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足が重い症状は「下肢静脈瘤」かも?症状や原因、対処法を解説

「最近、足が重たいのだけどこれって何?」「下肢静脈瘤かな?」とお悩みの方へ。下肢静脈瘤の症状として足の重さを感じる場合もあります。本記事では、下肢静脈瘤の症状や原因、足の重さへの対処法を解説します。

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足が重い原因は下肢静脈瘤?

足に重たさを感じる場合、下肢静脈瘤の可能性があります。

下肢静脈瘤とは、足の静脈が太くなってこぶ状に浮き出て見えるようになった状態です。

ここでは、下肢静脈瘤の症状や原因、治療法について解説します。

下肢静脈瘤の症状

下肢静脈瘤で起こる症状は次のとおりです。

  • 足の血管が目立つようになる
  • ふくらはぎに「だるさ」「重い痛み」「疲れやすさ」があらわれる
  • 足がむくむ
  • ふくらんでいる血管に熱さを感じたり、ピリピリしたりする
  • 寝ていると、明け方に足がつる  など

これらの症状はあくまで症例であるため、人によってあらわれる症状はさまざまです。

今回お悩みの「足の重さ」も下肢静脈瘤によって起こる症状の1つとなっています。

下肢静脈瘤は進行すると「皮膚の黒ずみ」や「コブのように固く盛り上がる」などの症状があらわれ、放置しても改善することはないため、病院での治療が非常に重要です。

下肢静脈瘤の原因

下肢静脈瘤は、静脈弁と呼ばれる部位が何らかの原因によって壊れたり、働きが鈍くなったりすることによって血流が逆流した結果、起こります。

また、静脈弁が壊れる原因は「遺伝」「妊娠・出産」「長時間の立ち仕事」など様々です。

下肢静脈瘤の治療法

下肢静脈瘤の治療法には大きく分けて4つの方法があります。

  • 保存療法:生活習慣の改善や弾性ストッキングの着用など
  • 硬化療法:静脈瘤に薬を注射して固める
  • 血管内治療:高周波(ラジオ波)またはレーザーを使用する血管内焼灼治療と、接着材(グルー)を使用するグルー治療
  • 手術:ストリッピング手術(静脈を切除し、引き抜く)

静脈瘤のタイプや、患者さんの状態によって適切な治療を選択することが多いです。

下肢静脈瘤以外に足が重いと感じる原因

これまで、足に重さを感じる原因の1つにある「下肢静脈瘤」を解説しました。

しかし、下肢静脈瘤以外にも原因は考えられるのです。

ここでは、下肢静脈瘤以外で足が重いと感じる原因を3つ解説します。

  • 血行不良
  • 筋肉の疲労
  • 気象病やパーキンソン病などの病気でも足の重さを感じる場合がある

「足の見た目に変化はないのにどうして?」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。

血行不良

足がだるく感じたり重く感じる場合、ふくらはぎや骨盤周りの筋肉が硬くなって血行不良を起こしている可能性があります。

ふくらはぎの筋肉は、血液を心臓に押し戻すポンプの役割を果たしています。

この筋肉が硬くなるとポンプの力が低下し、血液の循環とリンパの流れが悪くなり、老廃物や疲労物質がたまって、だるさや重さを引き起こす可能性があるのです。

さらに、骨盤にある腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ筋肉であり、悪い姿勢でのデスクワークなどによって硬くなると、足の血流が妨げられてだるさや重さを感じることがあります。

筋肉の疲労

「長時間立ち仕事をしている」「最近足を使うスポーツをしたり、長時間歩いたりした」などの心当たりがある場合、それは筋肉疲労や血行不良の可能性も考えられるでしょう。

足の筋肉疲労は、筋繊維や周囲の結合組織が何らかの原因によって損傷した結果、炎症が生じて筋肉痛や、だるさなどの症状を引き起こします。

気象病やパーキンソン病などの病気でも足に重さを感じる場合がある

気象病とは「気圧」「温度」「湿度」などの変動によって起こる不調のことです。

なぜ、気象病によって「足がだるい」「重い」と感じるのかについては次のとおりです。

  • 気圧が下がると足への圧力が低くなって筋肉が緩む
  • 筋肉が緩むとふくらはぎのポンプが働きにくくなり、血液の循環機能が低下する
  • 湿度が下がると皮膚から水分が蒸発しにくくなり、体温調節が乱れる
  • 温度も湿度も高いと自律神経が乱れやすくなり、代謝や排せつ機能が低下する

