報道関係者

2019年11月28日
再春館製薬所 NR19-013

〜日本で初めてコラーゲンを化粧品に配合した再春館製薬所の、コラーゲン研究最新成果〜
楊貴妃の美肌の秘訣は、「コラーゲンリサイクル×コラーゲン食材」?

 株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町 代表取締役社長 西川正明)は、熊本大学薬学部との技術連携のもと、ナツメの果実を乾燥した「大棗(タイソウ)」エキスに、体内コラーゲン輸送の役割を持つタンパク質(Endo180)の産生促進作用があることを実証し、製品への応用を進めています。

■ 日本における「コラーゲンのプロ」だからこそ着目した、「コラーゲンリサイクル」機能

 ドモホルンリンクルの歴史は、1974年当時、火傷などの皮膚を再生する用途にも使われていたコラーゲンへの着目から始まりました。コラーゲン*が基礎化粧品の原料として配合されたのは、それが日本で初めてのこと。以来ずっと、ドモホルンリンクルにとって「コラーゲン」は特別な存在であり、質や量において一切の妥協を許さず、パイオニアとしての誇りを守り続けています。
 もちろん、コラーゲン研究においても例外ではありません。体内におけるメカニズムや産生力など、様々な角度からのコラーゲン研究を重ねた末に着目したのは、壊れたコラーゲンが体内で再び産生される、その「リサイクル」機能でした。

*:保湿・ハリを与える成分として

■ コラーゲンリサイクルにおける“輸送車(Endo180)”の重要性

 紫外線などの外部刺激などで壊れた体内のコラーゲンは、本来であれば再び“コラーゲンの産生工場”に運ばれ、正常なコラーゲンへとリサイクル(再合成)されます。しかし、加齢などに伴い、そのリサイクル機能が衰えることで、体内のコラーゲンは減りゆく一方に。結果、シワやたるみを引き起こす原因にもつながります。

 再春館製薬所が着目したのは、壊れたコラーゲンを“産生工場”に運ぶ、“輸送車”としての役割を持つタンパク質。紫外線などによって壊れたコラーゲンを回収し、正常なコラーゲンをつくり出すための“産生工場”へ正しく輸送する“輸送車”を増やすことができれば、適切なリサイクルが叶います。つまり、この“輸送車”=受容体「Endo180」の発現を高めることで、コラーゲンリサイクル機能を促進できると考えます。

■ 世界三大美女・楊貴妃も、その美肌効能を知ったうえで実践?
 スーパー美容フード「ナツメ」×コラーゲン食生活の不老効果

 この「コラーゲンリサイクル」の“輸送車”を増加させる働きを持つ植物を研究した結果に見出されたのが、スープやお茶などの薬膳食材としてもおなじみ「ナツメ」の果実を乾燥させた「大棗(タイソウ)」。ナツメは胃や脾臓などの内臓の調子を整え、精神安定作用を持つ生薬としても珍重され、最近では専門店ができるほど国内でも注目度を増している食材です。

 特に中国では、「ナツメを一日3つ食べれば、老いることはない」と言い伝えられるほど優れた美容食材としても有名。一説には世界三大美女として知られる楊貴妃も、美肌づくりの代表食材・白キクラゲやクコの実などとともに好んで食していたとされています。

 また、「貴妃鶏翅」というレシピが存在するほど、毎日「食べるコラーゲン」手羽先を摂っていたという楊貴妃。もしかすると「もっちりした白肌の持ち主」と書物に記されるほどの楊貴妃の美肌の秘訣は、この「コラーゲンリサイクルを促進するナツメ×コラーゲン食材」という、美肌効能を知ったうえでの実践の賜物だったのかもしれません。

■ 原料の100%以上のポテンシャルを引き出すために

 漢方の製薬会社・再春館製薬所は、至るところに漢方の理念が生きています。“黄金比”ともいう生薬の最適な掛け合わせで1+1が2以上の効果を発揮することに着想を得た、「組み合わせの妙」の追求や生薬にひと手間を加えることでワンランク上の効能や異なる効果を得る、「修治」という技法もそのひとつ。

 ショウガを加熱・乾燥させることで成分「ジンゲロール」が「ショウガオール」に変化して体を温める効能が高まる「修治」にならい、貴重な高麗人参「長白参」からエキスを抽出するにあたり、4つの手法を採用。さらにそれぞれのエキスと相性の良い他の原料を探る研究も、優れた原料の可能性を最大限に活かすための表れです。

 「未だにこれを超えるコラーゲンに出合ったことがない」という理由で、ドモホルンリンクルは2007年以降、「鱧(はも)」由来のコラーゲン原料を採用していますが、抽出方法の改良の研究など、現在も「最上の原料」のポテンシャルを引き出すための努力の手を緩めることはありません。
これらのさらなる進化を反映した製品をご案内できるのも間もなくです。今後のドモホルンリンクルにどうぞご期待ください。

最新研究成果特設サイト「老化研究所」

本件に関するお問い合わせ

株式会社再春館製薬所熊本県上益城郡益城町寺中1363-1
http://www.saishunkan.co.jp/

本社 広報 江河真喜子
TEL : 080-4458-2341(担当直通)
E-Mail : m.egawa@saishunkan.co.jp

TEL : 096-289-4444(代表)
FAX : 096-289-6000

2019年11月28日