五十肩になりやすい人の特徴は?やってはいけないこと・対処法
「五十肩になりやすい人の特徴は?」「やってはいけないことは?」とお考えの方へ。五十肩は、肩の痛みや動かしにくくなるなど日常生活に支障が出てしまう病気です。本記事では、五十肩になりやすい人の特徴とその対処法について詳しく解説します。
痛散湯は「第②類医薬品」として販売を開始してから半世紀以上の販売実績を持つ、漢方に学んだ痛みに効く医薬品です。
痛散湯(煎じ薬)と再春痛散湯エキス顆粒の2種類があり、神経や関節炎などの適用症状による痛みを生薬のチカラで治していきます。
種類 |
効能・効果 |
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第②類医薬品 |
三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。 |
第②類医薬品 |
発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。 |
五十肩とは?四十肩との違い
五十肩は、正式名称を「肩関節周囲炎」といいます。
主な症状は肩の痛みですが、しびれが生じる場合もあるようです。
五十肩と四十肩は、診断を受けた年齢に基づくもので、症状に大きな差はありません。
五十肩になりやすい人の特徴
次は、五十肩になりやすい人の特徴を見ていきましょう。
- 40代以降
- 猫背で姿勢が悪い
- 運動不足
- 慢性的なストレス
- ホルモンバランスの乱れ
- 糖尿病や甲状腺の病気を患っている
以下で、それぞれについて詳しく解説します。
40代以降
五十肩は40代以降に発症しやすいと考えられている病気です。
スポーツで肩を酷使した方や、肩にケガをした方、日常的に姿勢が悪い方も発症しやすいとされています。
必ずしも40代以降で発症するとは言えませんが、上記に該当する方は注意が必要です。
猫背で姿勢が悪い
日常的に猫背で姿勢が悪い方は、体の重心が前のめりになって歪みが生じやすくなります。
猫背になると肩が内巻きになるため、肩甲骨が正しい位置から移動し、肩の動きに制限が出たり、筋肉が硬くなったりするのです。
猫背は四十肩や五十肩のリスクを高めるため、姿勢には注意が必要です。
運動不足
運動不足は筋肉が硬くなりやすいため、五十肩のリスクが高まると考えられています。
筋肉が硬くなると肩の血流を妨げられてしまい、肩の痛みや動かしにくさが現れます。
血流が悪くなると痛みだけでなく、しびれも生じるため注意が必要です。
慢性的なストレス
慢性的なストレスは筋肉を緊張させてこわばり、痛みを発生させる可能性があります。
筋肉がこわばると組織の柔軟性が低下し、五十肩のリスクを高めるのです。
慢性的なストレスは五十肩以外にも様々な病気の発症原因になるため、注意が必要です。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、五十肩を発症する原因の1つと考えられています。
更年期などホルモンバランスが乱れると体内で起こる炎症が抑えきれず、五十肩で生じる肩の痛みが強くなったり、長引きやすかったりする可能性があるのです。
ホルモンバランスの乱れは年齢を問わず起こり得るため、注意が必要です。
糖尿病や甲状腺の病気を患っている
糖尿病や甲状腺の病気で生じる症状として、肩の痛みを感じる可能性があります。
ただし、必ずしも肩に五十肩のような症状が現れるわけではありません。
肩の痛み以外にも、何らかの症状を伴う場合は注意が必要です。
五十肩かな?と感じたときにやってはいけないこと
もしかして五十肩かな?と感じたときにやってはいけないことは次のとおりです。
やってはいけないこと |
理由 |
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自然に治るだろうと治療を受けず、放置する |
五十肩は必ずしも自然に治るとは限らない |
痛みがあるときに無理に肩や腕を動かす |
無理に動かすと炎症を悪化させる恐れもある |
痛みがある方の肩を下にして寝る |
痛みがある肩の方を下にして寝ると、肩に負担がかかり症状を悪化させる恐れがある |
セルフでマッサージをする・マッサージを受ける |
自己判断で痛みを感じる場所を揉みほぐしたり、マッサージを受けたりすると炎症を悪化させる恐れもある |
五十肩かな?と感じたときに自己判断で対処すると症状の悪化や、回復までに時間がかかる可能性があります。
まずは病院を受診し、医師に相談してください。
五十肩の痛みを和らげる対処法
次は、五十肩の痛みを和らげる対処法を見ていきます。
- 痛みが一番辛いときは安静にする
- 激しい痛みが落ち着く時期は患部を温める
- 夜間痛「就寝時に感じる痛み」は寝方を工夫する
- 病院を受診する
以下で、それぞれについて詳しく解説します。
痛みが一番辛いときは安静にする
痛みが一番辛いときは、無理をせず安静を保ってください。
炎症が最も強い時期は痛みのピークで、何をしていても痛みを感じます。
痛みがピークの時期に無理をすると、炎症が拡大して症状が悪化したり、回復までに時間がかかったりする恐れがあるため、注意が必要です。
仕事や家事で肩を動かす際は、テーピングや包帯で固定すると良いでしょう。
また、温めて血流が良くなると痛みが悪化し、冷やすと緩和する場合もあります。
ただし、炎症の状態によって逆効果になる恐れもあるため、自己判断で対応するのではなく、病院を受診してください。
激しい痛みが落ち着く時期は患部を温める
炎症による激しい痛みが落ち着いた時期は、患部を温める方が良いと考えられています。
ただし、温めるか冷やすかは、炎症の状態によって異なります。
炎症の状態は医師による診察と検査などによってのみ判断できるため、自己判断でどちらを試すかを選択するのではなく、病院を受診して状況を説明してください。
夜間痛「就寝時に感じる痛み」は寝方を意識する
夜間痛で眠れない場合は、寝方を工夫すると良い場合があります。
寝方のコツ |
ポイント |
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肩の高さを調整する |
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痛い方は上にして横向きに寝る |
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枕は高すぎず、低すぎずを意識する |
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横になると痛みが辛い場合や、痛みで起きてしまう場合は表の方法を試してみましょう。
病院を受診する
五十肩で感じる痛みに対して最も適した対処法は、病院を受診することです。
医師の診察や検査で炎症の状態を把握し、適した治療を提案してもらいましょう。
五十肩に関するよくある疑問を解説
次は、五十肩に関するよくある質問を見ていきます。
- 五十肩を一瞬で治す方法はあるの?
