
お客様の肌悩みの中で多いのが、「目元と口元」に関するもの。日々のダメージが出やすい部分であることは、多くの方が感じているかもしれません。
そこで今回は、年齢がわからないほどの美肌を保ち続けていることで、社内で評判な2人の50代社員(実は60代直前!)が『目元と口元のケア』をメインテーマに対策をご紹介。
『スキンケア』と『インナーケア』の2つの観点で肌の悩みを募り、それに対して2人から日々実践していることをご紹介。
ではさっそく『スキンケア編』からいってみましょう。田尻さん、八木さん、よろしくお願いします!

57歳 2000年入社
オンラインでレッスン・カウンセリング・配信を担当しています。いつもお客様に温かい言葉をいただき大変励みになっています。ありがとうございます!(アラ還ですが)少しずつ楽しいことを積み重ねて前向きに年齢を重ねていきたいです♡

59歳 2011年入社
普段はお電話でお客様対応をさせていただいており、お話しする中で沢山の事をお客様に教えていただいています。
体を動かすことが好きで、プライベートではフラダンスとヨガを楽しんでいます。これからも心と体をすこやかに整えていきたいです。
スキンケア編①
目元のお悩み
まずは『目元』に関するお悩みの中からスタート。「目元のハリ・シワ」に関して、以下のような相談が来ております。
「目元のハリ・シワ」に関する相談
・目の下やまぶたのケア方法はどのようにすればいいですか?
・目元のシワ対策はどうすればいいですか?
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八木
年齢を重ねてくると、目の周りにはいろいろなお悩みが出てきます。
その原因はさまざまありますが、代表的なものは「コラーゲンの減少や衰え」と「筋力の低下」です。 -
田尻
目元のお悩みの対策として大切なのは、日々のお手当てです。特に『クリーム20』は有効成分ナイアシンアミド(発酵)がシワを改善、シミを予防※1するだけでなく、独自のコラーゲン※2ケアで、ハリと上品なツヤのある目元づくりにお役立ていただけますよ。
※1 メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
※2 配合目的:保湿・肌をなめらかにする・肌にハリを与える
・片方の手で目尻を斜めに持ち上げながら固定し、もう片方の手の薬指を使ってぬり込む。
・まぶたは内側から外側へ、目の下は外側から内側へ、目の周りを円を描くように血液の流れに沿ってぬり込む。
・目尻はシワをひろげて、薬指でクルクルっとぬり込む。

目元の肌はとってもデリケート。力の入らない薬指を使って。
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八木
ふたつ目の原因である「筋力の低下」に関しては、正直、化粧品で改善するのは難しいですよね……。
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田尻
そうですね。目の周りには『眼輪筋』という筋肉がありますが、それが衰えることで、目の周りにある脂肪などを支えきれなくなり、結果的にシワやたるみにつながってしまいます。

眼輪筋は目を閉じたり開いたりする時に使われる筋肉になります。
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田尻
ただ眼輪筋は手軽にできるトレーニングによって鍛えることができますよ。
ぜひ一緒にやってみてください!
・上まぶたを5秒数えながらゆくっりと下ろし、下まぶたにつくギリギリの状態でさらに5秒間キープします。
・そのままの状態から眉をゆっくり引き上げて5秒間キープします。

一つひとつの動作をゆっくりと、落ち着いた気持ちで。
・眉とまぶたの間を伸ばし、ゆっくりとまぶたを開けます。
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田尻
私はこれを10回を1セットとして、毎日3セットを目標に、朝と夜のお手当ての時にやっています。
目の周りがすっきりしてくるので、皆さんもぜひ生活の中のルーティンとして取り入れてみてください!
続いての目元に関する悩みは「乾燥」についてです。以下のような質問をいただいております。
「目元の乾燥」に関する相談
・目の周りの乾燥に対するケアを教えてください。
・目もとの乾燥を感じた時のスペシャルケアはありますか?
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八木
目元の乾燥はさまざまな肌のお悩みにつながってしまうので、怖いですよね。
対策として大事なのは、やはり『保湿』です。まずは『基本4点セット』でしっかりとお手当てをしてください。
その際にオススメの方法があって、それは乾燥が気になる部分からお手当てをするということです。例えば目元が乾燥するのであれば、目元から使ってみてください。 -
田尻
あと保湿液がなじんだ合図である「手が肌に吸い付く」感覚を、目元のケアの際にもチェックしてほしいと思います。吸い付き加減で肌にうるおいが足りているかが分かります。
もし足りていないと感じるのであれば、保湿液を足してみてくださいね。 -
八木
「スペシャルケア」に関してはどうですか?なにか思いつくものはありますでしょうか。
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田尻
私がオススメしたいのは、蒸しタオルを目元に置くことですね。
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八木
確かに蒸しタオルは電子レンジでチンするだけなので、簡単ですよね!
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田尻
はい。それで血行がよくなりますし、眼の疲れもとれるのでとてもいいですよ。
スキンケア編②
口元のお悩み
続いて『スキンケア編』のふたつ目に進みたいと思います。次のテーマは『口元のお悩み』に関して。まずは「口元のハリ・シワ」の相談をいただいております。
「口元のハリ・シワ」に関する相談
・口角を自然に上げる方法を知りたい
・口元のハリがなくなってシワが気になる
・ほうれい線を何とかする方法はりますか?
・マリオネットラインなど加齢による肌変化を改善したい
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八木
目元と同じく、「日々のお手当て」と「筋肉のトレーニング」をセットの対策が大事ですね。
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田尻
はい。ひとつ目の「日々のお手当て」は、やはり『基本4点セット』がポイントになります。
その中でも『クリーム20』ですね。こちらも目元と同様、口元も力加減を意識してぬり込んでください。
・まず片方の手で頬を持ち上げる。
・もう片方の手の薬指で、ほうれい線の溝に沿って、下から上へ、クルクルとぬり込む。

