もしかしたら五月病?朝から気分をすっきりさせるには
自分や周りの人の環境が変わることが多く、やっとひと段落つくこの時季。
「なんだかやる気が出ない」「なんとなく不安になる」そんなお悩みを抱えていませんか?
もしかしたら五月病かもしれません。
今回はそもそも五月病とは何なのか、そんな中1日を気分よく過ごすための朝の過ごし方をご紹介します。
五月病とは
就職、異動、入学など、4月は自分自身や家族など周りの人の環境が変わりやすく、新たな環境で過ごすのは知らず知らずのうちにストレスを抱えたり、疲れがたまりやすくなります。
そんな4月が過ぎ、5月に入ったタイミングで、無気力や、食欲不振、不眠など、様々な不調が起こりやすくなります。
これを一般的に「五月病」と呼ばれています。
環境の変化の一例で挙げた就職、異動、入学は、日中過ごす環境が変わるだけではありません。例えば就職先によってはいつもより早い時間帯に家を出なければならなかったり、乗る電車が変わったり。帰宅時間の変化も起こりがちです。
そうすると、起床時間や睡眠時間が変わり、それに伴って食事時間も変わる可能性があります。そのように、環境の変化によって生活リズムも乱れやすく、自律神経の乱れにつながってしまいます。
ストレスを感じている時は体を活動的にする交感神経が優位にはたらくため、その状態が長く続いてしまうと心身の疲労感に結びつきやすくなってしまいます。
五月病だと感じた時に 朝のリフレッシュ方法
5月病は気分も落ち込み、体調面でも不調を感じてしまいます。
その中でも仕事や学校は行かなくてはならないですが、特に1日の始まりの朝は、どうしても気分が沈んで行きたくないと思う方も多いのではないでしょうか。
そこでそんな朝に気分をリフレッシュさせる方法をご紹介します。
①深呼吸
深呼吸は自律神経を整えるためにも大切で、1日の中でいつでも行って良いものですが、憂鬱な朝に行うのもおすすめです。
深呼吸の方法は様々ありますが、朝におすすめなのが「胸式呼吸」です。胸式呼吸は肋骨を広げるような呼吸方法で、交感神経を優位にさせるといわれています。
そのため気分をリフレッシュさせ、日中を活動的に過ごすには良い呼吸となります。
また、普段は呼吸が浅くなりがちで肋骨の動きが悪くなっている場合があります。
肋骨の動きが悪くなると肺も広がりづらく、空気を取り込みづらくなります。
そうすると空気を取り込もうとして肩で呼吸するようになってしまいます。
結果、肩こりにもつながりやすくなってしまうので、普段意識していない肋骨の動きはすこやかに過ごす上で非常に重要です。
呼吸方法も簡単なので、ぜひ朝日を浴びながら行ってみてください。
胸式呼吸の方法
※猫背など、背中が丸まった体勢だと、胸式呼吸が行いづらくなります。
これを繰り返す。
※呼吸するときはお腹が動かないように、肋骨を動かすことを意識しましょう。
※息はできるだけ吸って、できるだけ吐く、を意識し、深く呼吸ができるようにしましょう。
②スパイスの力を借りて。気分をリフレッシュさせるお手軽ジャム
日中に使うエネルギーを補うためにも大切な朝食。気分が沈んでいたり、食欲がなかったりするとヨーグルトだけ、パンだけ、など簡単に済ませる方もいるかと思います。
そこに、気分をリフレッシュさせるのに役立つスパイスを入れたお手製ジャムを入れて、食材の力を借りながらすっきりした朝を過ごしましょう。
ご紹介するジャムは忙しい朝でも簡単にできます。ぜひお試しください。
材料
- りんご ・・・・・ 1/2個
- 砂糖 ・・・・・ 大さじ2(はちみつでもOK)
- 生姜 ・・・・・ 1/2かけ(チューブなら2cm程度)
- カルダモン ・・・・・ 少々
- レモン ・・・・・ 小さじ1
- 水 ・・・・・ 50ml
- お好みのヨーグルトやパンなどをご用意ください。
手順
※吹きこぼれやすいので、様子を見ながら加熱してください。
出来上がったジャムの果実だけをヨーグルトに加えても、出てきた果汁ごと加えてもおいしくいただけます。
甘さを控えめにしているので、お好みに合わせてはちみつなどを足してもOKです。
カルダモンとは?
今回使用した生姜もカルダモンも同じショウガ科のスパイスです。
どちらも特徴的な香りのあるスパイスですが、カルダモンは自律神経を整える性質を持っています。
甘い香りの中にさわやかさを感じる香りなので、リフレッシュにも適しています。少し気分が落ち着かなかったり、もやもやした気分なったりしているときなどにおすすめです。
香りが少し強いので、最初は少量で試してみてください。
さいごに
日常生活にも影響が出る五月病。
今回ご紹介した方法を取り入れ、自分の気持ちと上手に付き合いながらこの時期を楽しく過ごしましょう。