これらの原因によって足(下肢)にたまった水分がだるさや重さの原因になるのではないかと考えられています。

次に、パーキンソン病とは脳の異常によって身体の動きに障害があらわれる病気です。

手足にふるえを感じて病院を受診する方も多い病気ですが、人によっては「歩きにくさ」「片足が重く感じる」「足がだるい」などの症状があらわれる場合もあります。

足が重いと感じる時の対処法

次は、足が重いと感じる時の対処法を5つ解説します。

  • マッサージ
  • ツボ押し
  • 炭酸入浴剤を使った入浴
  • フットケア用品の活用
  • 病院を受診する

それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

マッサージ

足にだるさや重さを感じる時は「ふくらはぎ」と「腸腰筋」が原因の可能性もあります。

マッサージでほぐして血行を促してあげてください。

ここでは「ふくらはぎのマッサージ」と「腸腰筋のマッサージ」を解説します。

ふくらはぎのマッサージ①

ふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれる部分のため、マッサージをすることで体全体の健康にもつながります。

「足が重だるい」と感じたら、まずはふくらはぎをしっかりマッサージしてあげましょう。

  1. 床に足を崩して座る
  2. 片方の足だけあぐらをかいて、すねの骨のキワに手の付け根を当てる
  3. 当てている手の脇をしめて、肘を入れるよう意識しながらふくらはぎを押す
  4. 足首に向かってふくらはぎ全体を押していく
  5. 反対側も同様に行う

お風呂上りにストレッチと組み合わせて行うと血行促進に役立ちます。

ふくらはぎのマッサージ②

次のマッサージは「リンパマッサージ」です。

リンパの流れを良くすることで溜まっていた水分や老廃物をスムーズに排出できます。

  1. 足の裏を親指で押す
  2. ふくらはぎの内側を体重をかけて押す
  3. ふくらはぎを膝までさする

注意点として「疲れがひどい」「体調が悪い」という時は症状を悪化させる恐れもあるため、リンパマッサージは控えましょう。

また、妊娠中や妊娠の可能性がある場合は医師に相談してください。

腸腰筋のマッサージ

腸腰筋は、足腰の健康へ密接に関わっているため、ふくらはぎと同様、非常に大切です。

だるさや重さを感じる足だけでなく、腰から全体的にほぐしてお悩みを解消しましょう。

  1. 仰向けの姿勢で膝を立てる
  2. 骨盤の前にある突起を見つける
  3. 突起から2~3cm程内側に左右の指を滑り込ませるように当てる
  4. 左右の指先を立てるようにして10秒〜30秒間圧をかけ続ける
    (血管の拍動を感じる部分は押さないよう注意する)
  5. 反対側も同様に行う

腸腰筋は、鼠径部に手を触れた状態で片足をあげた際に硬く緊張した部分にあります。

ゆっくりと適度な力加減でリラックスしながら押してみてください。

ツボ押し

足のだるさや重さには足のツボ押しが有効な場合もあります。

足には約60〜70ものツボ(反射区)があるとされており、中には足のだるさや、むくみの改善予防におすすめのツボもあります。

下に3つの足ツボをご紹介しますので、ご自分でお風呂上りなどに押してみてください。

足ツボの名前

場所

どんなときに押すと良いか

飛陽(ひよう)

・外くるぶしの後ろのへこんだところから指7本分くらい上

・ふくらはぎの筋肉にあたるところ

背中・腰・太ももの裏側・ふくらはぎにかけてのむくみ・疲れ・だるさ

足三里(あしさんり)

・膝下の外側

・膝のお皿の下から自分の指4本分下がった近辺にあるポッコリと凹んだところ

膝痛や足のしびれのような足のトラブル など

湧泉(ゆうせん)

