報道関係各位
− 九州から、企業として初めて −
再春館製薬所が「第17回地球環境大賞」を受賞
(フジサンケイビジネスアイ賞)
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4月22日(火)明治記念館にて、秋篠宮殿下ご臨席のもと授賞式が行われます。
株式会社 再春館製薬所(熊本県上益城郡益城町寺中1363-1、社長:西川正明)は、フジサンケイ
グループが主催する「第17回 地球環境大賞」のうち一つである、フジサンケイビジネスアイ賞を受賞しました。地球環境大賞の受賞は、民間企業として地元・熊本はもとより、九州からの受賞が過去も含めて初めてとなります。
地球環境大賞は、平成4年(1992年)「産業の発展と地球環境との共生」をめざした産業界を対象とする顕彰制度として、世界自然保護基金(WWF)ジャパン(名誉総裁:秋篠宮殿下)の協力を得て、フジサンケイグループにより創設されたもので、本年で17回目を迎えます。今回の弊社の受賞は、基礎化粧品・ドモホルンリンクルの製造・販売から社員の日々の営みに至るまでの、「自然への感謝」や「もったいない」の心に基づいた再春館製薬所の取組みが評価され、受賞となりました。
私たちの「自然への感謝」の心、「もったいない」と思う心は、場所、人、原料 、そしてお届けにまで形となって表れています。なかでも、約9万坪の敷地の8割以上が緑地帯である再春館ヒルトップは、四季折々に表情を変える木々や草花や光や風が日々自然への感謝の心を育んでくれる、人と自然が共存するステージそのものです。熊本へ、そして社会へ、少しずつでもその心が広がっていくことを願い、これからも、できることからひとつずつ環境への取り組みを続けて参ります。
再春館ヒルトップでは、太陽光発電システムの導入や、阿蘇の自然風を利用し空調負荷を軽減する
窓など自然の恵みを最大限に利用しています。また、ただ設備を導入して終わりではなく、働く人が
もっと自然に感謝する気持ちを育むために、無駄な電気や空調は消す、ゴミの分別を徹底する、食材
は捨てないなど、普段から会社と家庭の両方で取り組める「もったいない」にも積極的に取り組んでい
ます。
そうした、再春館製薬所が大切に育んできた「自然への感謝」の心と「もったいない」の工夫を、社員を
はじめ、おつき合いいただいているお客様、ヒルトップにお越しの方々にもありのままにお伝えしていく
ことで、同じ気持ちを持つ人が少しずつでも増えていけばと願っています。
なお、この第17回地球環境大賞の授賞式は本年4月22日(火)12時30分から秋篠宮同妃両殿下
ご臨席のもと、東京・元赤坂の明治記念館で行われる予定です。当日は、経済産業省、環境省、文部
科学省、国土交通省の各大臣、企業トップ、有識者など数多くの方が出席される予定で、当社からは
登壇者として会長の西川通子が出席を予定しております。
■「地球環境大賞」について
□目的
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地球環境大賞は、平成4年(1992年)フジサンケイグループが「産業の発展と地球環境との
共生」をめざし、産業界を対象とする顕彰制度として世界自然保護基金(WWF)ジャパン(名誉
総裁:秋篠宮殿下)の協力を得て創設されました。
持続可能な社会の実現に寄与する技術・製品の開発、環境保全活動・事業の促進と21世紀
の社会システムの探求、地球環境保全に対する意識の向上を目的としています。
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□概要
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・主催 | フジサンケイグループ |
・創設 | 平成4年 |
・顕彰制度委員会委員長 | 平岩外四・日本経団連名誉会長(東京電力顧問) |
・審査委員長 | 近藤次郎・元日本学術会議会長
(特定非営利法人環境テクノロジーセンター会長) |
・特別協力 | 世界自然保護基金(WWF)ジャパン (名誉総裁:秋篠宮殿下) |
・後援 | 経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省 |
・協力 | 日本経済団体連合会 |
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□賞について
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企業部門の最優秀賞を「大賞」とし、優秀企業には「経済産業大臣賞」「環境大臣賞」「文部
科学大臣賞」「国土交通大臣賞」「日本経済団体連合会会長賞」「フジサンケイグループ賞」
「フジサンケイ ビジネスアイ賞」「「地球環境会議が選ぶ優秀企業賞」が授与されます。
