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フレイルの年齢別割合は?40代から始めるフレイル予防法を解説!

「フレイルって何歳から予防するべき?」「フレイルに年齢は関係ある?」とお考えの方はいませんか?フレイルは高齢者に起こりやすいというイメージを持たれがちですが、実は若年層である40代から早期的な予防を始めるべき、という声も多いのです。そこで、本記事では働き盛りの40代から始めるフレイル予防法を解説します。

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フレイルとは?

フレイルとは「加齢によって老い衰えた状態」のことで、「虚弱」や「老衰」「脆弱」などを意味する言葉・状態です。

また、フレイルには「身体的」「精神・心理的」「社会的」の3種類があります。

フレイルの種類

概要と原因

身体的フレイル

運動器の障害によって移動機能が低下した状態

精神・心理的フレイル

高齢になり、定年退職や、パートナーを失ったりすることで引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症の状態

社会的フレイル

加齢に伴って社会とのつながりが希薄化することで生じる、独居や経済的困窮の状態

フレイルの原因は様々ですが、中でも最も大きな原因とされる3つは次のとおりです。

  1. 栄養不足(低栄養)
  2. 運動不足
  3. 社会参加不足

栄養不足と運動不足は、フレイル以外の病気を引き起こす原因にもなります。

フレイルの特徴としては「社会参加不足」も原因になる点でしょう。

外出する機会が減ったり、誰かと一緒に食事を取る回数が減ったりなど、コミュニケーションの機会が減る事や、一人暮らし(独居)が多くなることで、社会に参加することが薄れていくことでも引き起こされると考えられています、

フレイルの症状

「フレイルかも?と思っている方へ、チェックリストは次のものがあげられます」

  1. 意図しない体重減少がある
  2. ここ2週間、わけもなく疲れているような気がする
  3. 同年齢の人と比べて歩く速度が遅い気がする
  4. 立ち上がったり歩いたりすることが億劫に感じている
  5. さきイカやたくあんくらいの固いものを食べにくいと感じている
  6. 汁物やお茶でむせることが増えたように感じている
  7. 最近、外出する機会が減った

5〜7は、オーラルフレイルと呼ばれるもので、口腔機能の低下によって起こります。

口腔機能が低下すると「噛む力」「飲み込む力」が低下し、食べやすく飲み込みやすいものばかりを摂取していると栄養不足を起こし、フレイルを発症するリスクにもなるでしょう。

また口腔機能の低下以外にも、栄養不足や運動不足が続くと筋肉量の減少にもつながり、運動機能や活動量が低下するという悪循環がうまれます。

こちらに記載した症状は一例であり、更に詳しく知りたい方は様々な項目からフレイルかをチェックできるフレイルチェックを試してみてください。

フレイルチェックリストはこちら

フレイルとサルコペニアの違いは?

フレイルと同じく、筋肉量の減少を引き起こすものに「サルコペニア」があります。

名称

定義

原因

フレイル

加齢に伴って身体以外にも「精神」「心理的」「社会的」な衰弱や虚弱を含む

  • 加齢に伴う筋肉量の減少
    (身体的フレイル)
  • 抑うつなどの精神機能・認知機能の低下
    (精神・心理的フレイル)
  • 社会とのつながりが希薄化することで生じる、独居や経済的困窮の状態
    (社会的フレイル)

サルコペニア

加齢に伴って生じる骨格筋量と骨格筋力の低下

  • 加齢に伴う筋肉量の減少
    (一次性サルコペニア)
  • 活動・疾患・栄養
    (二次性サルコペニア)

フレイルとサルコペニアの大きな違いとして、フレイルは身体的、精神・心理的、社会的と様々な状態を引き起こします。

一方、サルコペニアは加齢や活動、疾患、栄養によって筋肉量が減少している状態です。

どちらも進行すると要介護リスクが考えられる状態ですが、肉体的な症状が起こるサルコペニアと比べて、フレイルは心と体に影響するものと言えます。

フレイルは何歳から?年齢別の割合

フレイルと聞くと「高齢者に多そう」というイメージをお持ちの方もいるでしょう。

そこで、ここではフレイルは何歳から?とお考えの方に向けて年齢別の割合を解説します。

  • 40代
  • 50代
  • 60代
  • 70代以降

今回は中高年を対象にして年齢別の割合を調査し、年齢を重ねるごとに割合はどう変化するのかをチェックしていきます。

40代

40代のフレイル割合か「フレイル有病率(ある一時点において、疾病を有している人の割合)」に関して、明確なデータはありませんでした。

しかし、一般社団法人日本生活習慣病予防協会が実施した「健康寿命に関わるフレイル調査」によると「働き世代でプレフレイルが増えている」と回答した医師の約4割が、「男女ともに、40歳代でプレフレイル患者が増えている」と考えていることが明らかとなりました。

プレフレイルとは、フレイルに移行する前の段階、予備軍のような状態を指しています。

また身体的フレイルと同じく、加齢に伴って筋肉量の減少や筋力の低下現象が起こる「サルコペニア」は40歳以上の約1/4、80歳を超えると半数以上がサルコペニアが見られると言われています。

つまり、働き盛りである40代から筋力の低下によって起こる症状が見られる方も増えており、早期的な予防がフレイルや、関連する病気への対策に有効だと言えるでしょう。

50代

50代のフレイル割合に関しても40代と同じく、明確なデータはありません。

こちらに関しても先ほど記載した一般社団法人日本生活習慣病予防協会が実施した「健康寿命に関わる「フレイル調査」を参考にします。

50代の場合、「働き世代でプレフレイルが増えている」と回答した医師の約半数が、「男女ともに50歳代でプレフレイル患者が増えている」と考えているようです。

40代の割合と比較すると10%、リスクが高まったことがわかります。

40代でも解説したとおり、早期的にフレイル予防に関心を持ち、対策することが、年齢を重ねて起こるフレイルや、その他の病気を防ぐ効果が期待できると考えられるでしょう。

