
皆様のお声を受けとめて、
発送箱を一から見直しました。
あるお客様から発送箱に対していただいたお声から、このプロジェクトは始まりました。
「発送箱の隙間にキズがあって不安になった。ひも1本でもかかっていると安心感が違うのに。ドモホルンリンクルが届くことは、宝物が届くことと同じなんです」
現在、使用している発送箱は環境に配慮し、できる限りプラスチックを使わない仕様にしていました。多くのお客様から「結束バンドが無くなって良かった」「開けやすくなった」などのお喜びをいただき、担当者みんなで安堵しました。

仕様検討のために作られた、まだ印刷のされていない試作品の白箱
しかし、先のお声で改めて気づかされたのは、発送箱は、ただ製品をお届けするのでなく、安心・安全が感じられ、お客様の心にかなうものでなければいけないということでした。
このお声をはじめ、他にも「わかりやすい開け方にしてほしい」や「廃棄しやすくしてほしい」などのご要望もいただいておりました。それらを踏まえ、宝物をお届けするにふさわしい、お客様に心からご満足いただける発送箱を一から考え直すことにしました。
お客様満足室 本田 絵里香
「お客様の想いに応える発送箱」をめざしたプロジェクトが始まったのは、
およそ10ヵ月前。
完成までには試作だけでなく、実際に配達して破損や不具合を調べる輸送のテストなど、様々な角度からの検討と検証を積み重ねました。
まず「安心・安全な仕様」を
追求しました。

安心・安全と使いやすさの観点から、発送箱の側面にロックをかける仕様と、開けやすい開封ジッパーを採用しました。
安心・安全に製品をお届けするために、仕様をどうすればよいか検討しました。「蓋を被せる形状にしてはどうか」など、アイデアを出し合う中で、「発送箱にひも一本でもかかっていると安心感が違う」というお客様のお声から方向性が決まり、「発送箱の側面にロックをかける仕様」にたどり着けました。
この仕様にすることで、現行よりも強度をアップさせることができました。さらに、配達伝票で封函することで、より安心・安全にお受取りいただけるものにすることができました。

試作品の作成と検証を重ね、最終的な形状にたどり着きました。
特に開封ジッパー部分は、その位置や形状の試行錯誤を繰り返しました。
お客様がより開けやすいこと、かつ輸送中の強度を保てることを重視しています。
お客様のお声をヒントに
「デザイン」も見直しました。

「以前の色が好きでした。受取るときに気持ちの上がる色でした」。「前の箱の色がとても素敵に感じていました」など、数多くいただいていたお声を受け、スプリングブルーのデザインを採用しました。

新しい発送箱は、本年10月中旬頃より順次切替えを開始し、皆様の元にお届けいたします。環境負荷の軽減と使い勝手の両立を追い求めた発送箱が、皆様のお心にどう届いたか。ぜひ、ご意見やご感想をお聞かせください。
※掲載の写真は、現在開発中の箱となり、今後形状などの仕様が変更となる可能性があります。また、デザインは最終のものではありません。
予めご了承ください。
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