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肩こりにおすすめの漢方薬シーン別4選!購入・服用する際の注意点も

「肩こりがつらい」「おすすめの漢方薬が知りたい」とお考えの方へ。肩こりにおすすめの漢方薬は、原因や状態によっても異なります。本記事では、肩こりの原因や、おすすめの漢方薬をシーン別で4選解説します。

痛散湯は「第②類医薬品」として販売を開始してから半世紀以上の販売実績を持つ、漢方に学んだ痛みに効く医薬品です。

痛散湯(煎じ薬)と再春痛散湯エキス顆粒の2種類があり、神経や関節炎などの適用症状による痛みを生薬のチカラで治していきます。

種類

効能・効果

第②類医薬品
痛散湯(煎じ薬)

三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。

第②類医薬品
再春痛散湯エキス顆粒

発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。

肩こりとは?原因はどのようなものがある?

肩こりとは、首から肩、背中にかけての筋肉がこわばり、だるさや重さ、疲労感、ときに痛みを感じる症状のことです。

関係する筋肉はいろいろありますが、僧帽筋と呼ばれる「首の後ろから肩、背中にかけて張っている筋肉」が中心と考えられます。

ここでは、肩こりの原因を5つ解説します。

  • 血行不良
  • 姿勢の悪さ
  • 運動不足
  • 自律神経バランスの乱れ
  • 何らかの病気

それぞれ見ていきますので、ぜひ参考にしてください。

肩こりの原因①血行不良

血行不良によって血液の流れが滞ると、筋肉に老廃物や疲労物質が蓄積し「痛み」や「筋緊張」などの症状を生じることがあります。

また、筋緊張によって血管が圧迫されることでも血行が悪化するため、老廃物や疲労物質の蓄積が進み、筋緊張が更に悪化するという悪循環も生じるのです。

肩こりの原因②姿勢の悪さ

姿勢が悪い状態が続くと筋肉の一部分に負担がかかり、筋肉の緊張(筋緊張)が生じます。

筋緊張は、肩こりの原因①で解説した血行不良へとつながり、この血行不良によって悪循環が引き起こされた結果、肩こりやそれに伴う諸症状をもたらす可能性もあるのです。

肩こりの原因③運動不足

運動不足も、これまでに解説した「血行不良」によって肩こりを引き起こす原因です。

筋肉はポンプの役割として血流に大きく関わっています。

ポンプは、筋肉が収縮することで血管を圧迫し、血流を良くする作用のことを言います。

そのため、運動不足になって筋力が低下するとポンプの役割をうまく果たせず、血流が滞って筋肉が緊張しやすくなります。

筋肉が緊張し、疲労すると「疲労物質が筋肉に溜まり血行不良を引き起こす」という悪循環につながります。

また、運動不足は「筋肉の緊張」と「血行不良」の両方を引き起こすため、肩こりの諸症状をもたらす大きな原因の1つと考えられるでしょう。

肩こりの原因④自律神経バランスの乱れ

自律神経は、意識的な努力を必要とせず自動的(自律的)に機能する神経で「呼吸」や「体温」「血圧」「心拍」など生きていく上で欠かせない生命活動を維持するための存在です。

ほかにも、血流を促す働きや筋肉の緊張をコントロールする働きもあるため、何らかの原因によって自律神経のバランスが乱れると結果的に肩こりを引き起こしやすくなります。

肩こりの原因⑤何らかの病気

肩こりの原因には何らかの病気が関係している可能性もあります。

肩関節の周りにある組織が炎症を起こすことによって生じる五十肩や、椎間板ヘルニア、頚椎症などの首や背中の病気で起こる症状として肩こりが現れているケースも考えられるでしょう。

他にも、内臓疾患が原因で肩こりのような症状や「めまい」「頭痛」など肩以外の部位に痛みや違和感が現れるという可能性もあります。

例えば、糖尿病や高血圧は症状の1つとして肩こりを伴う場合もあるため、肩こり以外で体に違和感がある場合は一度病院を受診することが大切です。

【シーン別】肩こりにおすすめの漢方薬4選

次は、シーン別で肩こりにおすすめの漢方薬を4選解説します。

  • 更年期や自律神経からの肩こりに:漢方薬「加味逍遥散(カミショウヨウサン)」
  • 肩こりからくる頭痛・めまいに:漢方薬「釣藤散(チョウトウサン)」
  • 低気圧からの肩こりに:漢方薬「五苓散(ゴレイサン)」
  • 月経周期の肩こりや腰痛に:漢方薬「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」