また、自治体、学校、市民グループなどの優れた活動に対しては「環境地域貢献賞」が授与
されます。
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□今回の地球環境大賞 他受賞企業・団体・個人
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大賞 | TDK株式会社 |
経済産業大臣賞 | 株式会社 リコー |
環境大臣賞 | イオン株式会社 |
文部科学大臣賞 | 株式会社神戸製鋼所 |
国土交通大臣賞 | 森ビル株式会社 |
日本経済団体連合会会長賞 | 東海旅客鉄道株式会社/西日本旅客鉄道株式会社 |
フジサンケイグループ賞 | キャノン株式会社 |
地球環境会議が選ぶ優秀企業賞 | 松下電器産業株式会社 |
環境地域貢献賞(自治体) | 電源開発株式会社 |
環境地域貢献賞(学校) | 宮城県石巻工業高等学校 |
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■今回受賞となった取り組み内容
●原料に込める「自然への感謝」
自然から原料をいただき、人に活かす。
だからこそ、原料選定にも自然への感謝の想いが込められています。
例えば、モロッコ南西部で育つアルガンの木から採れるアルガンオイル
は生産され販売されることで、その売上げの一部が危機にさらされている
その地域の環境保護に役立てられていると聞きました。
それが、いい原料であることはもちろん、その想いに共感しドモホルン
リンクルの原料として選んだ理由です。
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アルガンの実
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●場所に込める「自然への感謝」
再春館ヒルトップは自然を活かす、自然の大切さを学ぶ場所です。
約9万坪の敷地内には四季折々を感じさせる草花があり、自然を慈しむ
心を育んでいます。また、太陽光を最大限に利用し、天窓にて昼間は
なるべく自然光を採り入れる工夫をしています。天窓効果により、
半灯照明で昼間は業務ができ、全照明電気量27%の削減効果があります。
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再春館ヒルトップ
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●人に込める「自然への感謝」
ドモホルンリンクルをつくる人は、自然から頂くエネルギーに気づきます。
活かします。常に人がいない場所では、当たり前ですが、照明・空調は
一切入れません。自然の風を活かす、窓が開けられる、日光が入る
しかけを導入しています。そんな活動を全社員が日々、みんなで気づき
あい、注意しあい、自然に感謝する風土を作っています。
人が自然を活かすこと、大切にしていることを、促進しています。
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節電の心をつくる気づき
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●お届けに込める「自然への感謝」
ドモホルンリンクルは、工場から直接お客様のお手元へお届けしています。
店舗を通さないため、包装紙やショッピングバッグなどは必要としませんが、
安全に発送するための梱包材が必要です。
以前は、エアパッキング、スポンジ、発泡スチロールなどを使っていましたが、
14年前、ひとりの社員の発想から、当時社内で大量に出ていたシュレッダーに
かけた書類を緩衝材として再利用することにしました。
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シュレッダー古紙緩衝材
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●「自然への感謝」の心をもっと多くの方々に・・・
「薬彩工園」「つむぎ商館」の内部も含め 「再春館ヒルトップ」を一般
公開。全国からたくさんのお客様をお迎えし、「自然への感謝」の心
をお分けしています(2007年9月で月間221名の訪問実績)。
そしておいでになった方に、環境ブックと環境絵本を差し上げています。
どちらも難しい言葉や数値はありません。
でも、これが私たち再春館製薬所の姿勢です。自然への感謝の心
を、多くの人たちへ広めています。
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親子で環境を考える本
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