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高齢者の足にむくみが起こるのは病気?考えられる原因と対処法を解説

高齢者の足にむくみが起こる原因がなにか心配になる方も多いのではないでしょうか?高齢者の足のむくみには、生活習慣や病気など様々な原因が考えられます。本記事では、高齢者の足にむくみが起こる原因や解消法について解説します。

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高齢者の足にむくみが起こった場合に考えられる病気は?

高齢者の足にむくみが起こった場合に考えられる病気は、どんなものが考えられるでしょうか?

両足と片足だけにむくみが起こった場合に考えられる病気について、それぞれ解説します

両足にむくみが起こる場合に考えられる病気

高齢者の両足にむくみが起こった場合に考えられる病気には、以下のようなものが挙げられます。

  • 心臓や肝臓に関する病気
  • 低栄養(栄養障害浮腫)
  • ネフローゼ症候群
  • 甲状腺機能低下症 など

それぞれの病気について下記の表で解説します。

病名

特徴

原因

心臓や肝臓に関する病気
(心不全・肝硬変 など)

足だけでなく、全身がむくみ、加えて息切れや呼吸困難などの症状が現れる可能性があります。

心臓や肝臓などの周りにある血管が詰まってしまうことで様々な症状が偶発的に起こり、心不全や肝硬変などを引き起こしてしまいます。

低栄養
(栄養障害浮腫)

低栄養になると、両足だけにとどまらず全身にむくみの症状が見られます。

栄養不足によって体内のタンパク質が減少し、正常に水分バランスを調整することができない可能性があります。

ネフローゼ症候群

高度になると、肺やお腹、心臓や陰嚢にも水が溜まります。

腎不全や血栓症、感染症などと合併する可能性もあります。

ネフローゼ症候群とは、尿としてタンパク質が排出されることで、血液中のタンパク質が減り、むくみが起きてしまう病気です。

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが少なすぎることで、代謝が落ちたような症状が現れます。

むくみや乾燥、傾眠などの症状も見られます。

甲状腺の炎症により、一時的に甲状腺機能低下症になることがあります。

また、がん治療の一環などで甲状腺ホルモンの生産が不足することもあります。

片足にむくみが起こる場合に考えられる病気

高齢者の片足にむくみが起こった場合に考えられる病気には、以下のようなものが挙げられます。

  • 深部静脈血栓(エコノミークラス症候群)
  • 下肢静脈瘤
  • リンパ浮腫
  • 麻痺性浮腫(片麻痺、脳梗塞)など

それぞれの病気について下記の表で解説します。

病名

特徴

原因

深部静脈血栓
(エコノミークラス症候群)

片足のむくみに、腫れや痛みが伴い、呼吸困難や胸の痛みなどの症状が同時に現れる可能性があります。

「血液が固まりやすい」「静脈内の血液の流れが悪い」「静脈が傷ついている」の状態である場合に起こりやすい

(入院で寝たきり状態であった、長時間航空機で移動した旅行者、血液が固まりやすい病気を患っている など)

下肢静脈瘤

足の血管がコブのように膨らむ病気です。

急に悪化するようなことはありませんが、稀に湿疹ができたり皮膚が破れてしまいます。

下肢静脈瘤は、ふくらはぎに症状が現れることが多いです。

足に血液が溜まることによって起こります。

リンパ浮腫

がんの治療部位付近にリンパ液が溜まってむくんだ状態になります。

特徴として、患部に重みを感じたり、関節が曲げづらくなったり、生活に支障が出る場合があります。

リンパ浮腫は、がん治療の一環としてリンパ節の切除などでリンパ液の流れが悪くなることで起こります。

麻痺性浮腫
(片麻痺など)

麻痺側の手足が重く感じる、感覚が鈍くふらつきやすくなる、装具や靴が合わなくなるなどの症状が現れます。

脳梗塞後は、麻痺側の手足にむくみが起こりやすくなります。

麻痺により筋力が低下するために正常に血液を心臓に送り返すことができずにむくんでしまいます。

高齢者の足にむくみが起こる原因は、病気以外の可能性もある

高齢者の足にむくみが起こる原因は、病気以外にも内服している薬や生活習慣などがあります。

むくみが起きる可能性について解説していきます。

服用している薬の副作用

高齢者は同時に複数の薬を内服していることが多く、その薬の副作用でむくみやすくなっている場合もあります。

降圧薬や向精神薬、漢方薬などは副作用としてむくみが出る可能性があるため、むくみが気になった場合には内服している薬を確認するようにしましょう。

薬の副作用でむくんでいるからと言って、自己判断で薬の内服を中断するのは危険なので、必ずかかりつけの医師に相談してから判断を仰ぐようにしてください。

高齢者で足にひどいむくみを感じ、病気を疑うときは、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひ読んでみてください。

