「奇跡の50代」として話題の美容家/顔筋膜リフト・セルフケアトレーナーの佐藤由美子先生による、人気オンラインイベントが開催されました。
今回のテーマは、多くの人の悩みのタネである「たるみ」と「シワ」。「すぐに効果を感じられる」と、受講者から圧倒的な支持を得るレッスンの内容を抜粋して紹介します。
目次

「YUMIKO式・筋膜リフト美顔」は、毎回満席になる人気講座。
実践すると確実に結果が出ると話題になっている。
著書に、『一生進化する筋膜リフト美顔』(主婦の友社)。
『YUMIKO式・筋膜リフト美顔』とは?
佐藤先生が提唱するオリジナル美メソッド『YUMIKO式・筋膜リフト美顔』とは、顔の筋膜のヨレを戻し、筋膜と骨格を本来の状態や正しい位置へと調整することで美しさを引き出す方法。
佐藤先生本人が実践し、見事に14歳若返り、美しさを引き出すことに成功したセルフケアメソッドです。
筋膜リフトケアで、美顔に!
筋膜セルフケアの基本ルール
「絶対にこすらないこと」
顔の筋膜セルフケアの最大のルールは「こすらない」こと。
摩擦の刺激はシワ、シミ、くすみなどの原因になるので、皮膚の表面ではなく奥を動かすイメージで、「ずり圧」を意識してください。
ずり圧とは、皮膚の上から指で圧力をかけ、皮膚の奥にある筋膜にアプローチすることをいいます。
指と皮膚を密着させたままグッと押し、一緒に押しずらすようなイメージ。指の腹や側面など平面を使い、圧を加えながら深層部をずらすように小さく動かすことが大切です。
基本の準備運動
筋膜のほぐし方:胸鎖乳突筋
まずは準備運動として「胸鎖乳突筋」をほぐしていきましょう。
ずり圧をかけるのは、顔を横に向けて、口を「イ」のカタチにすると耳の下からデコルテにかけて出てくる乳様突起の「停止部」と「起始部」のふたつの場所です。
胸鎖乳突筋のほぐしは、できれば毎日行ってください。
STEP1:耳の後ろをもみほぐす
耳の後ろにある胸鎖乳突筋の「停止部」を、親指と人差し指で10回ほど強めにもみほぐします。
力の入れ具合は「イタ気持ちいい」程度で。
STEP2:指を重ねてずり圧をかける
右側をほぐす場合は、左手の人差し指を胸鎖乳突筋の「起始部」に当てて、他の3本の指も左右の鎖骨の間の下にある骨に並べるようにぴったりと当てます。
さらにもう片方の手も重ねて、すくい上げるように円を描きながらずり圧を10回かけてください。
ここまでの工程を、反対側でも行いましょう。
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佐藤先生
マッサージを行う際には、肌への摩擦を減らすために、オイルやクリームなどを使うのがおすすめです!
佐藤先生がイベントで使っていたオイルはこちら
【お悩み別】効果的なセルフケア
ー 顔のたるみのケア ー
続いては「顔のたるみ」に効果のあるセルフケアを紹介します。ここで大切なのは姿勢です。骨盤を前や後ろに傾けず真っすぐに立てて、肩の力を抜き、鼻筋のラインと背骨のラインが真っすぐになるように意識して行ってください。
まずは正面を向き、右手の4本の指の腹を鎖骨に、同じく左手の4本の指の腹を右の頬骨にぴったりと密着させれば準備完了です。
親指以外の4本の指の腹を、第一関節までぴったりと皮膚に密着させるのがポイント。
STEP1:指で押さえながら上下に引っぱる
頬骨においた左手は上に引き上げるように、鎖骨においた右手は下に引っぱるように押さえます。
1〜1.5センチほど、優しく上下に引っぱるイメージで。
STEP2:頭を横に傾ける
ここまでの工程を、反対側でも同じように行ってください。
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佐藤先生
これはマリオネットラインの改善にも効果があるマッサージ。口角を下向きに引こうとする筋肉が解放されて、口角がキュッと上がりますよ!
ー ほうれい線のケア ー
続いては“年齢のサイン”でもある「ほうれい線」に効果的なセルフケアを紹介します。
やり方は簡単。左手の指を鼻の右側に軽くおけば準備完了です。
親指以外の4本の指の腹を、第一関節までぴったりと皮膚に密着させます。
STEP1:人さし指をほうれい線におく
右手の人さし指の指先をほうれい線の起点におき、そこからほうれい線に沿わせて軽くおきます。
人さし指の側面をほうれい線に合わせておきましょう。
STEP2:ほうれい線をすくい上げる
息を吸いながらほうれい線をなぞるようにすくい上げ、息を吐きながら下に戻します。それを計3回、反対側も同じように行ってください。
呼吸は鼻でするのが理想的ですが、それが難しい方は口からでも大丈夫です。
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佐藤先生
ほうれい線のマッサージは、3回を目安に行ってください。お顔はデリケートですので、回数を守って優しくケアしてあげてくださいね。
ー おでこのシワのケア ー
最後におでこのシワのセルフケアです。目元にも効果が期待できるケアなので、ぜひ実践してみましょう。
まず両方の手の親指の付け根の少し盛り上がった部分を、おでこに当てていきます。
両手の「母指球(ぼしきゅう)」と呼ばれる部分を使います。
STEP1:顔の両側からおでこに圧を加える
おでこのカーブが始まる横の部分に両手の母指球を当て、両方から圧を加えながら、指先をおでこの前で絡めます。
眉山の外側に両側から押さえやすい場所があるので、そこに両手の母指球を当てます。
STEP2:おでこをすくい上げる
息を吸いながら、両方のおでこを後頭部側に一度引き寄せてからすくい上げ、息を吐きながら元に戻します。この動作を計3回行いましょう。
この時もできれば鼻で呼吸をしましょう。難しければ口からでも問題ありません。
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佐藤先生
レッスン前後には「自分の写真を撮る」のがおすすめ。自分では気づきにくい変化を感じやすくなり、効果もモチベーションもアップしますよ!
“美人空間”をつくる佐藤先生のレッスンはこちら
おわりに
毎日のお手当ての中に取り入れることができる『YUMIKO式・筋膜リフト美顔』、いかがでしたか?
佐藤先生の著書『一生、進化する筋膜リフト美顔』にも書かれてある通り、人はいつからでも、何歳からでも変われます。いちばん大切なのは、継続すること。健康的で美しい素肌のために、いっしょに頑張っていきましょう!
オンラインイベントの見逃し配信では、動画でわかりやすくご紹介しています。ぜひ下記からご覧ください。
見逃し配信 目次
- ・佐藤由美子さん登場とご紹介
- ・「YUMIKO式 筋膜リフト美顔」について
- ・保湿液~クリーム20のお手当て
- ・「YUMIKO式 筋膜リフト美顔」レッスン
- └筋膜をほぐす準備運動:胸鎖乳突筋
- └筋膜をほぐす準備運動:デコルテ
- └お顔のリフトアップレッスン
- └ほうれい線を改善するレッスン
- └おでこのシワを改善するレッスン
- ・保護乳液のお手当て
- ・「YUMIKO式 筋膜リフト美顔」おさらい
- ・ご案内
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