口元の肌はとってもデリケート。力の入らない薬指を使って。
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田尻
マリオネットラインやゴルゴラインが気になる方も、同じように該当の部分を持ち上げて、広げながらぬり込んでください。
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八木
もうひとつの「筋肉のトレーニング」に関しては、簡単にできる対策があります。それは「よく噛んで食べる」ということ。年齢を重ねていくと、飲み込む力も衰えてくるので、その対策にもなります。
またオヤツを噛みごたえのあるナッツ類などにするのもいいですね。あと私は顔全体の表情筋を動かすために、通勤中の車の中で大きな口を開けて歌っています(笑)ストレス発散にもなりますよ。 -
田尻
車での一人カラオケ、いいですね!
ちなみに微笑む時に必要な『上唇挙筋』という筋肉があって、そこを鍛えることができるトレーニングもあるので、その方法も紹介したいと思います。

先ほど紹介した『眼輪筋』のすぐ下にあるのが『上唇挙筋』です。
・唇を軽く閉じて、唇を吸い込むように口の中に巻き込む。
・その状態で下唇だけを、飴玉が入るくらい開いて5秒間。
・ゆっくりと元の状態に戻す。

すぐに口の周りに心地よい負荷がかかっているのを感じると思います。
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田尻
やりすぎるのもよくないので、この動作を3セット連続で、夜にやっています。
1日1回でもいいので、続けていくことを心がけてください。
では口元のお悩みのふたつ目。次は「口元のごわつき」について。以下のような相談が来ております。
「口元のごわつき」に関する相談
・ごわつきやくすみに効果的なケアはありますか?
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田尻
ごわつきを感じているのであれば、まずは丁寧な洗顔によって不要になった角質をしっかりと落とすのが大切です。
洗顔の時には、手にひらを逆さまにしても落ちないくらい弾力のある泡で、それをクッションにして転がすようなイメージで洗ってください。
またより早く変化を感じたいのであれば、『泡の柔肌パック』はすごくオススメです。顔全体ではなく、気になるところだけでも使っていただけますよ。 -
八木
私も『泡の柔肌パック』を使って目元と口元のケアをしています!
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田尻
パックは目元や口元のギリギリまで使えるのでいいですよね。
パックの後に使う『基本4点セット』のなじみもぐんと良くなって、お手当ての後の肌にいつもより自信が持てます。

泡の柔肌パック
ふっくらもちもちの肌へ。
スキンケア編③
日々の心がけ
では『スキンケア編』の最後は「いちばん大切にしているケアは?」という相談です。
日々の心がけに関する質問
・いちばん大事なケアは?
・美容について普段から心がけていることはありますか?
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田尻
私は肌全体の透明感やしっとり感がほしいので、やはり『8点セット』でのお手当てが欠かせません。
「いちばん大事」というのはなかなか決められないのですが、休日などで家から一歩も出なくても朝から『ドレスクリーム』を使っているという意味では、「紫外線対策」かもしれません。

