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【更年期世代の夏を心地よく】ふと気づくと止まらない汗におすすめの養生をご紹介。

【更年期世代の夏を心地よく】ふと気づくと止まらない汗におすすめの養生をご紹介。

2026.07.07
この記事は4分で読めます

「何だか最近身体の調子がいつもと違うかも。」「今までこんなことあったっけ?」「これって更年期なの?」そんなことを感じた経験はありますか?

WEBつむぎで行った読者アンケートでも、自分でコントロールできない身体の変化を感じているという方が多くいらっしゃいました。

ここでお客様から届いたお声の一部をご紹介します。

更年期世代に起こりやすいこういったお悩みは、身体の中のバランスが変化している大切なサインかもしれません。

今回は、国際薬膳調理師の資格を持つ社員の田野岡が、おすすめのレシピや暮らしの中で無理なく続けられる養生をご紹介します。

国際薬膳調理師・予防医学指導士:田野岡亮太
田野岡亮太

2003年再春館製薬所に入社。10年間化粧品の開発に携わった後、食品ブランド「Lashiku」の商品開発担当に。中医学を学び、「お客様のイキイキを食からも応援したい」と、国際薬膳調理師の資格を取得。著書に更年期世代の日々の暮らしに寄り添う食事を提案した『ご自愛薬膳(主婦の友社)』がある。

目次

ふと気づくと止まらない汗は、
身体からのサイン?

「更年期」とは、閉経を挟んだ45〜54歳前後の約10年間を指すといわれています。「いつまで続くんだろう……」と、先の見えない身体の変化に戸惑い、不安な気持ちを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし更年期は決して恐れるものではなく、年齢を重ねながら新たなステージへと進むための大切な節目です。今、身体の変化に悩んでいるとしたら、それは身体が教えてくれる大切なサイン。サインを見過ごさずに、向き合い、真剣に悩まれているのは、ご自身の身体を大切に想われている心のあらわれです。少しだけ立ち止まり、いつもの過ごし方や食事を見直すタイミングかもしれません。 

女性が頬杖をついている様子

身体を大切に想われているからこその、今の悩み。お悩みを解決する道しるべとして、身体の理論に沿った行動を始めてみませんか。

身体は、ほんの少しの心がけにもきちんと応えてくれるもの。
悩んでいる今だからこそ、ご自身の身体と向き合い、手軽にできる“ちょっといいこと”を始めてみませんか。

知ってほしい「腎」のこと。

薬膳のルーツでもある「中医学」では、私たちの身体には「五臓」という身体を支える5つの機能があると考えられています。それが「肝(かん)の機能」「心(しん)の機能」「脾(ひ)の機能」「肺(はい)の機能」「腎(じん)の機能」です。

中医学において、「心の機能」は国を治める君主(王様)のような存在とされています。もちろん王様ひとりだけでは国は成り立ちません。身体の中の他のメンバーたちも、それぞれ大切な役割を担いながら、お互いに支え合って暮らしています。

その中で「腎の機能」にはいくつかの働きがあります。その大切な働きの一つが、生きるためのエネルギーである「精(せい)」を届け続けることです。「縁の下の力持ち」としてすこやかさを支えます。

女性が手持ち扇風機で涼んでいる様子

身体の土台となる機能を整え、これからを心地よく過ごすための準備をしましょう。

更年期は、この「腎の機能」がお疲れモードになり始める時期。これまでの何ひとつ変わらない普通の食生活だと、お疲れモードのはじまりが“急激”な変化となる方もいらっしゃいます。それが更年期の時期に感じられる身体の不調の要因となります。お疲れモードの始まりが“ソフトな変化”となるように「腎の機能」を食事面から支えてみましょう。

  • 田野岡

    そんな「腎の機能」を美味しく応援するおすすめ食材は、実はスーパーに並んでいます。大好きな推しを喜ばせる"推し活"のような感覚で、日々の食材を選んでみませんか?

毎日を心地よく整える
田野岡オリジナルレシピ

更年期は、次のステージを自分らしく歩むための大切な節目となる時期。そこで大切なのは、毎日の食事で身体にやさしい食材を意識して取り入れることです。

ここからは身近な食材で手軽につくれる、田野岡考案の“身体が喜ぶ”レシピを3つご紹介します。

ニラたま

■ 材料(2人分)
ニラ:1束(3cm幅にカット)
豚肩ロース肉:200g
たまご:4個(溶いておく)
ごま油:適量
調味料:しょうゆ大さじ1、オイスターソース大さじ1、みりん大さじ2

■ 作り方

  1. フライパンにごま油をひき、豚肉を炒める。ニラと調味料を加えて炒め、皿に取り出す。
  2. ごま油をひきなおし、溶きたまごを入れて半熟の炒りたまごを作る。
  3. 皿の豚肉・ニラ炒めの上に、たまごを乗せて完成!

疲れた時のスタミナアップとして想起される食材の「豚肉」は、身体に気・血・津液のすべてを補う優良食材です。更年期を迎える身体にとって重要な「腎の機能」にも働きかけるので、疲れが顕著でなくても摂ることをおすすめしたい食材です。
今回はこの豚肉に「ニラ」「たまご」を合わせたとてもシンプルなレシピですが、「腎の機能」に働きかける牡蠣を使ったオイスターソースにみりんを加えて、「味の深み」「腎の機能への働きかけ」のどちらも深めたおすすめレシピです!

