早摘み晩白柚エキス

起源:晩白柚の実
原産地:日本(熊本県八代郡氷川町)

熊本産の晩白柚(ばんぺいゆ)は、黄色く熟すと4kg以上にもなり、
柑橘類の中で重さ世界一という記録を持っています。

丁寧な仕事は、晩白柚を大きく育てるために

熊本県八代市の特産として

1920年頃、ベトナムから株を持ち込んだことが日本での始まりとなった晩白柚ですが、当時はほとんど普及することはありませんでした。

晩白柚と生産者

その後、1930年代に改めて台湾から鹿児島に「白柚」の株が導入され、気候や土壌などから最適な産地として熊本県八代市に根付きました。

今回の取材先の「服田果樹園」では、摘み取った晩白柚の葉や実の他、い草やもみ殻を撒く、有機栽培で晩白柚を育てています。

晩白柚

晩白柚は、人工授粉で実をなす為、手作業で受粉を行います。大きな実に育てるためには、受粉の時にも不要な花を摘みます。
余分な花が咲いているだけでも、実の大きさが小さくなってしまうのです。

その後成長した実も、枝の太さや長さを考えながら、余分な実を摘果します。
今までは、摘果した実はそのまま捨てていましたが、私たちはこの摘果した実に着目しました。
美味しいだけでなく、肌にも役立つ。地元熊本の特産品を余すこと無く活かせること、とても嬉しい発見でした。

晩白柚エキス