HISTORY
たどってみましょう。
日本で初めてコラーゲンを配合した
基礎化粧品「ドモホルンリンクル5」が誕生
この年の12月18日に発売された1本のクリームが、ドモホルンリンクルの原点です。製品名の由来は、「コラーゲン*含有量5%」を表すことから。翌年はコラーゲン原料を10%に増量した「ドモホルンリンクル10」、さらに翌年には「ドモホルンリンクルクリーム20」、1983年には「ドモホルンニューリンクル20」とこまめなリニューアルを重ねています。現行品での「20」は厳密な含有量ではなく、そんな「ブランドの原点」への敬意を表した名称ですが、その原型は、実は相当早くから完成していたのです。
*保湿・肌をなめらかにする


「フレッシュシリーズ」
「モイスチャーシリーズ」が誕生
今でこそドモホルンリンクル=「ワンライン」が定着していますが、当初は「さっぱり/しっとり」の"使用感"でラインが分かれていました。その後の1988年には、"悩み別"で使い分ける「9点処方」にリニューアル。ブランドの原点である「クリーム20」がほぼずべてのラインに主役として組み込まれていることは、どの時代でも共通しています。

ドモホルンリンクル
「7点処方」完成
"肌体力"そのものを鍛える処方に、肌質や悩み別、季節や年齢ごとに分ける必要はないという結論から、「ワンライン」という独自の処方へ。肌を素に戻し、成分の受け入れを整える[準備3点]、本質的な肌体力ケアに特化した[基本4点]の「7点処方」という、現在のドモホルンリンクルのベースラインが完成しました。


安全性追求のため、
コラーゲン原料の見直し
浸透性へのこだわりから、通常のコラーゲンを1000分の1サイズに低分子化した「コラーゲンペプチド」を採用。また、当時世間を騒がせていた狂牛病問題の不安を払拭するため、牛由来のものから豚由来のコラーゲン原料への、いち早い変更を行いました。
2003年にはより高度な安全性を追求し、「真鯛の鱗」由来の海洋性コラーゲンへの転換も。
そして2007年には、現素材の「鱧コラーゲン」に到達しています。これは「身をくねらせて泳ぐ魚」の皮からは優れたコラーゲンが採れる、という結論から行きついた、タイ沖の肥沃なアンダマン海に生息する鱧由来のもの。紫外線とは無縁の「真っ白な腹部の皮」などを贅沢に使った、脂質が少なく良質なそのコラーゲンを超える素材はその後しばらく現れず、以降17年間はこの原料のポテンシャルを"深化"させるフェーズが続きました。

初の[日中ケア]ドレスクリーム誕生で
現在の「8点処方」が完成
「メイク下地にも使える、UVケア製品がほしい」というリクエストにお応えする形で開発された「光対策 素肌ドレスクリーム」(当時の製品名/写真右)の歴史は、実はタンパク質「HSP」の研究成果の歴史でもあります。
当時、「メイク下地」は、韓国コスメから火がついた「BBクリーム」が人気を誇っていましたが、ドモホルンリンクルは全く別の発想で「日中スキンケア」というジャンルを構築。2024年現在、ドレスクリームは4代目の処方(写真左)。

タンパク質「ANL」の
存在に着目した"上流ケア"の完成
2010年が「HSP元年」なら、2015年は「ANL元年」です。肌悩みのブレーキともいえる「善玉タンパク質/HSP」と対極的な位置づけの、肌悩みのアクセル「悪玉タンパク質/ANL」に改めて着目した[基本4点]の進化で、ドモホルンリンクルの"上流ケア"はより盤石なものに。すべての肌悩みの起点は「肌体力の低下」にあると考え、そのケアにフォーカスした設計は、現在のドモホルンリンクルの礎ともなっています。

「クリーム20」が医薬部外品化
"上流"と"下流"への同時アプローチ完成
2016年完成の8点ラインナップが、当時では珍しい「ブランドの全製品に、乾燥による小ジワを目立たなくする効果*1が認められる」という実績で注目を集めたように、"リンクル"を冠するブランドとして、「シワ」はドモホルンリンクルが向き合い続けるテーマの一つです。
記念すべき"20代目"の「クリーム20」*2は、2020年、「美活肌エキス」*3と共にシワ改善・シミ予防*4の効果が明確に認められた医薬部外品として生まれ変わり、"上流"の「肌体力」ケアに加え、"下流"の表面化した肌悩みへのケアも飛躍的にパワーアップした処方へ。
*1 効能評価試験済み
*2 販売名:ドモホルンリンクル 薬用クリームb
*3 販売名:ドモホルンリンクル 薬用美容液b
*4 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと

ドモホルンリンクル初の
メイクアップ品「フェイスパウダー」誕生
ドモホルンリンクル発メイクアップ商材として、つけたほうがうるおう"スキンケア発想"のフェイスパウダーが誕生。13年ぶりに「光対策」製品に「フェイスパウダー」が加わったことで、ドモホルンリンクルのマルチな[日中ケア]はさらに盤石なものに。翌年には、「光対策 ドレスクリーム」と熊野産のオリジナル化粧筆がセットになった数量限定の「50th記念 光対策プレミアセット」も発売され、好評を博しました。

ブランド誕生50周年、2年間にわたる
「ドモホルンリンクル50周年
THANKS PROJECT」開始
2024年1月〜25年11月(予定)の2年間で、「50周年」のさまざまなイベントを展開中。お客様への「5%還元」特別キャンペーンを皮切りに、その売上金の一部を「熊本の地下水を守り、育む活動」に役立てる財団への寄付に加え、初のブランドアンバサダーに高良健吾さんを迎えました。製品面でも、来たるべき「21代目のクリーム20」のお披露目はもちろん、限定アイテムの発売なども予定されています。また、これまで「ドモホルンリンクルの最高峰」*1と称されていた「鱧コラーゲン」が、17年の時を経て進化を遂げ、新コラーゲン「発酵マルチプルコラーゲン」*2が誕生。50年間の研究成果が結実した世界初*3のコラーゲンは、「最高峰の、その先まで」を体感できるコラーゲン。50周年を飾る、新たなコラーゲン元年としての歴史を刻みました。
*1 ドモホルンリンクル史上 *2 オーランチオキトリウムリマシヌム/コラーゲン発酵液(配合目的:保湿・肌にハリを与える) *3 INCI(International Nomenclature of Cosmetic Ingredients 化粧品原料国際命名法)に新規登録された「オーランチオキトリウムリマシヌム/コラーゲン発酵液」 を配合した化粧品として

