実に30年ぶりとなる包装リニューアル。お披露目を半年延期してまでこだわった改良ポイントやその決断に込められたお客様への想いなどをお伝えします。
目次
お披露目を遅らせた理由とは?
2025年12月の『基本4点』のリニューアルに合わせて登場する予定だった新包装『結び箱』。しかしお披露目を直前に控えた最終テストで「スムーズに開かないと感じる場合がある」という声が挙がりました。
私たちは、箱を開けるその瞬間から、大切な「お手当て」が始まっていると考えています。だからこそ開封時にストレスを感じられるようでは、私たちがお客様に感じていただきたい価値がお届けできないと考え、『結び箱』による発送を見合わせて、一から構造を見直す決意をしました。
楽しみにお待ちいただいていた皆様を長くお待たせすることとなり、本当に申し訳ございません。
それから半年、開ける際の指先の力加減にまでこだわって、何度も試作と改良を繰り返した結果、自信を持ってお届けできる独自の包装が完成しました。
納得できる開け心地に辿り着くまで、半年間、改良を重ねました。
-
研究開発
田嶋お届けが遅れ心苦しかったですが、皆様からの温かいお声に励まされ、一切妥協せず磨き上げることができました。新しい『結び箱』、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
30年ぶりのリニューアルに至った経緯
きっかけはお客様のお声
実は包装の変更は、かねてより検討され続けていました。きっかけのひとつは、2015年の商品リニューアル時「これからも環境に配慮した取り組みをさらに進めてほしい」というお客様のお声をいただいたこと。
品質を守るため、これまでは残糸タオルやスリーブでしっかりと包むことにこだわり、「密封性」や「はじめて開けられるもの」というパウチの安心感と共に商品をお届けしてきました。
しかし時代的な背景もあり「過剰包装である」「もったいない」などのお声が一定数届いていたのも事実です。
再利用が可能だった今までの包装。多くのお客様に愛されてきました。
そんな中、過去と比べてタオル製造の工程で残糸が出にくくなっていることや、素材ごとの製造工程でのCO2排出量なども考慮し、今回のリニューアルに踏み切りました。
-
研究開発
田嶋残糸タオルをハンカチとして利用したり、人形にリメイクしたりと、包装材までも愛用してくださる方がいる中で苦渋の決断でした。
しかし「地球環境のために良い選択」を考えて変更したため、気に入っていただけると嬉しいです!
かつては「発送箱」を見直したことも
4つのこだわりポイント
こだわり1.品質の保持
紙の包装になっても、大切な商品をしっかり守り抜く密閉性と強度、そして箱を初めて開ける証明であるバージン性を叶えるため、ドイツの包装機メーカーと何度も話し合って設計しています。
隙間がなく密閉性の高い設計を独自開発しました。
-
研究開発
田嶋お客様が抱く「工場を出荷した後、誰にも触られず、はじめて開けられるものだ」という感覚を大切に考え、それを紙の包装で実現するために苦心しました。
こだわり2.ストレスのない開封
密閉性を保ちながらもストレスなく開けられるシールにするために、糊の強度だけでなく、どれくらいの熱で圧着させるかなど、さまざまな観点から最適なものを追い求めました。
シールをはがすと商品がお出迎え。
-
研究開発
田嶋箱の中で商品が揺れにくい設計にしたり、開けた時に商品の位置ができるだけずれないようにしたりするなど、工夫を詰め込んでいます!
こだわり3.簡単な廃棄
紙だけでつくられているので、飲み終わった牛乳パックを開いて廃棄するのと同じ感覚で、すべてをそのまま資源として再利用できるようになりました。
また、紙にラミネート加工などを施さず、別素材を使用していないため、分別も不要です。
ひらたく潰せるので、廃棄時にかさばりません。
-
研究開発
田嶋紙の単一素材になったことは、ゴミの量、分別、リサイクル……あらゆる観点から本当に大きな一歩だと確信しております!
こだわり4.便利な保管
ドモホルンリンクル8点はそれぞれに容器の大きさが違いますが、できる限り箱の形を同じにすることで、スッキリと収納することができるようになりました。
また立てて保管できるように、箱に“足”の部分をつけたので、まるで店舗ディスプレイのようにキレイに並べることができます。
未開封のままでも並べて置きたくなるような、シンプルで美しいデザイン。
-
研究開発
田嶋"足"をつけるということは、その部分は紙を折り返せないので、隙間ができやすいということ。それを密閉性を犠牲にすることなく実現するため、何度も検証を重ねました。
フタ、容器、ポンプ……あらゆる部分にこだわりが!
半年の改良期間で変更された点
箱を開ける瞬間からお客様の「お手当て」が始まる。そんな想いのもと、全社員でモニターを重ね、たくさんの声を集めながら、半年間改良を重ねました。
変更点1:“折れるデザイン”で、
開けやすさを向上
右が改良後。OPEN部分をつまんで引き上げてパキッと折ることが分かりやすくなっています。
開け始めがパキッと折れることが分かりにくいという声を受け、「折れる場所に点線をつける」「天面のみをめくるように見えるマークを削除する」など、最初から開け方が分かるようにデザインを変更。
また変更前は左側からしか開けられなかったのに対して、右側からの開封も可能に。右利きの方、左利きの方、指が動かしづらい方や指先に力が入りづらい方、ネイルをされている方……どんな方でもストレスなく開けられる箱の設計に徹底的にこだわりました。
変更点2:開ける瞬間の固さを解消
左から、当初の設計、改良を重ねたモニター品、そして「開けやすさ」を極めた最終仕様(ジッパー形状)です。
包装を開ける時の固さを解消するために、開け始めるきっかけ部分の切れ込みを追加。つなぎの部分がなくなり、力をかけずに開けられるようになりました。
さらに、切れ込みをミリ単位で微調整し、ミシン形状からジッパー形状へ変更したことも、開封性の向上に影響しております。
-
研究開発
田嶋初めての方でも、迷わずスムーズに開けられるかを検証するために、社員のご家族など、まだ触ったことのない方にも協力してもらい、何度も検証を重ねました!
おわりに
いかがでしたか?「もっと心地よく」を叶えるために、お披露目の直前で発送を見送った『結び箱』。お客様の使用シーンをイメージしながら細部まで徹底して見直すなど、さらに磨きあげ、ついに自信を持ってお届けできることとなりました。
『結び箱』という名前には、お客様とのご縁を結び、人と地球、未来をしっかりと結んでいきたいという願いを込めています。
30年ぶりの包装リニューアル。まだまだ至らない点もあるかと思いますが、ぜひ愛着を持って『結び箱』と呼んでいただければ嬉しいです。
お気づきの点があれば、どんなことでもお声をお寄せください。
※コンテンツ内で扱っている商品情報は一部古い情報を含んでいる場合があります。