いかとほうれん草のくるみ酢みそ和え

■ 材料(2人分)
いか(ボイル刺身用):200g(4〜5cm幅にカット)
ほうれん草:1束(茹でて水気を絞り、4cm幅にカット)
クコの実:大さじ1(水で戻しておく)
くるみ酢みそ:くるみ10g(粗みじん切り)、酢大さじ2、白みそ大さじ2、きび砂糖大さじ2

■ 作り方

  1. ボウルにくるみ酢みその材料をすべて入れて混ぜ合わせる。
  2. そのボウルに、いか・ほうれん草・クコの実を加えて混ぜ合わせる。
  3. 器に盛り付けて完成!

「ほうれん草」は、鉄分を多く含む緑黄色野菜で、イライラを担当する「肝の機能」にしっかり働きかけてくれます。そこに、形が脳に似ていることもあって脳への働きかけで有名な「くるみ」と、杏仁豆腐の上にちょこんと乗っている、目の疲れへの働きかけが嬉しい「クコ」を合わせたレシピです。
くるみの歯ごたえと酢味噌の甘酸っぱさを味わっていただきながら、更年期を迎える身体のコンディションも整えるおすすめレシピです。

しじみのなたまめ味噌汁

■ 材料(2人分)
しじみ:150g
おくら:5本(細い輪切り)
なたまめ茶:1袋(ティーバッグ)
水:600ml
味噌:大さじ1.5

■ 作り方

  1. 鍋に水を入れて沸騰させ、なたまめ茶を入れて5分煮出してからティーバッグを引き上げる。
  2. しじみを入れ中火で熱し、沸騰したら弱火にしてアクを取る。(殻が開くまで煮る)
  3. おくらと味噌を加えて溶かし、器によそって完成!

さやごと薄切りにした「青銅器の剣」のような見た目で福神漬けに使われる「なたまめ」のお茶は、「腎の機能」に働きかける強い味方です。
そこに同じく「腎の機能」を補う緑黄色野菜の「おくら」を組み合わせました。更年期を迎える身体のコンディションに働きかける強い味方になって欲しいと願って作ったレシピです。

『ドモコミュ』でも田野岡によるレシピを更新中!

ドモユーザーに聞いた、暮らしの工夫

ここでは、WEBつむぎ読者の皆様からいただいた「暮らしのひと工夫」をご紹介します。

田野岡からのワンポイントアドバイスもぜひご参考ください。

<1. 食べる時の習慣>

意識的に野菜を摂るようにするのと、間食のお菓子などを、アーモンドやフルーツに置き換えるようになりました。

  • 田野岡

    "置き換え間食”はご自身の身体を想う気遣いのあらわれ。ぜひ続けてください。更年期を迎える身体に起きる変化が、まるで滑らかなソフトランディングとなるように「腎の機能」を味方する「くるみ」や「甘栗」などに変えるのもいいかもしれません。

血糖値の上昇を抑える食べ物から食べるようにしています。

  • 田野岡

    身体のことを想って血糖値に気を配る食べ方はとても良いです。そのまま続けましょう。更年期の期間はもちろん、更年期の前と後の身体にとっても「腎の機能」はとても大切な働きですので、血糖値と同様に「腎の機能」を味方する食材も摂れると更に良いですね!

食事の際にできるだけ添加物を控えるようにしています。

  • 田野岡

    添加物を控えるのは身体にとても良いことです。その中で「豚肉」や「さつまいも」など「腎の機能」を味方する食材も摂れると更に良いですね。

<2. 飲み物の習慣>

なるべく内臓を冷やさないように、甘酒やハーブティーといった温かい飲み物を摂取するようにしています。

  • 田野岡

    栄養摂取が効率的に行われるよう、内臓を冷やさないようにするのはぜひ続けてください。付け加えると杜仲茶やハブ茶など、更年期の期間の身体の状態を大きく支える「腎の機能」に働きかける飲み物を温かくして飲むこともおすすめです。

<3. 日々のリズムを整える>

ストレスを溜めないよう、睡眠の質を高めることを意識しています。

  • 田野岡

    睡眠をとることも「腎の機能」のコンディションを良くします。「睡眠の質に気を配る」ことと、「腎の機能に働きかける食材に意識を配る」ことを合わせて行うと、更年期の身体のコンディションが整うと思いますので、ぜひ続けていただきたいです。

夏のお手当てを快適にするコツ

おわりに

いかがでしたか? 今回ご紹介したレシピやみなさまの工夫が、ご自身の身体と向き合うきっかけになれば幸いです。

なおドモホルンリンクルのファンが集まるオンラインコミュニティ『ドモコミュ』では、今回のレシピの他にも田野岡によるオリジナルレシピを定期的にお届けしているほか、お客様同士でお悩みを共有したり、励まし合ったりする温かなやり取りが毎日行われています。同じ悩みを持つ仲間だからこそ分かる「ちょっとした工夫」が見つかるかもしれません。

ぜひ『ドモコミュ』に参加して、日々の暮らしにお役立てください。

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