報道関係者
2014年10月16日
再春館製薬所 NR14-002
"自分たちの会社の使用する電力を
100%自分たちでつくりたい" 実現へ。
メガ・ソーラー、再春館「太陽の畑」稼動開始!
13年前から地道に続けてきた自然エネルギーへの取り組みが
ようやく結実します!
年齢化粧品「ドモホルンリンクル」、生薬製剤「痛散湯」を製造・販売する株式会社 再春館製薬所は、太陽光発電パネルの増設工事が竣工し、本社敷地内で使用する年間電気容量を100%充当する、発電容量が約8MWのメガ・ソーラー、再春館「太陽の畑」が稼動を開始することを発表します。
再春館製薬所はもともと、「人間も自然の一部である」という漢方の考え方に従い、自然の力を人の力に生かした製品づくりを続けている漢方の製薬会社です。また、主力製品の原料を自然の恩恵からいただく会社であるからこそ、自然に負担をかけることのない商いを目指し、日頃からさまざまな環境への取り組みを試みています。
再春館製薬所が自然エネルギーに注目した10年以上前は、国際的に地球環境保全の動きが高まっており、1997年には、温室効果ガスの削減率を定めた京都議定書が採決。国内においてもエネルギーの安定供給の確保、環境への適合、市場原理の活用などの基本理念が掲げられるエネルギー政策基本法が制定されました。こうした中、再春館製薬所では2001年、現在の自社敷地「再春館ヒルトップ」に製造工場を移転した際に、発電量10kW(当時)の太陽光発電パネルを設置したのが自然エネルギーの取り組みの始まりです。
再春館製薬所の太陽光発電設備は、本社建物の壁面や屋上のほか、周辺地区への拡張を進め、このたび、再春館パーク(熊本県阿蘇郡西原村)の増設工事が竣工。発電容量が総計で約8MW、年間CO2削減効果は約3,000トンのメガ・ソーラー、再春館「太陽の畑」がこのたび、稼動することとなりました。
再春館「太陽の畑」の稼動により、再春館製薬所では念願であった「再春館ヒルトップ」の年間使用電力の100%相当分を、自前でつくり出せる設備が整うことになります。私たちは今後も“太陽の畑”をはじめとする、自分たちでできる限りの環境への取り組みを進めてまいります。
本社屋上・壁面上の再春館ヒルトップ「太陽の畑」(写真左)
/再春館パーク「太陽の畑」(写真右)
太陽光発電パネル設備増設のあゆみ
2001年(平成13年) | 本社製造工場屋上に日本最大規模(当時)の太陽光発電パネル完成。 =自社電気需給率7% |
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2005年(平成17年) | 太陽光発電パネル設備増設。パネル数5,628枚、発電力820kWへ拡大。 =自社電気需給率12% |
2008年(平成20年) | 「第17回地球環境大賞」フジサンケイビジネスアイ賞を受賞。 本社屋へ太陽光発電パネル設備増設。パネル数9,430枚、発電力1,640kWへ。 =自社電気需給率23% |
2011年(平成23年) | 太陽光発電パネル設備増設。パネル数10,054枚、発電力1,775kWへ。 =自社電気需給率25% |
2013年(平成25年) | 太陽光発電パネル設備増設。パネル数17,142枚、発電力4,075kWへ。 =自社電気需給率50% |
2014年(平成26年) | 太陽光発電パネル設備増設。パネル数29,445枚、発電力8,075kWへ。 =自社電気需給率100% |
再春館「太陽の畑」全体概要
再春館「太陽の畑」設備概要
発電容量 | 8,075kW=2000家族分の年間使用電気量に相当 |
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発電量 | 7,571,250kWh/年 |
CO2削減効果 | 2,930t/年 |
面積 | 44,500u(パネル部) |
パネル枚数 | 29,445枚 |
施行 | 株式会社九電工、株式会社SYSKEN |