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ポジティブになる方法|ネガティブ思考を断ち切り、前向きに生きるための行動と考え方

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ライフスタイル

もっとポジティブに、前向きになりたい。
ネガティブに考えてしまう自分がいやだ。

そんな悩みを抱えてしまうのは、きっと何かつらい気持ちがあるときだと思います。仕事がうまくいかなかったり、誰かの言動に傷つけられたり、未来に良いイメージが持てなかったり。そんなとき、もっと前向きになれたなら、人生を楽しめて物事もうまくいくような気がしますよね。

ポジティブ思考・ネガティブ思考は、考え方の「癖」のようなもの。
癖を矯正するのは簡単ではありませんが、絶対に変えられない性質でもありません。ポジティブ思考になるための、考え方のコツを解説していきます。

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ポジティブ思考になれない原因

まずは、どうしてポジティブ思考になれないのか、その原因を探ってみましょう。
世の中には、当たり前のようにずっとポジティブ思考で生きていく人もいれば、どんなに頑張ってもネガティブな考え方に陥ってしまう人もいますよね。それはこれまでの環境であったり、生まれ持った性格であったり、様々な要因が絡んで形成されてきた性質と言えます。そういった部分を、急に変えるのはとても難しいことです。
例えば、次に挙げる3つの「ポジティブ思考になれない原因」に、当てはまる部分はないでしょうか。

原因①:自己肯定感が低い

自己肯定感とは、自分自身のいいところも悪いところも受け入れ、ありのままの自分を認めて肯定する感覚のことです。この自己肯定感が低い人は、ポジティブ思考になるのが難しい傾向があります。
ポジティブ思考というのは、物事を前向きにとらえる考え方です。しかし自分自身を認めて肯定する感覚がないと、自身に関わる物事や未来に対して良い想像ができなくなってしまいます。誰かに悪く言われることや、うまくいかない・失敗するイメージが頭に浮かんでしまい、ネガティブ思考に陥りやすいのです。つまり自己肯定感が低いタイプの人は、ポジティブ思考に切り替えていくために、まずは自己肯定感を高めることが必要です。
そもそもなぜ自己肯定感が低いのか、どうすれば自己肯定感を高められるのかという点については、こちらの記事にも詳しくまとめてあるのでぜひご覧ください。

「自己肯定感」が低い原因5選 【高める習慣とNG習慣も紹介】

原因②:自責思考が強い

自責思考とは、問題や困難に直面したとき、その原因を自分自身に求める考え方です。「誰かのせい・何かのせい」と言い訳にする他責思考と比較して、自責思考そのものは称賛される傾向にあります。確かに、自分自身を省みて問題の解決に努める姿勢は、自身の成長にもつながるものです。問題の原因をいつも外部に求めているよりも、有意義な考え方と言えるでしょう。
しかし、自責思考が強すぎるとポジティブ思考になりにくい場合があります。なぜなら、問題の原因を自分に求めすぎると、本当は自分が悪いわけではないのに「自分はダメだ」という気持ちになり、前向きな想像ができなくなってしまうからです。
詳しくは後述しますが、すべての問題の原因を自分のみに求めるのではなく、自分で直接コントロールできるものとできないものとをしっかり見極めましょう

原因③:完璧主義

完璧主義も、実はポジティブ思考を阻む原因になり得ます。
完璧を目指す・理想を追い求めるという姿勢は一見ポジティブな考え方にも思えますが、度が過ぎた完璧主義は、いつまでも自分に合格点を見出せない原因になってしまうのです。この場合、周りから見れば十分よく頑張っていると思っても、本人にとっては努力不足に感じたり、結果に不満があるというケースがよくあります。自分で設定するハードルが高すぎるため、いつまでも達成感・満足感が得られないのです。
理想を追い求める完璧主義は、前向きなようでありながら、現状の自分に対してはネガティブな気持ちを抱え続けることになってしまいます。少しずつ、実現しやすい目標から設定して、自分の頑張りを認めてあげると良いでしょう。

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ポジティブ思考になるための方法7選

ポジティブ思考になれば、明るく前向きに物事をとらえることができます。
日常を楽しみ、自信を持って新しいことにもチャレンジできるので、様々な可能性が広がるでしょう。

ネガティブ思考からポジティブ思考への切り替えは、そう簡単に身につくものではありません。それでも、ネガティブな気持ちになったとき、それをポジティブに変換する思考の「癖」をつけていきましょう。意識して、習慣化していくことで、ポジティブ思考が少しずつ本当に自分のものになっていくはずです。

方法①:自己肯定感を高める

先述したように自己肯定感は、ポジティブ思考を身につけるための土台になるものといえます。ありのままの自分を認めることで、自身に関わる物事や未来に対して良い想像ができるようになるのです。
自己肯定感の高め方については、こちらの記事にも詳しくまとめてあります。ぜひご覧ください。

「自己肯定感」とは ?高い人・低い人の特徴、高める方法を解説

方法②:他人と比べるのではなく、過去の自分と今の自分を比較する

自分に自信が持てず、ネガティブになってしまうときには、自分を他人と比べてしまっているかもしれません。自分よりも他人の方が優れているように思えたり、恵まれているように見えたり。他人と比べても仕方がないということは、たとえ理屈では分かっていても、意識しないのは難しいですよね。
他人を羨ましいと感じてしまったり、自分が劣っているように思えてしまったりしたら、意識を変えて、過去の自分と今の自分を比較するようにしてみましょう。過去の自分にはできなかったことが、今の自分にはできるようになっていることなど、自分自身の成長に気づけることもあるはずです。考え方の軸はいつも自分自身に置いて、他人に気持ちを乱されないよう特訓していきましょう。

