を提案してもらいましょう。

歩みのゼリーは、中高年の「歩く力の向上」に役立つとともに、お腹まわりの「脂肪を消費・減少」させ、年齢に負けないしなやかな体づくりをサポートする、機能性表示食品です。

再春館製薬所が漢方の知見を活かし、機能性関与成分である「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」の他、高麗人参の中でも特に希少で品質の良い「長白参エキス」を配合。

さらに、筋肉づくりに欠かせない必須アミノ酸「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」に加え、スーパーアミノ酸と称される「シトルリン」や「アルギニン」によって、ハリのある活動的な毎日をサポートします。

おいしくさわやかな紅茶風味のスティックゼリーで、1本食べることで普段の「家事」「仕事」「散歩」といった行動を、効率的に「歩く力の向上」と「お腹の脂肪対策」につなげます。

まとめ

本記事では、ふくらはぎのだるさは病気?何が原因?という疑問に対して解説しました。

ふくらはぎにだるさを感じる原因は様々で、病気の可能性も考えられるでしょう。

数日間セルフケアをしても症状が改善しない場合は、1度病院を受診してください。

坂本 彩香 監修

ブロバスケットボールチーム 熊本ヴォルターズ トレーナー

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校アスレティックトレーニング専攻 学士を卒業。
「BOC-ATC (米国アスレティックトレーナー資格認定委員会公認アスレティックトレーナー)」という、
アメリカでは准医療従事者として認定され国家資格の立ち位置にあり、日本国内での保有者はわずかしかいない資格を取得。
現在は熊本ヴォルターズのトレーナーとして、選手のサポートに従事。

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