- 痛みが辛いときは市販薬を試しても良い?
- 五十肩になる人とならない人の違いは?
以下で、それぞれについて詳しく解説します。
五十肩を一瞬で治す方法はあるの?
五十肩を一瞬で治す方法は残念ながらありません。
五十肩には「痛みが強い時期」「痛みが落ち着く時期」があり、痛みが徐々に緩和されたからといって無理に動かすと再度痛みが出るなど、回復に時間かかる可能性もあります。
また、五十肩に悩む方の中には「手術を受ければ一瞬で治るのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、術後のリハビリも必要ですし、一瞬で治るわけではありません。
五十肩に対してどのような治療が適切であるかは、病院を受診して医師の問診や診察を受けた上で決定されるため、早く治したいから手術をすると簡単に判断できないのです。
以下の記事では、五十肩の治し方について詳しく解説しています。
五十肩の治し方は?一瞬で治る?自分で治せる?気になる疑問を解説
痛みが辛いときは市販薬を試しても良い?
五十肩の痛みが辛くて市販薬を試すという方法は必ずしもダメではありません。
病院に行くまでの一時的に服用したい場合、ドラッグストアの薬剤師や登録販売者に事情を説明して適切な市販薬を提案してもらう方法もあるでしょう。
ただし我慢できないほどの痛みがある場合や、日常的に市販薬を服用して痛みを緩和する目的の場合は、おすすめできません。
病院を受診し、医師による診察と治療を受けることが大切です。
五十肩になる人とならない人の違いは?
五十肩になる人とならない人の明確な違いはありません。
そのため、誰でも五十肩になる可能性はあるのです。
「40代以降」「スポーツや仕事で肩関節を酷使していた」「過去に関節を痛めた経験がある」という方は、五十肩になると治りにくいと考えられていますが、必ず五十肩を発症するとも言えません。
ただし、日常的に運動不足の方や、肩関節をあまり動かさず同じ姿勢を長時間続ける機会が多い方など、五十肩を発症するリスクを高める原因は複数あるため注意が必要です。
五十肩で悩んだら何科を受診すれば良い?
次は、五十肩で悩んだときに何科を受診すれば良いかについて解説します。
整形外科
五十肩の症状に悩んだときは整形外科を受診してください。
整形外科は、骨・関節・筋肉・靭帯・神経などの疾患を専門としている診療科です。
お近くの整形外科を受診して五十肩の可能性があることを伝えましょう。
病院受診目安
病院の受診目安は次のとおりです。
- 肩の痛みや動きに制限が出る
- 肩の痛みが数週間以上続いている
- 肩の痛みや動きで日常生活に支障が出ている
肩の痛みや動きが制限されることは日常生活へおおいに支障が生じます。
「五十肩かもしれない」と感じたら我慢せず病院を受診してください。
まとめ
本記事では、五十肩になりやすい人について解説しました。
五十肩は、肩関節に炎症を起こし、肩の痛みや動きの制限を引き起こす病気です。
特に40代以降に発症しやすく、原因には姿勢の悪さや運動不足、慢性的なストレス、ホルモンバランスの乱れ、何らかの疾患による症状など様々な可能性が考えられます。
もしかして五十肩かな?と感じた際は、自己判断で放置せずに病院を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
また、痛みがあるときには無理をせず、安静を保つよう意識しましょう。
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第②類医薬品 |
三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。 |
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煎じタイプは苦いと思っていたが、飲みやすかったので煎じタイプも注文しようと思う
再春館さんのは安心ですよね。
それなりに気遣いもしてくださるから安心して飲んでます。
しばらく続けます。