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坐骨神経痛は自宅で治せる?2つの治し方や自分でできる対処法を解説

「坐骨神経痛って自宅で治る?」「痛みを緩和できる対処法が知りたい」とお考えの方へ。坐骨神経痛は自宅で治せるという情報もあることから、実際にはどうなの?と気になる方もいるでしょう。本記事では、坐骨神経痛は自宅で治せるものなのか、病院での治療法、そして自宅でできる対処法を解説します。

痛散湯は「第②類医薬品」として販売を開始してから半世紀以上の販売実績を持つ、漢方に学んだ痛みに効く医薬品です。

痛散湯(煎じ薬)と再春痛散湯エキス顆粒の2種類があり、神経や関節炎などの適用症状による痛みを生薬のチカラで治していきます。

種類

効能・効果

第②類医薬品
痛散湯(煎じ薬)

三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。

第②類医薬品
再春痛散湯エキス顆粒

発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。

坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛とは下肢(足)にあらわれる痛みやしびれなどが続く症状の総称です。

坐骨神経痛の元となる坐骨神経は「坐骨を通り、おしりの筋肉である梨状筋を抜けて足へ向かう末梢神経」の1つで、何らかの原因によって圧迫されると、神経の周辺にある痛みを感じるエリア(知覚領域)が刺激され、痛みを生じます。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛の原因としては、「腰椎椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄症」などによって坐骨神経が圧迫された結果、痛みが生じるというものが挙げられるでしょう。

また、比較的軽症の坐骨神経痛は「お尻の筋肉の衰え」が原因となる場合もあります。

お尻の筋肉が、坐骨神経の保護や、栄養を供給する血管を守る役割を持っているためです。

ただし、坐骨神経の状態が軽症であるかについて自己判断することは難しいため、まずは病院を受診して医師による診察を受けることが大切です。

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛で起こる症状の一例は次のとおりです。

  • おしりから下肢(足)にかけて痛みがある
  • 長い時間立っていることが辛い
  • 腰を反らすと下肢(足)に痛みやしびれを感じることがある
  • おしりが痛み、長い時間座り続けることが難しい など

坐骨神経痛の痛みは「ズキズキ」、しびれに関しては「ピリピリ」「チクチク」などと表現されるケースが多いです。

ただし、これらの症状は、坐骨神経痛以外でも生じる可能性があります。

いずれか1つでも該当する場合は、独自で判断するのではなく病院受診が必要です。

坐骨神経痛は自宅で治せる?治療法や対処法は?

ここでは「坐骨神経痛は自宅で治せるのか」や「病院での治療法」そして「自宅で行える対処法」について解説します。

  • 基本的には病院での治療が大切
  • 病院治療で坐骨神経痛を治す方法
  • 自宅で行える坐骨神経痛の対処法

それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

基本的には病院での治療が大切

坐骨神経痛を改善させるためには「病院受診」と「病院での治療」が大切です。

坐骨神経痛を引き起こす原因は様々であるため、まずは病院を受診して医師による診察を受け「原因」と「治療法」を提案してもらいましょう。

ただ、坐骨神経痛を改善させるためにはこれまでに解説したとおりですが、症状の緩和や予防に関しては自宅で行える対処法もあります。

病院治療で坐骨神経痛を治す方法

病院治療で坐骨神経痛を治す方法は次の2つです。

  • 薬物療法
  • 温熱療法やマッサージ

それぞれ解説します。

薬物療法

病院で行われる坐骨神経痛に対する薬物治療の主な目的は「痛みを和らげること」です。

薬物治療によって疾患を治すことは難しいですが「痛みを和らげることによって活動意欲を促し筋力の低下が防げるのではないか」と考えられています。

鎮痛作用が報告されている薬物や、血行を良くすることによって痛みを和らげる薬物などが使用されますが、坐骨神経痛で起こる症状の状態や痛みのレベルによっても異なります。

