リウマチで体が痛いときの過ごし方は?やってはいけないことも解説
「リウマチと診断を受けたけれど、体が痛いときはどうすれば良いの?」「あまりにも痛みがひどいときはどうしたら良いの?」とお悩みの方へ。病院で処方されたお薬を服用してもなかなか症状が改善せず悩む方や、日常生活で痛みを緩和・予防したいと考える方もいるでしょう。本記事では、リウマチで体が痛いときの過ごし方や、やってはいけないことについて詳しく解説します。
痛散湯は「第②類医薬品」として販売を開始してから半世紀以上の販売実績を持つ、漢方に学んだ痛みに効く医薬品です。
痛散湯(煎じ薬)と再春痛散湯エキス顆粒の2種類があり、神経や関節炎などの適用症状による痛みを生薬のチカラで治していきます。
種類 |
効能・効果 |
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第②類医薬品 |
三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。 |
第②類医薬品 |
発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。 |
リウマチとは?痛みを引き起こすメカニズム
リウマチは、自己免疫疾患の一つです。
免疫の異常によって全身の関節に炎症が起こり、腫れや痛みが生じます。
以下の記事では、リウマチについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
リウマチで体が痛いときの過ごし方は?
次は、リウマチで体が痛いときの過ごし方を5つ見ていきましょう。
- 適度な安静を保ち、十分な休養をとる
- 痛みを感じている患部を冷やさないようにする
- 軽い痛みであれば適度に運動も取り入れる
- なるべく禁煙はしないよう心がける
- 痛みがひどいときは我慢をせず、病院を受診する
以下で、それぞれについて詳しく解説します。
適度な安静を保ち、十分な睡眠と休養をとる
リウマチは、適度な安静と十分な睡眠、休養が大切です。
リウマチによって全身の疲労状態が長く続くと症状を悪化させる可能性があります。
痛みが辛いときは無理をせず、体に過度な負担をかけないようにしてください。
痛みを感じている患部を冷やさないようにする
リウマチでは、関節が冷えると痛みが強まり、動かしにくくなります。
長袖や長ズボンの着用、お家でテレビを観るときや、仕事中など膝にブランケットをかけて保温するなど日常的な対策は痛みの緩和につながります。
また、リウマチは湿度が高いと痛みが悪化する可能性もあるため、除湿機や扇風機を使用して部屋の空気を循環させる工夫も必要です。
ただし、痛みを感じる患部に熱を持っている場合は炎症が起きている可能性もあるため、自己判断で温めるのではなくかかりつけの病院を受診し、医師に相談しましょう。
軽い痛みであれば適度に運動も取り入れる
リウマチは、軽い痛みであれば適度な運動も必要です。
医師から少しずつ体を動かすよう指示を受けたときは、軽いストレッチなどを行いましょう。
運動を取り入れる際の注意点として、翌日以降に疲れや関節痛が残る強度の運動や、長時間の運動は関節に過度な負担をかけてしまうため、無理しないことを心がけてください。
なるべく喫煙はしないよう心がける
タバコに含まれているニコチンは、リウマチの治療で処方される治療薬の効果を減弱させるという報告も多数あります。
また、喫煙は免疫力の低下や呼吸器系の炎症などを引き起こすことから、肺炎などの感染症リスクを高めるとも言われているため、なるべく喫煙を控えるよう心がけてください。
しかし、人によっては喫煙でストレス発散しているという方もいます。
禁煙によるストレスもリウマチに悪い影響を与えてしまうため、どうしても禁煙が難しい場合はかかりつけの病院で相談し、禁煙外来を受診するなど対策方法を検討しましょう。
痛みがひどいときは我慢をせず、病院を受診する
リウマチで炎症が起きているときは、痛みを我慢せず病院を受診してください。
適切な治療を受けていても痛みがひどく我慢できない場合は、自己判断で市販薬を服用せず、医師に相談してください。
また、病院が時間外の場合は救急外来の受診も検討しましょう。
リウマチで体が痛いときは関節を保護する動作を意識しよう
次は、リウマチで体が痛むときの「関節を保護する動作」について見ていきましょう。
- 上肢の関節を保護する動作
- 下肢の関節を保護する動作
- 脊椎の関節を保護する動作
- 寝るときの関節を保護する動作
以下で、それぞれについて詳しく解説します。
上肢の関節を保護する動作
上肢(肩甲骨、鎖骨から上腕、手指まで)を保護する動作は次のとおりです。
- コップやお鍋、食器は両手で持つようにする
- お鍋など重たいものを持つときは必ず両手で持つように意識する
- バッグなどを持つときはリュックサックやショルダーバッグを活用する
- 手首サポーターを着用する
重たいものを片手で持つ、指で物を持つ動作は、手首や指の関節に負担がかかります。
指先など手の一部で物を持たないこと、片方だけで荷物を持たないことなど、なるべく重さを分散できるように心がけましょう。
出かける際はリュックサックやショルダーバッグを活用する方法もおすすめです。
また、関節を保護する目的で手首サポーターを着用するなど、無理のない範囲で取り入れてみましょう。
下肢の関節を保護する動作
下肢(股関節・ひざ関節・足関節まで)を保護する動作は次のとおりです。
- 長時間立ちっぱなしにならないよう、椅子などを使ってこまめに休む
- テーピングや関節サポーターを着用する
長時間の立ちっぱなしや、長距離歩行は下肢の関節に負担がかかるため控えましょう。
関節を保護する目的でテーピングや関節サポーターを着用する方法もおすすめです。
テーピングには様々な巻き方があるため、活用する際は医師に相談しましょう。
脊椎の関節を保護する動作
