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【薬彩工園のご紹介】 ~ドモホルンリンクルがお手元に届くまで~

【薬彩工園のご紹介】 ~ドモホルンリンクルがお手元に届くまで~

2023.12.05
この記事は5分で読めます

これまで多くのお客様から「商品ができるまでに興味がある」「近ければ工場見学に行きたい」といったお声をいただいておりました。

それらのご要望にお応えするためにも、ぜひドモホルンリンクルの製造工場、『薬彩工園』内の様子をお客様にお伝えしたい。品質を保つためのノウハウや、お客様に満足いただくための数々の取り組み、そして関わる社員の信念や情熱を知ってもらいたい。そんな思いから、全工程の中の一部にはなりますが、製造の流れを紹介していきます。

今、この記事をご覧になっているお客様のお手元にあるドモホルンリンクルの商品が、いかにしてつくられ、どんな想いが込められているのか。少しでも感じていただければ幸いです。

FLOW 01
原料の確認@原料保管室

ドモホルンリンクルが肌研究を重ね、世界各地を探し回って集められた原料を一つひとつ、人の目と手で念入りに確認した後に、保管しておく工程です。効果や安全性を確認したものがドモホルンリンクルの原料となります。

ドモホルンリンクルには「肌につけるものは食べ物と同じくらいに気を使うべき」という考えがあるため、原料のほとんどが草木の根や茎、種などです。天然・自然であることはもちろんのこと、原産地が明確であること。ただ植物由来であれば良いというのではなく、遺伝子組み換えや農薬使用などの不安要素を排除しながら、安心してお使いいただくために、常に独自の基準を設けています。

肌につけるものは食べ物と同じ。
だから効果はもちろん、安心・安全な環境で生産されているものを
世界中回ってでも選び抜く。

  • 研究開発
    担当スタッフ

    できるだけ足を運んで、ずっとお届けできる環境や体制が整ってるか確認もしています。

  • 品質管理
    担当スタッフ

    自然由来だからこそ、ロットごとに色や香りを確認。各種分析も実施しています。

FLOW 02
原料を量る@秤量室

各原料の分量のみならず、色や性状までを人の目で確認しながら、1グラムの誤差もなく正確に量り取る工程です。細心の注意を払いながら、責任を持って業務を遂行します。

量りながら、目で、そして手で、原料をチェックしていきます。

分量は何より大切な要素のひとつ。機械に頼ることなく、
人の目と手を駆使して、正確に量る。

  • 秤量担当
    スタッフ

    ただ量り取るという機械的な作業ではなく、原料の順番なども大事で、とても緊張感のある仕事なんですよ!

FLOW 03
原料を仕込む@調合室

秤量の工程では量り取られたさまざまな種類の原料を調合する工程です。釜の中の温度や原料を入れる順番、撹拌のスピードなどは、開発チームと条件検討を重ねて決定し、実際に均等に混ざっているか、適切な温度を保っているかなどを機械と目の両方で確認しながら、作業を進めていきます。

一番大きな釜で600kg、クリーム20だと約2万本相当を一度につくれるサイズ。

釜だしの工程。できあがったばかりの『クリーム20』を出していきます。

製造後、隣接する「製品バルク保管室」で保管。官能試験、性状試験、菌試験などを実施した後、充填の工程へと移っていきます。

製品を入れたバルクは一つ一つ人の手で隈なく洗浄。品質を保つためにも人の目のチェックが必要な工程です。

仕込みは独自の知見が詰まった製造の根幹。
温度や順番、撹拌スピードなどを徹底的に管理。

  • 調合担当
    スタッフ

    たくさんのお客様にお届けするドモホルンリンクルの中身の生産に携われていることに、誇りを感じます。

FLOW 04
容器に詰める@充填室

厳しい品質検査に合格したものだけを、機械と人の手と目を用いて容器に詰めていく工程です。徹底した衛生管理体制が構築された環境で、手際よく作業を進めていきます。

ガラス製の容器を洗浄し、熱で乾燥させた後に、製品を一定量で充填していきます。

モニターカメラで、瓶の“クチ”の部分にヒビや割れなどがないか、全数検査を行った後に、蓋を締めていきます。一つひとつ人の手で仮締めをしたあとは、機械を使って手際よく作業は進んでいきます。

医薬品・飲料メーカーと近しい水準の衛生管理体制を構築。
充填前にガラス容器はすべて洗浄する。

  • 充填担当
    スタッフ

    実際の充填を人の手で行うわけではありませんが、機械にまかせっきりというわけでもありません。機械自体が問題なく動作しているか、工程の中で異物が混入していないか、品質を保つために緊張感を持って業務にあたっています!