方法③:苦手なことを克服するよりも、得意なことを伸ばす

自分の苦手なことに目が向くと、どうしてもネガティブな気持ちになってしまうものです。苦手なことを過剰に気にするよりも、できるだけ自分の得意なことに目を向けるようにしてみましょう。
本当は、誰にでも苦手なことと得意なことがあるものです。それでも、自分の得意なことを理解して強みにしている人はとても輝いて見えます。私たちはお互いに何でも平均的にできることを求めがちですが、本当は苦手なことからは遠ざかり、得意なことをどんどん伸ばしても良いのです。例えば仕事を選択する上で、もし他者とコミュニケーションをとるのが苦手なら、なるべく接客などを避け、正確さや根気が必要な事務職などで活躍することもできるでしょう。
自分に特別なことなんてないと思えてしまう場合には、どんなことをしているときに自分が楽しいと感じるのか考えてみてください。楽しめるということもまた、ひとつの大きな才能といえます。また、特別に秀でていなくても、自分にとって気楽なこと・心地よいと感じることを日常の中で増やしていけば、自分にとっての快適さが増していくはずです。

方法④:自分に自信が持てるよう、小さな成功体験を積み重ねる

自信の喪失は、大きなネガティブ思考のもとです。自信と自己肯定感こそが、前向きな気持ちを後押ししてくれます。自分に自信がないときは、いきなり大変身を求めるのではなく、小さな成功体験をコツコツと積み重ねるようにしてみましょう。
ポイントは、自分が「できそう」と思うことを目標に設定して、できたら「できた!」という達成感をしっかり味わうことです。目標を達成できたらひとつ美味しいスイーツを買うとか、新しい化粧品を買うとか、自分にご褒美を用意してあげるのも良いですね。スモールステップの積み重ねで、きちんと「できている」ことを自分に実感させてあげましょう。
ただし、他人を巻き込む目標を設定すると、自分の思うように結果が出ないことが多いので気をつけてください。最初はなるべく、自分自身の力のみで達成できることを目標に設定するのが良いと思います。具体的な例を挙げるなら、掃除などはいかがでしょう。自分1人でできて、結果が出やすく有意義なので、成功の実感を得やすいと思います。他には、朝起きる時間を決めたり、寝る前に必ずやるストレッチを決めたりといった目標も良いですね。

方法⑤:自分で直接コントロールできるものとできないものを見極める

つらいことや、うまくいかないことがあるとき、すべての原因を自分に求めてしまう癖はないでしょうか。何でも自分のせいだと考えすぎることも、ネガティブ思考の原因のひとつです。何か問題が生じたときに自分自身を省みる自責思考は良い姿勢でもありますが、自分で直接コントロールできるものとできないものはしっかり見極めるようにしましょう。
例えば人間関係のトラブルで気が滅入っている場合、それは根本的には相手の問題であって、自分にはどうにもできないことかもしれません。距離を置ける関係性ならば距離を置くこと、避けようのない関係性ならば少なくとも自分を責めず、災難だと割り切ってしまうことがポジティブ思考への近道となるでしょう。どうにもできないことには、なるべくエネルギーを奪われないようにしましょう。

方法⑥:過去よりも未来のことを考える

ネガティブ思考に陥ると、過去の失敗や恥ずかしかった出来事が、次々頭の中に浮かんでくることがありますよね。一度失敗したことが気になって、次も失敗してしまうのではと不安になってしまうかもしれません。
それでも、いつも過去よりも未来のことを考えるように意識しましょう。過ぎ去ったことには長くとらわれず、これからの自分を信じるのです。明るい未来を想像する癖をつけていくことで、ポジティブ思考が身につきます。

方法⑦:思い切って環境を変えてみる

最後にひとつ、ポジティブ思考になるための重要なポイントをお伝えしたいと思います。
ネガティブ思考に悩んでいるときは、そもそも変えなければならないのは今の環境ではないかという可能性についても考えてみてください。自分の気の持ちよう次第でどうにでもなるのだという考え方は時には危険で、自分の心に無理を強いることになってしまうかもしれません。ネガティブ思考になってしまう自分自身を、責める必要はないのです。環境さえ変われば、あっさりポジティブになれる場合もあります。
もし現状をつらいと思う気持ちがあるのなら、思い切って一歩踏み出してみましょう。いつからでも、いくらでも変わることはできます。ガラッと環境を変えてみれば、驚くほど自分の内面に変化があるかもしれません。

前向きになれる言葉

前向きな気持ちになりたいときは、まずはネガティブな言葉や情報を避け、心地よい言葉に触れてみましょう。心は、触れた言葉に少なからず影響を受け、そちらの方向へと引っ張られます。自分の触れる言葉を意図的に選択することで、自分のメンタルをコントロールしてみましょう。前向きになれる言葉たちが、きっと心の薬やサプリメントのように作用して、心を健やかにしてくれます。
こちらに、心に作用する素敵な言葉たちを集めました。ぜひご覧くださいね。

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まとめ

ポジティブ思考になるためには、まずは自分が陥りやすいネガティブ思考の癖を知り、少しずつ矯正していきましょう。ネガティブ思考は、変えられない性質ではありません。思考の変換を習慣づけていけば、だんだんポジティブ思考が身につきます。そして前向きな言葉にたくさん触れて、心を健やかに整えてあげましょう。

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