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和ハーブたっぷりで気持ちもスッキリ!「エスニック薬膳」

和ハーブたっぷりで気持ちもスッキリ!「エスニック薬膳」

環境の変化によって溜まった疲れがドッと出やすいこの時期。
雨も降りやすく、長い連休明けには気持ちも少しお疲れモードに。
そんな時は、胃腸に負担をかけずにスッキリとした食事を心掛け、心も体も軽く快適に過ごしましょう!
気持ちをスッキリとさせ、消化を助けてくれる薬味がおすすめ。
アジア料理が苦手な方でも楽しめる、茗荷(みょうが)や紫蘇を使った和風のエスニック薬膳をご紹介します。

春におすすめの食材

茗荷(みょうが)

発汗作用があるとされており、水分の巡りを良くします。
香りで気持ちもスッキリとさせてくれます。

消化を助けてくれる食材。気持ちの高ぶりを抑えてくれます。
痛みが気になる方にもオススメです。

浅利

水分の巡りを良くする食材。
デトックスやイライラ解消にも◎

きゅうり

利尿効果があるとされており、水分の巡りを良くする食材です。
むくみがきになる方にもオススメです。

炊飯器で簡単!和ハーブのシンガポールライス

炊飯器で簡単!和ハーブのシンガポールライス

材料(2人分)調理時間目安:炊飯時間を含めて40分

  • 白米 ・・・・・ 2合
  • 鶏もも肉 ・・・・・ 1枚
  • にんにく・生姜のすりおろし ・・・・・ 各大さじ1
  • 醤油 ・・・・・ 小さじ2
  • 塩胡椒 ・・・・・ 少々
  • 梅干し ・・・・・ 1/2個ほど
  • 茗荷 ・・・・・ 2個
  • 紫蘇 ・・・・・ 4枚
  • 三つ葉・小葱 ・・・・・ 少々
  • 付け合わせ用の葉野菜など ・・・・・ 適宜

  • *梅ダレ
  • 梅干し ・・・・・ 大1個
  • 酢・醤油・ごま油 ・・・・・ 各大さじ1
  • 砂糖 ・・・・・ 小さじ1/2
  • 塩胡椒 ・・・・・ 少々
  • お好みで豆板醤などを入れても◎

  • *白米の量は作りやすいように少し多めになっています。

つくり方

1炊飯器に白米2合を入れ、少し少なめ(2合の目盛りから大さじ3杯程減らした量)の水分量にする。
そこににんにく・生姜のすりおろし各大さじ1と醤油小さじ2、梅干し1/2個ほど、塩胡椒少々を加え、その上に鶏もも肉をのせて炊飯する。
2炊飯をしている間にトッピング用の茗荷・紫蘇を千切り、小葱を小口切りにし、三つ葉は2cmほどに切っておく。
3梅ダレは梅干しの種を取りたたいたところに、酢・醤油・ごま油各大さじ1と砂糖小さじ1/2、塩胡椒少々を入れよく混ぜる。
4炊飯できたら鶏もも肉を取り出し、食べやすい大きさに切る。
ごはんに添えて皿に盛り付け、薬味や葉物野菜を飾れば出来上がり。
梅ダレでお召し上がりください。

緑茶と浅利のさっぱりスープ

緑茶と浅利のさっぱりスープ

材料(2人分)調理時間目安:10分

  • 浅利 ・・・・・ 200g
  • 水 ・・・・・ 350cc
  • 緑茶 ・・・・・ 小さじ1
  • ごま油 ・・・・・ 大さじ1
  • 塩胡椒 ・・・・・ 少々
  • *緑茶は食べてもOKですが、苦味があるためティーバッグに入れるのがオススメです。

つくり方

1浅利の砂出しをしたら、浅利・緑茶・水を鍋に入れて沸騰させる。
2灰汁をとり、ごま油・塩胡椒で味を調えて出来上がり。

きゅうりとニンジンのヨーグルトサラダ

きゅうりとニンジンのヨーグルトサラダ

材料(2人分)調理時間目安:10分

  • きゅうり ・・・・・ 1/2本
  • ニンジン ・・・・・ 1/3本程度
  • ヨーグルト ・・・・・ 大さじ4
  • オリーブオイル ・・・・・ 大さじ1
  • レモン汁 ・・・・・ 小さじ1
  • 塩胡椒 ・・・・・ 少々
  • クコの実 ・・・・・ 小さじ1程度

つくり方

1きゅうりとニンジンはピーラーで薄くスライスして水にさらしておく。
2ヨーグルトは珈琲フィルタ―などで少し水気を切り、オリーブオイル、レモン汁、塩胡椒を加える。
3①の水気を切ったら②と合わせ、最後にクコの実を添えたら完成。
お好みでミントを飾る。

谷口ももよ先生 監修

薬膳料理研究家
岐阜県出身。長年の自身の体調不良から薬膳の道へ。
「健康は日々の食卓から」「美食薬膳」をテーマに、身近な食材を使った簡単で美味しい薬膳レシピを料理教室や様々なメディアで紹介。

*一般社団法人東洋美食薬膳協会 代表理事
*全日本薬膳食医情報協会 名誉顧問
*薬膳料理教室「Salon de Maman」主宰
*著書「薬膳ビューティーレシピ」等多数
(グルマン世界料理本大賞2度グランプリ受賞)

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