脊椎を保護する動作は次のとおりです。
- 正しい姿勢を保てるように意識する
- 脊椎サポーターを着用する
長時間のPC作業や読書、スマートフォンの利用は脊椎の関節に大きな負担がかかるため、正しい姿勢が崩れがちになります。
特にうつむいた姿勢でスマホやパソコンを使用し続けて、首が前に出ている方も多く、解説した正しい姿勢を意識することが大切です。
脊椎を保護するためには、次の正しい姿勢を保つ方法を参考にしてみましょう。
- 座骨を座面に当てて背筋を伸ばす
- 踵まで地面に足裏をつける
- 頭は重心をキープして顎は引く
また、脊椎の関節を保護する目的として脊椎サポーターを着用する方法もおすすめです。
寝るときに関節を保護する動作
寝るときに関節を保護する動作は次のとおりです。
- 枕の高さは5cm程度を意識し、高すぎないものを選ぶ
- 肩の力を抜いて背中や足を自然に伸ばす姿勢で寝る
- あまりにも腰の痛みがひどいときは膝の下に枕や座布団を入れる
寝る前の姿勢や、適切な寝具の使用で体の関節を保護してあげましょう。
ただし、楽だからといって毎日膝の下に枕や布団を入れた姿勢を続けると下肢の筋肉が固まって膝関節が伸ばしにくくなる恐れもあるため、頻度には注意してください。
リウマチの痛みを予防する方法
次は、リウマチの痛みを予防する方法を見ていきましょう。
- 痛みは我慢せず、病院を受診する
- 関節を温める
- ストレスを溜めすぎない
- リウマチ体操を試してみる
以下で、それぞれについて詳しく解説します。
痛みは我慢せず、病院を受診する
リウマチで関節に強い痛みがある場合、我慢せず病院を受診してください。
痛みは体のサインであるため、我慢できないからと自己判断で市販薬を飲んだり、温めたり、マッサージをすると症状が悪化する可能性があります。
「病院で処方された薬を飲んでいるけれど痛みが我慢できない」というときは、まずかかりつけの病院で医師に相談し、適切な対処法をアドバイスしてもらいましょう。
関節を温める
リウマチの炎症が鎮まっているときは、温めて血行を良くすると痛みが緩和する場合もあるため、患部を温める方法もおすすめです。
日常的に関節を冷やさないように意識することは、痛みの予防にもつながります。
ただし、炎症が強く痛みや腫れがひどいときは冷やす方が良いとされる場合もあるため、かかりつけの病院に相談し、どちらが適切な方法かを判断してもらいましょう。
ストレスを溜めない
慢性的なストレスは、リウマチの発症や重症化リスクを高める可能性があります。
気軽にできるストレス発散法を試したり、どうしてもストレスの緩和方法が見つからない場合は病院で相談したりなど、心身が辛いときは無理をせず誰かに相談してください。
リウマチ体操
リウマチ体操は、関節の可動域維持を目的として、動かせる範囲で行う体操です。
近年、テレビやSNSでリウマチ体操を紹介している場合もあるため、リウマチで起こる関節の機能や筋力低下を予防するためにも一度チャレンジしてみましょう。
ただし、痛みが強いときや、医師から安静の指示をされている場合はリウマチ体操を行わないように注意しましょう。
リウマチ体操を行う前は、必ずかかりつけの医師へ相談しましょう。
以下の記事では、動画を観ながら行えるリウマチ体操を紹介しています。
リウマチで体が痛いときにしてはいけないこと
リウマチで体が痛いときにしてはいけないことは次のとおりです。
やってはいけないこと |
詳細 |
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生活習慣でやってはいけないこと |
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日常生活でやってはいけないこと |
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これらの行動は体の関節に負荷をかけてしまうため、控えてください。
毎日一人で買い物に行かなければならない、正座をする機会がある、タバコが止められないなど、事情がある場合はかかりつけの医師に相談して対処法を提案してもらいましょう。
まとめ
本記事では、リウマチで体が痛いときの過ごし方を解説しました。
リウマチの痛みを緩和するためには、休養と患部を冷やさない対策が重要です。
また、痛みがひどい場合や、禁煙が難しい場合には医師に相談してください。
リウマチ体操や関節を保護する工夫も症状の緩和に役立つため、無理せずに取り入れるなど、リウマチで感じる痛みや関節への負担を軽減できるよう工夫してみましょう。
漢方に学んだ、痛みに効く医薬品「痛散湯」
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痛散湯は販売から50年以上の販売実績を持つ「第②類医薬品」です。
痛散湯(煎じ薬)と再春痛散湯エキス顆粒の2種類があり、神経や関節炎などの適用症状による痛みを生薬のチカラで治していきます。
種類 |
効能・効果 |
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第②類医薬品 |
三叉神経痛、肋間神経痛、後頭神経痛、腕神経痛、坐骨神経痛などの各種神経痛、急性慢性関節リウマチ・肩関節周囲炎(四十肩)などの疼痛に効あり。 |
第②類医薬品 |
発熱して諸関節や各処の筋肉が腫れて痛むものの次の諸症。神経痛、リウマチ、肩痛、筋肉痛、関節炎。 |
ご服用いただいているお客様のお声
こちらでは痛散湯をご服用いただいているお客様のお声を紹介します。
痛散湯はドモホルンリンクルと同じ会社。
再春館の商品なら安心して使える。
顆粒タイプを飲んだ後、煎じタイプを飲んだら飲みやすかった。
煎じタイプは苦いと思っていたが、飲みやすかったので煎じタイプも注文しようと思う
再春館さんのは安心ですよね。
それなりに気遣いもしてくださるから安心して飲んでます。
しばらく続けます。