痛みの原因と漢方

漢方は中国から伝来し、日本で独自に発展した医学です。

漢方薬は、自然界に存在する植物、菌類、動物、鉱物などの
生薬を通常は複数組み合わせて構成されています。
例えば、風邪の初期にとてもよく効くことで有名な
葛根湯(かっこんとう)は、7種類の生薬で
構成されています。

薬剤師 製造管理者 薬剤師 製造管理者
藤本全司

この草の根は風邪に効く」とか、
こっちの木の皮は腹痛に効く」といった、
長年の経験の積み重ねが漢方の土台となっています。
さまざまな組み合わせがありますから、漢方薬の数は
無数にあるといってもいいのですが、よく用いられる
漢方薬は、およそ200種類です。

煎じる時間もない多忙な現代人向けに、
エキス製剤の漢方薬も登場したり、
病院でも漢方薬を処方する医師が増えています。
このように漢方薬は便利であると同時に
グッと身近な存在になりました。

薬剤師 製造管理者 薬剤師 製造管理者
藤本全司

漢方では、気(き)」血(けつ)」水(すい)」という3つの流れが体内を巡っていると考えらています。

漢方には、人体の仕組みや働きについて独自の考え方があります。
一般的には、なかなか理解しづらいのですが、簡単に解説します。
私たちの体のなかには「気(き)」、血(けつ)」、水(すい)」という3要素がバランスよく体内を循環していると考えられています。

水 生命活動を支える体液  血 臓器に栄養を与える物質  気 生命を維持する活力

「気」とは心身機能の基本となるエネルギーです。
目には見えませんが生命を維持するための最も大事な要素です。
「気力」、元気」、勇気」など、ふだん何げなく使っている言葉にも「気」のつく言葉は多いですね。
ですから、気」の巡りが悪くなると、疲れたり元気がなくなったりする「気鬱(きうつ)」症状が現れます。

水 生命活動を支える体液  血 臓器に栄養を与える物質  気 生命を維持する活力

「血」とは文字どおり血液ですが、さらに幅広い概念が含まれます。
この「血」がさまざまな原因で滞ったり古くなったりしますと、「瘀血(おけつ)」といわれる状態になり、いろいろな症状を呈してきます。
冷えたりのぼせたり、肌が荒れたり、目の下にクマができたり、このような症状は「瘀血」のせいと考えます。

「水」とは血液以外の液体で、気」や「血」をサポートすると考えられています。
何らかの原因で「水」が滞ると「水毒(すいどく)」という状態になり、体に異変が起こります。
例えば、むくんだり、関節に水が溜まったりというのは水毒のせいと考えます。

このように「気・血・水」が、互いに影響しながら、体内をバランスよく巡っているから健康が保たれる、と漢方医学では考えられているのです。
ですから、漢方の考えでは、3要素の乱れたバランスをいかによくするかが大事なのです。

慢性の痛みは「水」に乱れが生じると起こりやすくなります。

慢性の痛みに関しては「水」が特に関連がある、といわれています。
そして「水」の滞りがあると、血」や「気」にも乱れが生じ、全身のバランスが乱れてきます。
ですから、痛みを緩和するためには「水」の巡りを整え、スムーズな流れにしていくことが重要です。

生薬は、複数の組み合わせによって、様々な効果を発揮します。

漢方薬は自然の成分で作られているので、体にやさしくマイルドな分、効果が出てくるまでに時聞がかかることがあります。
ですから「そういえば…」と、いつの間にか体の調子がよくなっていることに気づくこともたびたびあります。
漢方薬が病気になりにくい体づくりを目指すといわれる理由もうなずけます。

なお、漢方薬といっても「薬」ですから、他の薬との併用に関しては注意しなければならない場合もありますし、現在の病気や症状によっては漢方も適さない場合があります。
服用前は使用上の注意をよく読むことも大事ですし、少しでも疑問な点があれば、専門家にご相談するのがよいでしょう。
これを機会に、漢方の効果を実際にお試しになってはいかがでしょうか。

痛散湯は痛みの原因となる「水」の流れを整えます。

痛散湯

痛散湯は独自の5つの生薬の配合処方によって、滞った「水」の流れを整えます。この「水」の滞りを改善することで、気・血・水」のバランスを整え、痛みを徐々に緩和していきます。

痛散湯のチカラ

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