60代

60代からは国のフレイル検診なども開始され、プレフレイルから進行し、フレイルに陥るケースも増えていきます。

そして、2019年に発表された資料「理学療法の臨床と研究第28号」によると65歳〜69歳のフレイル割合は1.9%です。

また60代はフレイルだけでなく、先ほども記載したサルコペニアを発症する方も増えます。

サルコペニアは65歳以上の高齢者に多く、特に75歳以上になると急に増えてきます。世界各国で調査された大規模な統計から、高齢者の6〜12%がサルコペニアであると考えられています。

70代以降

60代でも記載した「理学療法の臨床と研究第28号」によると70歳〜74歳のフレイル割合は3.8%です。

60代と比べると約2倍に増えています。

次に75歳〜79歳は10.0%、80歳〜84歳になると20.4%、85歳以上で35.1%となっており、年齢を重ねるごとにフレイルリスクが高まっていることがわかります。

70代以降はフレイル以外の病気リスクも高まり、ちょっとした転倒や怪我をきっかけに体力や気力の低下が起こると考えられるため、早期的な治療が必要になるでしょう。

フレイル予防は40代から!今日から始めるフレイル予防法

フレイルの年齢別割合で解説したように、フレイルはプレフレイルの状態が増える40代から予防を始めることが重要となります。

ここでは40代から始めるフレイル予防法を解説します。

フレイル予防1.食事

40代から始めるフレイル予防法1つ目は「食事(口腔)」です。

食事(口腔)はすべての年齢に対するフレイル予防としても有効ですが、特にプレフレイルが疑われる方の増える40代から3つを意識したフレイル予防を開始しましょう。

フレイル予防におすすめの栄養成分はタンパク質や、ビタミンD、カルシウムです。

成分

サポート内容

1日の摂取量

タンパク質

筋肉を構成する

  • 肉類
  • 魚類
  • 豆類
  • チーズなど

※1:0.66g ✖ 体重(kg)

ビタミンD

カルシウムの吸収を促進する

  • 魚介類
  • きのこ類
  • 肉 など

※2:8.5μg

カルシウム

骨の材料になる

  • 乳製品
  • 大豆製品
  • 野菜類 など

※3:700~800mg

次に食事とプラスして「口腔機能の維持」もフレイル予防に重要です。

オーラルフレイルと呼ばれる「噛む」「飲み込む」「話す」などの口腔機能が加齢などによって衰えると固いものが噛みにくくなったり、食べこぼしなどの原因になります。

年齢が高まるとオーラルフレイルの状態になりがちで、これが柔らかい食べ物を主に食べる頻度を増やします。

その結果、噛む筋力の低下や食欲減少が全身の機能低下のリスクを高めることもあります。

このような状態を予防するためには、口腔機能が低下しないよう口周辺の筋肉を強化・維持させるトレーニングやマッサージ、食事を普段からよく噛むなどの対策が必要です。

フレイル予防2.運動

次に運動です。

フレイル予防におすすめの運動には、心肺機能を高めるウォーキングや水泳などの有酸素運動や、筋力を維持する筋力トレーニングがおすすめです。

「私は運動が苦手」という方は、通常の活動時間に「プラス10分」を追加することで、筋肉量の減少や筋力低下を防ぐために役立ちます。

またYouTubeなどで公開されている「フレイル体操」のようにフレイル予防に有効な運動を音楽に合わせて気軽に行える方法もあります。

筋肉を鍛え、維持することは何歳になっても元気な心と体を維持するためにも大切です。

まずは1日1回のウォーキングや、お家で気軽に行える「ながれ筋トレ」などご自身ができる範囲から始めてみましょう。

フレイル予防3.社会参加

最後に社会参加もフレイル予防には重要です。

コロナ禍で「外出を控える」「リモートワークをする」といった風潮が広がり、ネットスーパーや大手通販サイトの利用が普及しました。

これにより、家から出る必要が減り、社会参加の機会が減少している人が増えています。

しかし、社会参加は、人との交流を行うことによって「精神・身体的フレイル」「社会的フレイル」を予防し、適度に身体を動かすことによって「身体的フレイル」も予防できます。

まとめ

本記事ではフレイルの年齢別割合や40代から始めるフレイル予防法を解説しました。

フレイルの予防は生活習慣病や年齢に伴って発症しやすい病気の予防にも有効です。

また年齢を重ねてフレイルの症状が生じている方であっても、予防は遅くありません。

毎日の生活や行動を振り返り、何歳になっても健康な体と心を維持しましょう。

歩みのゼリーは、中高年の「歩く力の向上」に役立つとともに、お腹まわりの「脂肪を消費・減少」させ、年齢に負けないしなやかな体づくりをサポートする、機能性表示食品です。

再春館製薬所が漢方の知見を活かし、機能性関与成分である「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」の他、高麗人参の中でも特に希少で品質の良い「長白参エキス」を配合。

さらに、筋肉づくりに欠かせない必須アミノ酸「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」に加え、スーパーアミノ酸と称される「シトルリン」や「アルギニン」によって、ハリのある活動的な毎日をサポートします。

おいしくさわやかな紅茶風味のスティックゼリーで、1本食べることで普段の「家事」「仕事」「散歩」といった行動を、効率的に「歩く力の向上」と「お腹の脂肪対策」につなげます。

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