ドレスクリーム
つけている間中、うるおいを守る。
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八木
私の場合は、「お化粧をきちんと落とすこと」ですね。夜、どれだけ疲れていても、お化粧を落として寝るということだけは、若い頃から気をつけています。
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田尻
本当にどれも大事なのですが、強いて3つ挙げるとすれば、「紫外線対策」、「お化粧をきちんと落とす」そして「保湿」になるかなと思いますがどうでしょう。
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八木
そう思います。忙しい時でもその3つだけはきちんとやっておきたいですね。
インナーケア編①
お手当て以外の工夫
では続いて『インナーケア編』に移っていきましょう。ここでは以下のような質問が届いております。
お手当て以外の工夫に関する質問
・肌のお手当て以外に、普段心がけていることはありますか?
・化粧品以外の方法で肌をキレイに保つ工夫はありますか?
・小さな子どもがいてなかなかお手当ての時間がとれない。子育てしながらのお手当てはどうすればいい?
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八木
まず肌の健康は『睡眠』と大きく関わっていることを意識するのがいいのではないでしょうか。
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田尻
そうですね。最近「生体リズム」という言葉をよく耳にしますし、睡眠の質を高めるためのサプリなどもたくさん目にします。
例え時間は短かったとしても、質のいい睡眠がとれると、すっきりしますよね。 -
八木
私はなるべく11時までには寝るようにしていて、そうすることで朝がすっきり起きられるような気がします。
ただ決まった時間に寝ることが難しい方もいらっしゃると思いますので、時間よりも質を意識して、「よく眠れたな」っていう満足感が持てる方が大事だと考えてください。

良質な睡眠は百薬の長。※画像はイメージです。
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田尻
最後の質問に関してですが、やはり子育て中は、お子さんや家のことが優先されて、自分のことは後回しになると思います。
私は自分の子どもが小さかった頃に、お風呂で湯船に浸かりながら『泡の柔肌パック』をしていたことを思い出しました。子どもは泡だらけの顔を見て喜んでいましたね(笑) -
八木
わかります。小さい子どもは、とても喜びますよね!
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田尻
そしてお風呂から上がった後は、まず先にお子さんのお着替えなどをしないといけないので、お手当てをする時間があまりとれないと思いますが、そういう場合は、とりあえず『保湿液』の1回目だけをつけてください。
そしてお子さんのお世話をして、それが終わって落ち着いてから『保湿液』の2回目、そして残りの工程へと進むというやり方でも大丈夫です。 -
八木
そうですね。私も忙しい時は「できる時にやろう!」と、開き直ることで、悔やまないようにしていました。
私がお風呂に関して意識しているのは、どれだけ忙しい時でも、シャワーだけで済まさず湯船に浸かるようにしています。湯船にゆっくり浸かると身体が温まり、その後に体温が下がることで入眠しやすくなるのでオススメですね。 -
田尻
お客様の中にも「呼吸を整えてリラックスしながらお手当てをしている」という方がいるようなので、「リラックス」というのはひとつの重要なキーワードになりそうです。
リラックスできる状態を作るためにも日々のストレスと上手に付き合うことも必要ですね。
楽しいことや夢中になれることを見つけたり、身体を動かしたりすることで、肌と心を整えて笑顔で過ごしていきましょう。 -
八木
自分自身をご機嫌にしておくっていうことが、肌にとっても心にとっても大切なことですね!
インナーケア編②
食生活に関して
では最後にインナーケアのふたつ目、こんな相談が届いています。
食生活に関する質問
・食べ物で気をつけていることはありますか?
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八木
私はとにかく食いしん坊で、食べることが大好き。美味しいものは自分へのご褒美として食べています。
その中でも気をつけているのは、冷蔵庫の中に残っている野菜を皮ごとスープにして食べること。干ししいたけやサバ缶もオススメです。
お腹の中と冷蔵庫、両方のデトックスができますよ(笑) -
田尻
残っているものを何でもいれるっていうのは、わざわざ気合を入れて買い物をする必要がなくて、嬉しいですね。
私が食生活でこだわっているのは、毎朝コーヒーに豆乳を入れて飲んだり、カカオに含まれるポリフェノールが美容と健康にいいと知ってから、高カカオチョコレートを常備食のように置いておいて、いつでも食べられるようにしたりしています。
あと発酵玄米が好きなので、時間がある時はつくるようになりました。腸にいいみたいですよ。 -
八木
「美肌は腸内環境から」と言われていますもんね。
こんな感じでズボラな私たち私たちでもできるインナーケア、ぜひ参考にしていただければと思います。
おわりに
さあ、いかがでしたか?日々のスキンケアや、お顔まわりの筋肉を鍛えるためのトレーニングだけでなく、食べるものへの心がけや「好きなことを本気で楽しむ」といった内側からのケアも、2人の美肌に影響を与えていることがわかりました。
また決して無理をすることなく、例えば「疲れなどでお手当てができなかった日があっても、自分を責めない」といったゆとりある姿勢も印象的でした。皆さんの参考になれば嬉しく思います。
今後もオンラインイベントではさまざまなテーマを設けて、皆様の健康的な肌のために有益な情報発信に努めてまいります。ぜひお気軽にご参加ください。
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