・足の裏、土踏まずの斜め上辺り

・足の指を曲げて一番へこむ場所

体のむくみや便秘の解消

炭酸入浴剤を使った入浴

疲労感で足のだるさや重さを感じる場合は「炭酸浴」もおすすめです。

高濃度の炭酸が溶けたお湯に浸かることで血管拡張による血流改善に役立ちます。

最近は市販で様々な炭酸入浴剤が販売されていますのでお気に入りを探してみてください。

また、40度位のお湯にゆったりと浸かる入浴も血行促進にも繋がります。

フットケア用品の活用

「色々試してみたけれど、夜になるとまた足がだるい」「重く感じて不快感がある」という方は、市販で購入できるフットケア用品も予防改善に活用してみると良いでしょう

着圧ソックスやストッキングなど、シーンに合ったフットケア用品を活用することで、足のだるさや重さ、むくみの予防改善につながります。

「いつもフットケア用品を活用しているけれど足の重い感覚がなおらない」という方は、医師の指導を受けて使用する弾性ストッキングも検討してみてください。

病院を受診する

足が重いと感じる原因は様々です。

血行不良や筋肉疲労などセルフケアで対処できるものだけではなく、病院で適切な治療を受けなければいけない病気という可能性もあるため、なるべく早く病院受診を検討しましょう。

足が重いと感じる時は何科を受診する?

次は、足が重いと感じる時は何科を受診するべきかを解説します。

何科を受診するべきかは原因や症状によって異なる

足の重さだけに限りませんが、足に関する症状に対して何科を受診するべきかは原因や症状によって異なるでしょう。

「足が重い」「だるい」に加えて見た目に変化がある場合や、症状はあるけれど見た目に変化はない場合など様々であるため、まずは思い当たる原因や症状をチェックしましょう。

下肢静脈瘤の疑いがある場合は「血管外科」「下肢静脈瘤を専門に扱うクリニック」

「足は重いし、ふくらはぎがデコボコしている気がする」など、下肢静脈瘤の可能性を疑う場合は「血管外科」や「下肢静脈瘤を専門に扱うクリニック」などを受診してください。

下肢静脈瘤を診療する科は主に血管外科ですが、病院によっては心臓血管外科で診療をしている場合もあるため、まずはお近くの病院で相談してみても良いでしょう。

歩みのゼリーは、中高年の「歩く力の向上」に役立つとともに、お腹まわりの「脂肪を消費・減少」させ、年齢に負けないしなやかな体づくりをサポートする、機能性表示食品です。

再春館製薬所が漢方の知見を活かし、機能性関与成分である「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」の他、高麗人参の中でも特に希少で品質の良い「長白参エキス」を配合。

さらに、筋肉づくりに欠かせない必須アミノ酸「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」に加え、スーパーアミノ酸と称される「シトルリン」や「アルギニン」によって、ハリのある活動的な毎日をサポートします。

おいしくさわやかな紅茶風味のスティックゼリーで、1本食べることで普段の「家事」「仕事」「散歩」といった行動を、効率的に「歩く力の向上」と「お腹の脂肪対策」につなげます。

まとめ

本記事では、足が重たいと感じる原因の1つ「下肢静脈瘤」の症状や原因、そして対処法について解説しました。

筋肉の疲労など原因はわかっていて対策を知りたいという方は、解説した対処法を試して様子を見ても良いでしょう。

ただし、足が重たく感じる原因は様々です。

「原因がわからないけれど、最近足が重だるくて困っている」「立ち仕事が多いので、もしかすると下肢静脈瘤?」などのお悩みをお持ちの方はまず病院受診を検討しましょう。

坂本 彩香 監修

ブロバスケットボールチーム 熊本ヴォルターズ トレーナー

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校アスレティックトレーニング専攻 学士を卒業。
「BOC-ATC (米国アスレティックトレーナー資格認定委員会公認アスレティックトレーナー)」という、
アメリカでは准医療従事者として認定され国家資格の立ち位置にあり、日本国内での保有者はわずかしかいない資格を取得。
現在は熊本ヴォルターズのトレーナーとして、選手のサポートに従事。

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