温熱療法やマッサージ

病院で行われる坐骨神経痛に対する温熱療法やマッサージの目的は「痛みを感じる患部を温め、血行を良くして痛みを和らげること」です。

また、あまりにも症状がひどい場合は薬物治療との併用や、局所麻酔や抗炎症剤を神経のまわりへ直接注入する「ブロック療法」を行う場合もあるでしょう。

自宅で行える坐骨神経痛の対処法

次は、自宅で坐骨神経痛の症状を緩和させるための対処法を4つ解説します。

  • ストレッチ
  • ラジオ体操
  • 市販薬や漢方薬の服用
  • ビタミン豊富で栄養バランスの良い食事を摂る

それぞれ解説します。

ストレッチ

ストレッチは筋肉の緊張を和らげ、血行を良くするために役立つ対処法です。

インターネット上の動画サイトでは「坐骨神経痛に効くストレッチ」というものを公開しているケースも多いため、試してみようと考える方も多いかと思います。

ただし、坐骨神経に痛みが強く出ている状態など、場合によってはストレッチで症状を悪化させる恐れもあるため、まずは病院を受診して医師に相談してください。

ラジオ体操

ラジオ体操は、ストレッチと同様に筋肉の緊張を和らげ、血行を良くします。

また、ラジオ体操のように身体を曲げたり、ひねったりする運動は腰の周囲にある筋肉をほどよく伸ばせるため、坐骨神経痛の症状改善や予防にも役立ちます。

ただし、ラジオ体操を行う際は大きく身体を動かそうと無理はNGです。

また、大きく体をひねる動作が多いストレッチなどは坐骨神経痛の状態によって痛みを悪化させる可能性があるため、病院を受診して医師に相談しましょう。

市販薬や漢方薬の服用

坐骨神経痛かな?と考えている方の中には、なかなか病院に行く時間が取れず市販の鎮痛薬や漢方薬の服用を検討する方もいます。

ドラッグストアなどでは市販の痛み止めや、漢方薬が販売されているため、一時的に痛みを緩和させたいという時には服用を検討してみても良いでしょう。

注意点として、市販のお薬を購入・服用する際は薬剤師や登録販売者に相談して「状態に適したお薬」や「服用する際の注意点」を提案・説明してもらうことが大切です。

ビタミン豊富で栄養バランスの良い食事を摂る

私たちの筋肉や骨、椎間板は食事などから摂取した栄養をエネルギーにかえて正常な形を保っており、中でもビタミンは坐骨神経痛の予防に役立つと考えられています。

例えば、ビタミンB群のビタミン12は、末梢神経痛の治療として広く使用されていたり、筋肉の緊張を和らげたりする可能性があると考えられています。

ほかにも、ビタミンC不足によって腰痛が起こりやすいという研究結果が報告されているなど、豊富なビタミンを適度に摂取することは、坐骨神経痛の対処に有効なのです。

坐骨神経痛でやってはいけないこと

次は、坐骨神経痛でやってはいけないことを4つ解説します。

  • 長時間椅子に座り続けること
  • 体の状態に合わないマッサージ・ストレッチをすること
  • 体を冷やすこと
  • 重いものを持ち上げること

これらの行為は、坐骨神経痛を悪化させる恐れがあるため、注意が必要です。

長時間椅子に座り続けること

長時間椅子に座り続ける行為は腰に負荷がかかるため、控えましょう。

対策として「数時間おきに立つ」「背筋を伸ばす」など適度に休憩を挟んでください。

体の状態に合わないマッサージ・ストレッチをすること

腰痛を感じる方の多くは、自己流のマッサージやストレッチを行う方がいます。

先ほど、自宅で行える坐骨神経痛の対処法でも「ストレッチ」を挙げたように、状態によっては筋肉の緊張を和らげて痛みの緩和につながることがあります。

適度に体をほぐす動きは必要ですが「痛い箇所をゴリゴリと指圧する」「無理に筋肉を伸ばす動きをする」などの行為は症状を悪化させる恐れがあるため、控えるべきです。

痛みを感じたら病院を受診し、医師による診断と適切な対処法を相談しましょう。

体を冷やすこと

坐骨神経痛だけではありませんが、神経の痛みは基本的に温めることが推奨されています。

体の冷えは血流を滞らせ、痛みや痺れを悪化させる恐れもあるからです。

ただし、患部に腫れが見られる場合などは冷やした方が良いとされるケースもあります。

どちらが適切かを、自己判断するのではなく病院を受診することが大切です。

重いものを持ち上げること

重いものを持ち上げる行為は、腰に負担がかかるため、避けるべきです。

ただし、どうしても重たいものを持ち上げなければならない時は「上半身が曲がりすぎないように注意し、足を深く曲げて荷物を持つ」という方法があります。

しかし、できることならば避けたい姿勢や動きであるため「仕事で重たいものを持ち上げる時がある」などの場合は、病院で医師に相談しましょう。

まとめ

本記事では「坐骨神経痛の治し方」について解説しました。

坐骨神経痛は痛みを緩和させる対処法はあっても、しっかり改善させるためには自宅ではなくて病院を受診し適切な治療を受けることが大切です。

また、病院での治療だけでなく「日常的に行える坐骨神経痛の予防」も意識し、自宅と病院の双方から坐骨神経痛へアプローチしていきましょう。

漢方に学んだ、痛みに効く医薬品「痛散湯」

「神経から来る体の痛みを治したい」とお困りの方へ。

神経痛などによる痛みには、漢方に学んだ医薬品「痛散湯」をおすすめします。

痛散湯は販売から50年以上の販売実績を持つ「第②類医薬品」です。

痛散湯(煎じ薬)と再春痛散湯エキス顆粒の2種類があり、神経や関節炎などの適用症状による痛みを生薬のチカラで治していきます。

種類

効能・効果

第②類医薬品
痛散湯(煎じ薬)

三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。

第②類医薬品
再春痛散湯エキス顆粒

発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。

ご服用いただいているお客様のお声

こちらでは痛散湯をご服用いただいているお客様のお声を紹介します。

痛散湯はドモホルンリンクルと同じ会社。

再春館の商品なら安心して使える。

顆粒タイプを飲んだ後、煎じタイプを飲んだら飲みやすかった。

煎じタイプは苦いと思っていたが、飲みやすかったので煎じタイプも注文しようと思う

再春館さんのは安心ですよね。

それなりに気遣いもしてくださるから安心して飲んでます。

しばらく続けます。

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DOMO COLUMN 年齢と共に輝き続けるひとのためのコラム

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