FLOW 05
全品検査を行う

できあがった製品に細かい傷や汚れなどがないかをチェックしていく工程です。最後の最後まで、多くの目を用いて、徹底的に品質を管理していきます。

1日に出荷する何百本のうちの1本だとしても、お客様にとっては大切な1本。絶対に気を抜けません。

一つひとつ、人の手で。傷、汚れ、その他、少しでも疑わしいものは、いったんピックアップ。

抜き取りではなく一つひとつ、手と目を用いて全品検査。
容器の傷などもしっかりと確認。

  • 検査・包装
    担当スタッフ

    どれだけ小さなキズでも、届いた商品についているとお客様はガッカリするもの。絶対にそんな思いをしていただかぬよう、丁寧に全数確認をしていきます!

FLOW 06
商品を包む@包装室

一つひとつ、検品を行いながら、心を込めて包んでいく工程です。それぞれの素材や形状に合わせて、最適な工夫が施されています。

お試しセットのパッケージングは、専用マシンを複数台使用して行っています。動きがかわいいと評判で工園見学の中でも人気の見学エリアとなっています。

各商品、機械と人の目の両方のチェックを経て包装されていきます。たとえば「保湿液」 と 「保護乳液」は、 配送中に割れないように小さなタオルで包んでいます。 機械ではなくひとつずつ手作業で、お客様への贈り物という気持ちを込めて包まれています。

たくさんの人の手で、一つひとつ丁寧に。
お客様の肌への想いと、感謝の気持ちを込めて。

  • 検査・包装
    担当スタッフ

    丁寧にずっとチェックをするのって、集中力が切れそうになることもあるんです。休憩でしっかりリフレッシュすることが秘訣です!(笑)

FLOW 07
商品を発送する

注文された商品や、希望する資料などをまとめて箱に入れ、配送会社と協力しながらお客様の元へと発送する作業です。最長で3日、早ければ翌日には到着します。

梱包作業も人の手で。伝票と照らし合わせながら、商品や同梱資料などを組み合わせていきます。

商品ではなく「贈り物」としての気持ちで。
最後まで人の手と目を使って、お見送り。

  • 発送担当
    スタッフ

    お客様によってご購入いただいた商品や送付物が異なります。そのため、発送箱のサイズを選んだり、梱包方法を変えたりと工夫しています!

FLOW 08
保管し、見届ける@原料/サンプル保管庫

万が一何かあった場合でも、責任をもって調査や対応ができるよう、4年間に渡って見本と、それに使用される原料の全てを保管しております。

いつ、誰が、どの原料で、どの釜でつくったのかを明確にし、万が一の状況に万全の体制で備えます。

お客様からの問合せに対応するために、
4年に渡りサンプルや原料を保管することで責任を遂行。

  • 品質管理
    担当スタッフ

    万が一、お客様から製品の香りや性状などが「いつもと違うかも」とご指摘をいただいた際に、その原因を明らかにするために製造日毎での各製品の確実な保管を徹底しております!

まとめ

調査分析を通して数字で表すことができる品質や安全性はもちろん、そうではない“想い”の部分までもカタチにするための私たちの取り組み。少しだけでも知っていただくことができましたでしょうか。

時に見学をされた方から「さすがにやりすぎでは?」と言われることもあるこれらの向き合い方のすべては、1本のドモホルンリンクルがもたらすかけがえのないつながりを信じ、また一人ひとりのお客様が理想とする肌や健康的な暮らし、そしてそれぞれのより豊かな人生に寄与したいと、関わるすべてのスタッフが強く願っているから。

これからも時代の移り変わりに左右されない根っこの部分は変えず、しかし更新するべき部分は常にアップデートしながら、お客様のもとに確かな品質をお届けしていきます。

なお『薬彩工園』は、ご予約していただくことで、どなたでも見学が可能です。ご興味のある方は、ぜひお気軽に足をお運びください。

※コンテンツ内で扱っている商品情報は一部古い情報を含んでいる場合があります。

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