生活習慣

高齢者の足のむくみは、病気や薬以外にも、生活習慣が原因となることもあります。

例えば、加齢による筋力の低下で、足から心臓へうまく血液を送り返すことができずに足がむくんでしまうこともあります。

他にも、長時間同じ姿勢を続けていたり、塩分の過剰摂取が原因で足がむくむ場合があります。

むくみに心当たりがない場合、まずは病院を受診する

まず、高齢者の足に急にむくみを発見した場合や、むくみの原因に全く心当たりがない場合には病院を受診するようにしましょう。

他にも、高齢者の足のむくみが長期間持続していたり、痛みや腫れ、変色や発熱などの症状が見られる場合には、怪我や病気の可能性があります。

放置せずに、直ちに病院を受診するようにしましょう。

高齢者の足のむくみを改善・予防する5つの方法

高齢者の足のむくみを改善・予防するための5つの方法を解説します。

  1. 脚全体をこまめに動かす
  2. 足を高い位置に上げる
  3. 塩分の摂り過ぎに注意する
  4. 足のむくみを防止する専用の靴下を履く
  5. 足のむくみ解消に適したリンパマッサージをする

それぞれについて解説していきます。

脚全体をこまめに動かす

むくみやすいふくらはぎには、血液を足から心臓に戻すポンプのような役割があります。

長時間座っていたり、同じ姿勢が続いていたりする状況は、ふくらはぎの筋肉を使う機会が減り、下半身に溜まった血液やリンパ液が滞ってしまうため、むくみやすくなります。

足のむくみを改善・予防するには歩いたり、自転車に乗ったりなど、定期的に足全体をこまめに動かすことが大切です。

例えば、座ってテレビを観ているときは、CMが流れている時間に立ち上がってトイレに行く、家の中を少し歩くなど、足全体を動かしてみることをおすすめします。

また、たちっぱなしが続くときには、足首を上下に動かしたり、少し歩いたりしてみたりして、足の血行をよくすることを意識してみましょう。

足を高い位置に上げる

日常的にできる良い生活習慣の1つとして、休憩時や就寝時には足を心臓より高い位置にあげた状態を保つという方法もあります。

足を高い位置にあげておくことで、溜まった血液や余分な水分、老廃物をスムーズに心臓へと流しやすくなるので、むくみ改善や予防に役立ちます。

足のむくみが気になるけれど運動は難しいという高齢者の方は、こちらの方法を試してみてください。

塩分の摂り過ぎに注意する

人間の体には体内の塩分濃度を一定に保とうとする働きがあります。

特に高齢者は、塩味を感じにくく、知らないうちに多くの塩分を摂っている可能性が高いです。

そうして塩分を摂りすぎてしまうと、体内では塩分濃度を薄めようとして水分をため込む働きが促進されます。

ためこんだ水分によってむくみやすくなることもあるため、塩分の摂りすぎには注意が必要です。

食事の際は、塩分や水分を体外に出してくれるカリウムやビタミンEを積極的に摂取することをおすすめします。

足のむくみを防止する専用の靴下を履く

日常的に足のむくみを予防するためには、足のむくみを防止してくれる着圧ソックスや弾性ストッキングなどの利用がおすすめです。

ドラッグストアなどでも販売されているので、足のむくみが気になる高齢者の方はお近くのドラッグストアで探してみてください。

ただ、足のむくみには何らかの病気が隠れている可能性もあるため、まずはかかりつけの医師に相談して靴下やストッキングの使用を相談してみましょう。

足のむくみ解消に適したリンパマッサージをする

数あるマッサージの中でも、リンパマッサージは、血液やリンパの流れを促します。

リンパマッサージによって余分な水分や老廃物を排出することができるほか、血流促進にも役立つので、定期的に行うことをおすすめします。

やり方

  1. 足裏を親指で押す 各10秒
    両手で足裏を包み込むようにして、親指を使って足裏全体を押します。
  2. 足の甲を親指で押す 各10秒
  3. 足の指を親指と人差し指で挟んでもむ 各10秒
  4. ふくらはぎを手のひらでリンパマッサージ各15秒
  5. 太ももを手のひらでリンパマッサージ各15秒

渡辺佳子の著書「1分間リンパマッサージダイエット」から一部抜粋

ただし、足がむくむ原因が血液やリンパなのか、何らかの病気なのかによってマッサージの有無が異なります。

マッサージをしてもむくみが解消されない場合や、むくみ以外にも体で気になる症状がある場合、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。

高齢者の足のむくみで病気を疑う場合は、病院の何科を受診すれば良い?

高齢者の足のむくみが病気なのでは?と疑う場合に、何科を受診したら良いかわからない方も多いのではないでしょうか?

むくみが気になった場合の受診先を解説します。

内科を受診する

足のむくみが気になる場合は、まずは内科を受診することをおすすめします。

循環器内科や糖尿病内科など、さまざまな内科のいずれでも診察可能です。

どの内科を受診すれば良いか迷う時は、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。

むくみを放置した場合、どうなるの?

高齢者の方がむくんでいる足をそのまま放置していると、さまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

足の血行不良による冷えを引き起こしたり、歩きにくくなったせいで転びやすくなったりしてしまいます。

その結果、転んだ際に骨折をして入院というケースもありえるでしょう。

また、むくみの原因が病気である場合、そのまま放置してしまうと体調や病状が悪化する恐れもあるので、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。

まとめ

本記事では、高齢者の足のむくみが起こる原因やむくみを改善するにはどうしたらいいか、改善しない場合や心当たりがない場合にはどうしたらいいかについて解説をしました。

高齢者の足のむくみは、病気や生活習慣、薬の副作用などによって引き起こされます。

足のむくみが気になる場合や、心当たりがない場合には、内科を受診するようにしましょう。

普段から、脚全体をこまめに動かす、専用の靴下を履くなどしてむくみを予防することを心がけましょう。

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