大学院終了後、再春館製薬所に入社。
「ドモホルンリンクル」の商品開発、企画、研究に従事。研究開発インとして一貫して年齢を重ねていく肌と向き合い続ける。最新の皮膚研究、肌老化研究を重ねながら、日々寄せられるお客様の声を商品に反映してきた。
「乾燥毛穴」と「たるみ毛穴」には夏でもしっかりと与えるケアを
肌がベタつきがちだから、いつもよりお手当てを軽くすませてしまう・・・
実はこれがさらに毛穴を目立たせ、肌ダメージを進行させてしまう原因に。
暑い夏でも基本4点で心地よくお手当てしていただくためのコツをご紹介します。
蒸し暑くて肌がベタベタ…でも実は夏の肌の内側は、エアコンや汗で水分が奪われて乾燥していることが多いのです。そして肌は乾燥が進むと、自らを守ろうとして皮脂をさらに分泌するという悪循環も。また紫外線などのダメージを受けやすい夏は、お手当てが不十分だとさらに肌が乾燥し、シミやシワなどの悩みが加速する傾向に。つまり夏こそ「保湿液」「美活肌エキス」「クリーム20」「保護乳液」の基本4点をしっかり使って肌のバランスを整えることが必要。
保湿液
2〜3回に小分けしてなじませる
美活肌エキス
保湿液がなじみきってから
ワンプッシュ
[医薬部外品]
クリーム20
5点おきではなく、10点おきを
[医薬部外品]
保護乳液
半量ずつなじませる
でも「やっぱり肌がベタつく」「化粧品がきちんと浸透しない」というお声もあります。そんなときは①背中に扇風機などで冷風をあてながらお手当てする(お顔は乾燥するのであてないでください)、②手によって皮膚温が上がらないように、化粧品を与える手を素早く動かす、③前の化粧品が指と指の間に残っていないか確認する…以上を試してみてください。しっかりお手当てをすることで、夏のダメージも最小限に防げるでしょう。
「すべての毛穴」の原因!?
紫外線から肌をしっかり守りましょう
「皮脂毛穴」「黒ずみ毛穴」「乾燥毛穴」「たるみ毛穴」・・・
すべての毛穴につながるのが紫外線ダメージ。
そもそも紫外線とはどのように肌に悪影響を与えるのでしょう。しっかり防ぐお手当て法もチェック。
地上に届く紫外線には2種類あり、UVAは真皮層まで、UVBは表皮まで届きます。
表皮にダメージを与えるUVBは、肌を乾燥させることで「乾燥毛穴」の原因になるだけでなく、炎症による熱で肌内の水分が蒸発することで角層を厚くします。すると肌が黒ずんで見えたり、皮脂分泌が促され、「皮脂毛穴」や「黒ずみ毛穴」に発展する恐れも。毛穴とは関係ありませんが、メラノサイトも活性化され、シミもできやすくなります。
肌の奥まで届くUVAは、真皮層のコラーゲンにダメージを与えます。すぐにというわけではありませんが、肌のたるみの原因につながることで「たるみ毛穴」を引き起こすひとつの要因に。
毛穴トラブルだけでなく、肌にとって紫外線は百害あって一利なし。特に紫外線の強い夏は、ダメージを受けやすい環境です。ぜひ「光対策 ドレスクリーム」で、毎日肌をしっかり守ってください。ムラぬり、ぬりもれを防ぐためにも下の使い方をぜひ実践しましょう。
-
2回に分けてくるくるぬり込んで
1度の使用量は大豆1個分。
半量をとり、両頬、鼻、額、アゴの5カ所において「クリーム20」をぬる要領で、くるくると円を描くように広げてなじませていきます。同様にもう1度重ねていきます。 -
ハンドプレスで日焼け止めを密着
ぬりもれがないか1度チェック。
意外と盲点なのがアゴの下で、道路などの反射で焼けやすいので注意しましょう。仕上げにハンドプレスをすると、しっかり肌に密着させることができます。
※コンテンツ内で扱っている商品情報は一部古い情報を含んでいる場合があります。