つむぎ

「春の旬食材たっぷり和食」春野菜とまぐろのたたきマリネ他

「春の旬食材たっぷり和食」春野菜とまぐろのたたきマリネ他

2025.03.07
この記事は2分で読めます

この時季おいしい春野菜、 実は体にとって様々な良い働きがあることをご存じでしょうか。

春野菜というと、 菜の花、 山菜などいろんなものがありますが苦みがあるものが多く、その苦みにはデトックス効果があると考えられています。また、春を健やかに過ごすために欠かせない「肝」の機能を正常にする働きがあるものが多いといわれています。

今回は菜の花・春菊・よもぎなどの春野菜を取り入れた、簡単でおいしく、 彩りも豊かなレシピをご紹介いたします。

ぜひ作ってみて心も体も健やかな春をお過ごしください。

レシピ一覧

春野菜とまぐろのたたきマリネ

材料(2人分)調理時間目安:約20分

まぐろ ・・・・・ 1柵
菜の花 ・・・・・ 1/2パック
セロリ ・・・・・ 1/2本
トマト ・・・・・ 中玉1個
酢 ・・・・・ 大さじ2
醤油 ・・・・・ 大さじ2
ごま油 ・・・・・ 小さじ1
塩胡椒 ・・・・・ 適量
レモン汁 ・・・・・ 大さじ1程度
焼き油 ・・・・・ 適宜

作り方

まぐろの柵に塩胡椒をしっかりまぶしておく。
しっかり熱したフライパンで①のまぐろを両面30秒程度さっと焼いたら取り出し、氷水につけて中まで火が入らないようにする。冷たくなったら取り出して、キッチンペーパーで水気を切っておく。
セロリは微塵切り、トマトも細かく刻んで酢、醤油、ごま油、レモン汁を加えてドレッシングを作り、②のまぐろを薄く切ったものにかけて15分ほど置いておく。
③をお皿に盛り付け、上に茹でた菜の花を3等分ほどに切ったものを乗せて完成。お好みで、さらにドレッシングを上からかけていただきます。

筍ごはん

筍ごはん

材料(4人分*)調理時間目安:約50分(炊飯時間含む)

米 ・・・・・ 2合
筍 ・・・・・ 100g
出汁 ・・・・・ 2カップ
セリ ・・・・・ 1束
みりん ・・・・・ 大さじ1
醤油 ・・・・・ 大さじ1
塩 ・・・・・ 小さじ1/3

*作りやすい分量となっております。

作り方

筍をゆでたものを食べやすい大きさに切り、セリはさっとゆでたものを細かく刻んでおく。
お米に出汁をいれ、①の筍とみりん、醤油、塩を加えて炊飯する。炊き上がったら、①のゆでたセリを混ぜ合わせて完成。

わかめと浅利の潮汁

わかめと浅利の潮汁

材料(2人分)調理時間目安:約10分

乾燥わかめ ・・・・・ 2g
浅利 ・・・・・ 100g
水 ・・・・・ 300cc
酒 ・・・・・ 大さじ1
塩 ・・・・・ 少々
三つ葉 ・・・・・ 適宜

作り方

浅利の砂出しをしておき、わかめは水に戻しておく。
鍋に水と酒、浅利を入れて沸騰させ、浅利の蓋が開いたらわかめも入れてさらに1~2分茹でる。最後にお塩少々で味を調えて完成。
三つ葉を適宜上に乗せましょう。

春菊田楽

春菊田楽

材料(2人分)調理時間目安:約15分

厚揚げ・・・・・1枚
春菊 ・・・・・ 1/2束
味噌 ・・・・・ 大さじ2
みりん ・・・・・ 大さじ1
砂糖 ・・・・・ 大さじ1
ごま油 ・・・・・ 大さじ1

作り方

厚揚げを4等分に切り、ごま油を小さじ1ほど引いたフライパンでこんがり両面焼いて取り出す。
フライパンで春菊を細かく刻んだものをごま油小さじ2で中火で炒めたら、味噌、みりん、砂糖を加えて水気が少なくなるまでしっかり炒める。
最後に①の厚揚げに乗せて完成。

よもぎ白玉団子

よもぎ白玉団子

材料(2人分)調理時間目安:約10分

白玉粉・・・・・50g
よもぎ粉 ・・・・・ 2g
水 ・・・・・ 50cc程度
砂糖 ・・・・・ 小さじ1+大さじ1
きな粉 ・・・・・ 大さじ1

作り方

白玉粉に砂糖小さじ1とよもぎ粉を入れ、水を加減しながら入れてよく混ぜ合わせる。
6つ程の団子状に手で丸めたら、沸騰したお湯でゆでる。浮き上がってきたら取り出し、水で冷やしてから水気を切る。
皿に盛り付けて、きな粉と砂糖大さじ1を合わせたものを上に乗せて完成。

春野菜をたっぷり使用したお弁当のレシピをご紹介!

春のおすすめの食材

まぐろ

体のエネルギーや血を補う働きがあるとされます。疲れや貧血にお悩みの方におすすめ。

菜の花

「肝」によいといわれ、血をきれいにしてすっきり巡らせる働きがあるとされています。

わかめ

デトックス効果があり、しっかり水の巡りを高める働きがあります。
春のわかめは食べやすいので、色々アレンジして積極的に召し上がっていただきたい食材です。

春菊

血や体のエネルギーの巡りによく、イライラの改善にもおすすめな食材とされます。

よもぎ

「艾葉(がいよう)」という名の生薬としても使われています。血や水の巡り、冷えに良い働きがあるといわれています。

お話を伺った人:谷口ももよ先生
谷口ももよ先生

薬膳料理研究家、東洋美食薬膳協会代表理事。身近な食材で簡単でおいしい薬膳料理を提唱。2023年、中国中医学の最高団体である「世界中医薬学会連合会」の理事に日本人女性として初就任。

https://yakuzen-salon.com/

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