2020.03.27

ニュースリリース

再春館製薬所 NR19-021

~再春館製薬所と熊本大学による産学連携プロジェクト~
シワシミ研究46年!年齢肌化粧品のパイオニアの再春館製薬所
熊本大学大学院生命科学研究部に
「再春館・先進老化医学共同研究講座」を設置
2020年4月1日よりスタート

 株式会社再春館製薬所(本社:上益城郡益城町、代表取締役社長:西川正明、以下「再春館製薬所」)と国立大学法人熊本大学(学長:原田信志、以下「熊本大学」)は、2020年4月1日より、熊本大学大学院生命科学研究部に共同研究講座「再春館・先進老化医学共同研究講座」(以下「共同研究講座」)を開設いたします。
 本講座では、「年齢を重ねることで起きる悩み」について医学的な観点から共同研究を行ってまいります。

プロジェクト開設メンバー

写真左から
再春館製薬所 老化研究所プロジェクトリーダー 佐藤岳
熊本大学大学院生命科学研究部 分子遺伝学講座 尾池雄一教授
再春館製薬所 代表取締役社長 西川正明
再春館製薬所 老化研究所所長 間地大輔

■共同研究講座開設の背景・これまでの取り組み

 再春館製薬所は、“自己回復力”を最大限に引き出すことをテーマに掲げ、日々研究しています。熊本大学との共同研究は、2008年にスタートし、ストレスに対して自己を守り再生させる性質を持つタンパク質“HSP(ヒートショックプロテイン)”とシワシミの連関について業界でいち早く研究成果を発表しました。2011年からは「加齢に伴い増加するタンパク質Angptl2(アンジオポエチン様因子2)と“肌”の加齢変化との連関」という着眼点で共同研究を開始。Angptl2の増加が肌老化を促進させることを世界で初めて発見し、様々な学会発表や論文投稿を行ってまいりました。その成果として現在、自社製品「ドモホルンリンクル」への応用にも成功しています。

■共同研究講座の意義

 今回新たに開講する共同研究講座は、本来個々の細胞に備わっている自己回復力を高める制御機構の解明、カギとなる老化制御素材候補の探索、その成果の応用開発によって、人々のいきいきとした生活に貢献できる新たな事業展開を可能にするものと考えます。漢方の製薬会社として常に最先端の技術と自然の力を融合してきた再春館製薬所と、優れた研究実績および環境のある熊本大学が共同し、今まで以上の新規性の高い研究と発見を目指します。
 さらに、一連の研究活動を通じて関係する研究者の育成を加速させることも可能となり、将来を担う国際性豊かな研究者を社会へ送り出すことにも寄与します。

【共同研究講座の概要】
設 立 場 所: 熊本大学大学院生命科学研究部(熊本市中央区)
講  座  名: 再春館・先進老化医学共同研究講座
教 授(兼任): 尾池雄一(熊本大学大学院生命科学研究部 分子遺伝学講座 教授)
研 究 目 的: ①「年齢を重ねることで起きる悩み」を「細胞内エネルギー」の機能制御及び分子機構の観点から解明する。
②「細胞内エネルギー」の機能を制御する素材を植物資源から探索・同定しその素材もしくは成分の作用を応用した化粧品等を開発する。

本件に関するお問い合わせ

株式会社再春館製薬所 熊本県上益城郡益城町寺中1363-1
http://www.saishunkan.co.jp/

TEL : 096-289-4444(代表)
FAX : 096-289-6000

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