今回解説する漢方薬は1つの例であり、実際に購入・服用する際は医師、薬剤師又は登録販売者に相談し、状態に適した漢方薬の服用を検討しましょう。

更年期や自律神経からの肩こりに:漢方薬「加味逍遥散(カミショウヨウサン)」

加味逍遥散は、主に中年女性の更年期障害に用いられることがある漢方薬です。

また、めまいや動悸、頭痛、イライラなど様々な自律神経症状だけでなく、肩こりや疲れやすいなどの症状にも選択されることがあります。

肩こりからくる頭痛・めまいに:漢方薬「釣藤散(チョウトウサン)」

釣藤散は、主に中高年で慢性的な頭痛や肩こり、めまいなどの症状に加え、胃腸症状を伴う人に用いられることがある漢方薬です。

他にも「不眠」「高血圧」「耳鳴り」などの症状にも選択されることがあります。

低気圧からの肩こりに:漢方薬「五苓散(ゴレイサン)」

五苓散は、気圧の変化や天気によって体調不良が起きた際に用いられることがある漢方薬です。

体のはたらきを高めて余分な水分を体外へ排出させられることから、体内の水分バランスを調整することができ、腹痛やはきけなどの症状を改善させる際にも選択されることがあります。

月経周期の肩こりや腰痛に:漢方薬「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」

当帰芍薬散は、足腰の冷えや生理不順がある人に用いられることがある漢方薬です。

月経周期に伴って起こりやすい「腰痛」や「肩こり」「耳鳴り」「立ちくらみ」などがあるときに選択されることがあります。

漢方薬を購入・服用する際の注意点

次は、漢方薬を購入・服用する際の注意点を3つ解説します。

  • 漢方薬購入時は薬剤師や登録販売者に相談すること
  • 用法用量を守って正しく服用すること
  • 体に異変を感じた場合は服用を中止し、医師に相談すること

肩こりの原因は様々であり、市販で漢方薬を購入する前にまずは病院受診が大切です。

また、事情があってすぐに病院へ行くことができない場合であればドラッグストアなどで薬剤師や登録販売者に相談してみましょう。

漢方薬購入時は薬剤師や登録販売者に相談すること

初めて漢方薬を購入・服用する際は、まず最初にドラッグストアの薬剤師や登録販売者に相談しましょう。

相談することによって、今の状態に適した薬を提案してもらうことができます。

また、「使用上の注意点」や「用法用量」を聞くことも、正しく薬を服用するために大切なことです。

用法用量を守って正しく服用すること

漢方薬や西洋薬は、量を増やせば高い効果が得られるわけではなく、副作用のリスクを高めてしまうため、用法用量を守った服用が重要です。

加えて服用するタイミングも大切であるため、必ずドラッグストアの薬剤師や登録販売者、病院を受診した場合は医師の指示を守り、服用しましょう。

体に異変を感じた場合は服用を中止し、医師に相談すること

漢方薬は西洋薬と比較して副作用は少ないと考えられています。

しかし、場合によって「便秘」や「食欲不振」「腹痛」などの症状が出ることがあります。

その場合はすぐに服用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。

まとめ

本記事では、肩こりの原因やおすすめの漢方を4選解説しました。

肩こりは誰もが1度は経験したことがあるのではないかと言われる程、多いお悩みの1つです。

改善させるためには「肩こりの原因の特定」と「それに合わせた適切な治療」が非常に大切で、病院での治療と解説した漢方薬を上手に活用して肩こりを解消させていきましょう。

漢方に学んだ、痛みに効く医薬品「痛散湯」

「神経から来る体の痛みを治したい」とお困りの方へ。

神経痛などによる痛みには、漢方に学んだ医薬品「痛散湯」をおすすめします。

痛散湯は販売から50年以上の販売実績を持つ「第②類医薬品」です。

痛散湯(煎じ薬)と再春痛散湯エキス顆粒の2種類があり、神経や関節炎などの適用症状による痛みを生薬のチカラで治していきます。

種類

効能・効果

第②類医薬品
痛散湯(煎じ薬)

三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。

第②類医薬品
再春痛散湯エキス顆粒

発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。

ご服用いただいているお客様のお声

こちらでは痛散湯をご服用いただいているお客様のお声を紹介します。

痛散湯はドモホルンリンクルと同じ会社。

再春館の商品なら安心して使える。

顆粒タイプを飲んだ後、煎じタイプを飲んだら飲みやすかった。

煎じタイプは苦いと思っていたが、飲みやすかったので煎じタイプも注文しようと思う

再春館さんのは安心ですよね。

それなりに気遣いもしてくださるから安心して飲んでます。

しばらく続けます。

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DOMO COLUMN 年齢と共に輝き続けるひとのためのコラム

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